CKからファン・ソッコが決勝ゴール! 金崎、カイオが追加点。
ヤマザキナビスコカップ決勝は10月31日、埼玉スタジアムで行なわれ、3-0で鹿島がG大阪を下し、全チーム中最多となる6度目の優勝を飾った。
【ナビスコカップ決勝】PHOTOギャラリー
立ち上がり先にリズムを掴んだのは鹿島だった。2分にワンツーでエリア内に切り込んだ遠藤が決定的なシュートを放つ。これは大きく枠を外してしまった。さらに5分にも柴崎の鮮やかなスルーパスから遠藤がつなぎ、最後は赤崎がシュート。だがこれもG大阪の必死のブロックに遭い、ゴールにはならなかった。
序盤ふたつの決定的なシーンを作り出した鹿島は、その後も中盤での積極的な守備から効果的にカウンターを発動。押し気味にゲームを進める。12分には柴崎のパスから、最後は中村が狙い澄ましたシュートを放ったが、G大阪の遠藤にヘディングで阻まれた。
一方、劣勢に回ったG大阪は23分に、宇佐美がカウンターで自陣からひとりで持ち上がると、左足でフィニッシュまで持ち込んだものの、GK曽ヶ端に難なくキャッチされてしまった。
鹿島の攻勢は止まらず、40分には遠藤からのスルーパスに抜け出した赤崎がGK東口をかわし、右足でゴールを狙う。ゴールライン寸前での丹羽のクリアによってこれも得点には至らなかったが、前半は鹿島が終始押し込んだ。
0-0で迎えた後半、立ち上がりにチャンスを迎えたのはG大阪。5分に倉田のパスからパトリックがボレーを放ち、惜しい場面を作ると、遠藤のスルーパス、宇佐美のミドルシュートなどで鹿島ゴールを狙っていく。
しかし、スコアを動かしたのは鹿島だった。60分、CKのチャンスを得ると、小笠原のキックに合わせたのはファン・ソッコ。ヘディングシュートでゴールネットを揺らし、鹿島が先制した。
その後、鹿島は66分にカイオを投入してさらに攻撃の手を強める。73分には、そのカイオのクロスに金崎が飛び込み、決定的なシュートを放つ。しかし、これはGK東口のビッグセーブに遭い、追加点を奪うことはできなかった。
それでも鹿島は攻撃の手を緩めず、84分には待望の追加点をゲット。再びCKの小笠原のキックから途中出場の鈴木優が頭で折り返すと、これに金崎が頭で合わせてG大阪ゴールに突き刺した。
そして2分後には、柴崎のスルーパスからカイオが抜け出し、前に出てきた東口の脇を射抜いてダメ押しの3点目を決めた。
鹿島の猛攻はタイムアップ寸前まで続き、文字通りの完勝。鹿島が3年ぶり6度目のナビスコカップ制覇、通算17個目のタイトルを手中に収めた。MVPには決勝で1アシストをマークし、攻守にチームを支えた小笠原が選ばれた。
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立ち上がり先にリズムを掴んだのは鹿島だった。2分にワンツーでエリア内に切り込んだ遠藤が決定的なシュートを放つ。これは大きく枠を外してしまった。さらに5分にも柴崎の鮮やかなスルーパスから遠藤がつなぎ、最後は赤崎がシュート。だがこれもG大阪の必死のブロックに遭い、ゴールにはならなかった。
序盤ふたつの決定的なシーンを作り出した鹿島は、その後も中盤での積極的な守備から効果的にカウンターを発動。押し気味にゲームを進める。12分には柴崎のパスから、最後は中村が狙い澄ましたシュートを放ったが、G大阪の遠藤にヘディングで阻まれた。
一方、劣勢に回ったG大阪は23分に、宇佐美がカウンターで自陣からひとりで持ち上がると、左足でフィニッシュまで持ち込んだものの、GK曽ヶ端に難なくキャッチされてしまった。
鹿島の攻勢は止まらず、40分には遠藤からのスルーパスに抜け出した赤崎がGK東口をかわし、右足でゴールを狙う。ゴールライン寸前での丹羽のクリアによってこれも得点には至らなかったが、前半は鹿島が終始押し込んだ。
0-0で迎えた後半、立ち上がりにチャンスを迎えたのはG大阪。5分に倉田のパスからパトリックがボレーを放ち、惜しい場面を作ると、遠藤のスルーパス、宇佐美のミドルシュートなどで鹿島ゴールを狙っていく。
しかし、スコアを動かしたのは鹿島だった。60分、CKのチャンスを得ると、小笠原のキックに合わせたのはファン・ソッコ。ヘディングシュートでゴールネットを揺らし、鹿島が先制した。
その後、鹿島は66分にカイオを投入してさらに攻撃の手を強める。73分には、そのカイオのクロスに金崎が飛び込み、決定的なシュートを放つ。しかし、これはGK東口のビッグセーブに遭い、追加点を奪うことはできなかった。
それでも鹿島は攻撃の手を緩めず、84分には待望の追加点をゲット。再びCKの小笠原のキックから途中出場の鈴木優が頭で折り返すと、これに金崎が頭で合わせてG大阪ゴールに突き刺した。
そして2分後には、柴崎のスルーパスからカイオが抜け出し、前に出てきた東口の脇を射抜いてダメ押しの3点目を決めた。
鹿島の猛攻はタイムアップ寸前まで続き、文字通りの完勝。鹿島が3年ぶり6度目のナビスコカップ制覇、通算17個目のタイトルを手中に収めた。MVPには決勝で1アシストをマークし、攻守にチームを支えた小笠原が選ばれた。