主力負傷のアクシデントにミスが重なり、わずか15分で3失点。
【試合内容】
試合開始直後からお互いに激しくプレスを掛け合い、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開。しかし、柏にとって不運な鈴木の負傷交代を機に、流れは鳥栖へ。柏は23分にセットプレーから先制を許すと、その1分後にパスミスから追加点を奪われてしまう。追い打ちをかけるように守護神・菅野が負傷交代後、カウンターから豊田に決められて3点のビハインドを背負って前半を折り返す。
後半はオープンな展開となり、柏はロングボールを多用しながら攻勢を強める。56分にFKをクリスティアーノが豪快に決めて1点を返すと、89分にはPKを獲得し、再びクリスティアーノが決めて1点差に。アディショナルタイム5分間も最後まで攻め込んだがゴールは割れず、第2ステージは黒星スタートとなった。
【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・1節
【J1採点&寸評】全9試合の選手採点&寸評をチェック!
【チーム採点】
柏 5
鈴木の負傷交代で一気に崩れ、セットプレーとカウンター2本で3失点。後半は本来の攻撃的なサッカーで相手ゴールに迫って追い上げムードを作っただけに、“魔の15分間”に露呈した脆さが大きく響いた。
鳥栖 6
「選手の気持ちが入っていた」(森下監督)状況でスタートダッシュを決める。相手の弱点に付け込むしたたかさを見せ、前半シュート4本で3ゴールの効率の良さ。ただし、後半の出来は反省材料だ。
【柏|採点・寸評】
GK
21 菅野孝憲 5
股を抜かれて失点するなどチームを救えず。加えて足のアクシデントで30分足らずでピッチを去り、悔しさだけが残る試合となった。
DF
27 キム・チャンス 6
後半ギアチェンジし、絶え間なく上下動。前線にクロスを供給して、反撃の狼煙を上げたが、もう少しエンジンがかかるのが早ければ……。
4 鈴木大輔 5.5
果敢に前に出て空中戦を仕掛け、豊田の自由を奪っていた。それだけに相手選手との接触で負傷交代を余儀なくされたのは悔やまれる。
3 近藤直也 6
2失点目に絡むパスミスを犯した点を除けば、対人やロングフィードなど攻守に奮闘。今季初スタメンで「シーズンのスタートが切れた」。
22 輪湖直樹 5.5
高い位置取りで攻撃の意欲を見せるも単発に終わった印象。相手との攻防に熱くなる場面も見受けられ、プレー精度も物足りなかった。
MF
17 秋野央樹 5.5
攻撃では横パスに終始し攻撃のスイッチを入れられず。守備でも両脇のスペースを使われ、鳥栖の鋭いカウンターを止められなかった。
7 大谷秀和 5.5
ボール奪取や的確な配球、必死のコーチングもチームの悪い流れを止められず。東アジアカップ予備登録メンバー選出を祝えなかった。
28 栗澤僚一 5.5
ポゼッションを高めるべく従来よりも低い位置まで下りてビルドアップに参加。ただ相手ボランチの絞りで中央への動きは制限された。
FW
15 武富孝介 5
ウイング起用の反動か、フリーランニングからのギャップを突く動きがハマらず。対面の吉田に1対1で完全に封じられたのも響いた。
30 クリスティアーノ 6
狙い通りのコースに蹴った1点目のFKは見事。劣勢のなか最後まで闘志を押し出して戦い抜いたが、個の力に依存した感は否めない。
9 工藤壮人 5
CFからウイングにシフトした後半に攻撃がスムーズに回り始めたのは皮肉な結果。退団したレアンドロの穴を埋める活躍は見られず。
交代出場
DF
13 エドゥアルド 4.5
鈴木の負傷による緊急出場とはいえ、ゾーンでの守備やビルドアップでチームのリズムを乱し、プレスでもターゲットにされる始末。
GK
1 桐畑和繁 5.5
昨季最終戦以来の公式戦出場。大事に行き過ぎたか、持ち前の積極的な飛び出しは影を潜め、豊田にダメ押しの3失点目を食らった。
MF
8 茨田陽生 5.5
今季初めてインサイドハーフで出場。ボールタッチの回数こそ多かったが、ロングボールを放り込むだけで本来の姿ではなかった。
監督
吉田達磨 5
