ナポリとの交渉が頓挫するや、すかさずトルコでSBを調達。
懸案だったイバン・ペリシッチの獲得を実現したインテルはメルカート最終日、残る補強ポイントだったもうひとりのウイング、守備的MF、左SBの獲得に向けて積極的に動き回った。
ウイングとして当初候補に挙がっていたのは、セカンドトップでもプレーできるイタリア代表エデル(サンプドリア)。移籍金1000万ユーロを提示して交渉を進めたが、サンプのマッシモ・フェッレーロ会長が放出を躊躇、残留という結末となった。
並行して話を進めていたアルゼンチン代表ディエゴ・ペロッティ(ジェノア)も、移籍金900万ユーロというオファーをジェノアが受け入れず、進展しないまま時間は過ぎていった。
この状況を受けてインテルは、もうひとりの候補だったセルビア代表アデム・リャイッチ(ローマ)に集中、交渉のなかではファン・ジェズスとの交換なども検討されたが、最終的にはレンタル料200万ユーロ、移籍金900万ユーロの買い取りオプションつきレンタルという形態で合意に達した。
守備的MFに関しては、当初からフェリペ・メロが唯一のターゲット。7月から動いていた交渉は、メロの契約延長などもあって最終日までもつれ込んだが、移籍金350万ユーロで決着した。
左SBについては、アルジェリア代表ファウジ・グラン(ナポリ)に的を絞り、31日午後にはイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニとセットで2800万ユーロ(レンタル料と移籍金の合計)というオファーも提示したが、ナポリがこれを拒否したため話は立ち消えとなった。
しかし、F・メロの移籍交渉を進めていたガラタサライと、若手のブラジル人SBアレックス・テレス獲得についても話を進め、一気に移籍成立に持ち込んだ。
ちなみにSBの余剰戦力とみなされていた長友佑都は、レスターに続きレバンテからのオファーも断って、残留を選んでいる。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
ウイングとして当初候補に挙がっていたのは、セカンドトップでもプレーできるイタリア代表エデル(サンプドリア)。移籍金1000万ユーロを提示して交渉を進めたが、サンプのマッシモ・フェッレーロ会長が放出を躊躇、残留という結末となった。
並行して話を進めていたアルゼンチン代表ディエゴ・ペロッティ(ジェノア)も、移籍金900万ユーロというオファーをジェノアが受け入れず、進展しないまま時間は過ぎていった。
この状況を受けてインテルは、もうひとりの候補だったセルビア代表アデム・リャイッチ(ローマ)に集中、交渉のなかではファン・ジェズスとの交換なども検討されたが、最終的にはレンタル料200万ユーロ、移籍金900万ユーロの買い取りオプションつきレンタルという形態で合意に達した。
守備的MFに関しては、当初からフェリペ・メロが唯一のターゲット。7月から動いていた交渉は、メロの契約延長などもあって最終日までもつれ込んだが、移籍金350万ユーロで決着した。
左SBについては、アルジェリア代表ファウジ・グラン(ナポリ)に的を絞り、31日午後にはイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニとセットで2800万ユーロ(レンタル料と移籍金の合計)というオファーも提示したが、ナポリがこれを拒否したため話は立ち消えとなった。
しかし、F・メロの移籍交渉を進めていたガラタサライと、若手のブラジル人SBアレックス・テレス獲得についても話を進め、一気に移籍成立に持ち込んだ。
ちなみにSBの余剰戦力とみなされていた長友佑都は、レスターに続きレバンテからのオファーも断って、残留を選んでいる。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