前半30分で交代カード2枚を失う。後半途中から3-4-3にシステムを変えた勇気は評価したいところだが、結果がすべてだろう。
試合開始直後からお互いに激しくプレスを掛け合い、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開。しかし、柏にとって不運な鈴木の負傷交代を機に、流れは鳥栖へ。柏は23分にセットプレーから先制を許すと、その1分後にパスミスから追加点を奪われてしまう。追い打ちをかけるように守護神・菅野が負傷交代後、カウンターから豊田に決められて3点のビハインドを背負って前半を折り返す。
後半はオープンな展開となり、柏はロングボールを多用しながら攻勢を強める。56分にFKをクリスティアーノが豪快に決めて1点を返すと、89分にはPKを獲得し、再びクリスティアーノが決めて1点差に。アディショナルタイム5分間も最後まで攻め込んだがゴールは割れず、第2ステージは黒星スタートとなった。
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【チーム採点】
柏 5
鈴木の負傷交代で一気に崩れ、セットプレーとカウンター2本で3失点。後半は本来の攻撃的なサッカーで相手ゴールに迫って追い上げムードを作っただけに、“魔の15分間”に露呈した脆さが大きく響いた。
鳥栖 6
「選手の気持ちが入っていた」(森下監督)状況でスタートダッシュを決める。相手の弱点に付け込むしたたかさを見せ、前半シュート4本で3ゴールの効率の良さ。ただし、後半の出来は反省材料だ。
【柏|採点・寸評】
GK
21 菅野孝憲 5
股を抜かれて失点するなどチームを救えず。加えて足のアクシデントで30分足らずでピッチを去り、悔しさだけが残る試合となった。
DF
27 キム・チャンス 6
後半ギアチェンジし、絶え間なく上下動。前線にクロスを供給して、反撃の狼煙を上げたが、もう少しエンジンがかかるのが早ければ……。
4 鈴木大輔 5.5
果敢に前に出て空中戦を仕掛け、豊田の自由を奪っていた。それだけに相手選手との接触で負傷交代を余儀なくされたのは悔やまれる。
3 近藤直也 6
2失点目に絡むパスミスを犯した点を除けば、対人やロングフィードなど攻守に奮闘。今季初スタメンで「シーズンのスタートが切れた」。
22 輪湖直樹 5.5
高い位置取りで攻撃の意欲を見せるも単発に終わった印象。相手との攻防に熱くなる場面も見受けられ、プレー精度も物足りなかった。
MF
17 秋野央樹 5.5
攻撃では横パスに終始し攻撃のスイッチを入れられず。守備でも両脇のスペースを使われ、鳥栖の鋭いカウンターを止められなかった。
7 大谷秀和 5.5
ボール奪取や的確な配球、必死のコーチングもチームの悪い流れを止められず。東アジアカップ予備登録メンバー選出を祝えなかった。
28 栗澤僚一 5.5
ポゼッションを高めるべく従来よりも低い位置まで下りてビルドアップに参加。ただ相手ボランチの絞りで中央への動きは制限された。
FW
15 武富孝介 5
ウイング起用の反動か、フリーランニングからのギャップを突く動きがハマらず。対面の吉田に1対1で完全に封じられたのも響いた。
30 クリスティアーノ 6
狙い通りのコースに蹴った1点目のFKは見事。劣勢のなか最後まで闘志を押し出して戦い抜いたが、個の力に依存した感は否めない。
9 工藤壮人 5
CFからウイングにシフトした後半に攻撃がスムーズに回り始めたのは皮肉な結果。退団したレアンドロの穴を埋める活躍は見られず。
交代出場
DF
13 エドゥアルド 4.5
鈴木の負傷による緊急出場とはいえ、ゾーンでの守備やビルドアップでチームのリズムを乱し、プレスでもターゲットにされる始末。
GK
1 桐畑和繁 5.5
昨季最終戦以来の公式戦出場。大事に行き過ぎたか、持ち前の積極的な飛び出しは影を潜め、豊田にダメ押しの3失点目を食らった。
MF
8 茨田陽生 5.5
今季初めてインサイドハーフで出場。ボールタッチの回数こそ多かったが、ロングボールを放り込むだけで本来の姿ではなかった。
監督
吉田達磨 5
前半30分で交代カード2枚を失う。後半途中から3-4-3にシステムを変えた勇気は評価したいところだが、結果がすべてだろう。