• トップ
  • ニュース一覧
  • 【なでしこ|採点&寸評】日本 1-2 中国|バックパスのミスから失点。横山が反撃の狼煙を上げるも、時すでに遅く…

【なでしこ|採点&寸評】日本 1-2 中国|バックパスのミスから失点。横山が反撃の狼煙を上げるも、時すでに遅く…

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年03月04日

韓国戦に続き、コミュニケーションミスから失点。

オーストラリア戦で採用した4-4-2に戻し、宮間を左MFに配したが、攻撃は機能せず。交代の札も不発に終わった。

画像を見る

【日本代表・総評】 4.5
中国のプレスにバタつき、序盤からパスミスを連発。1点目は時間帯・失い方とも最悪で、ゲームプランが大きく変わってしまった。2失点目や連係面の不備を含め、“戦う姿勢”も感じられず、横山のゴールも空砲に。必然の敗戦だったと言わざるを得ない。

【女子リオ五輪予選 PHOTOハイライト】日本 1-2 中国

 [個人採点・寸評]
[GK]
1 福元美穂 5
1失点目は飛び出しを途中で躊躇して絶好機を献上。DFとのコミュニケーションミスを犯してしまった。懸命のコーチングも、2失点で敗戦してしまっては霞んでしまう。
 
[DF]
2 近賀ゆかり 5.5
ガッツ溢れるプレーで果敢に前に出てインターセプトを狙い、チーム全体を押し上げた。36分にはセットプレーからダイビングヘッドを放ったが、惜しくも枠を捉え切れなかった。
 
4 熊谷紗希 5.5
相手FWのワン・シャンシャンに執拗に裏を突かれ、後手に回る時間帯が長かった。接触プレーで何度も傷めつけられながら、球際に飛び込みディフェンスリーダーとして懸命に戦ったが、2失点では及第点は与えられない。

5 鮫島 彩 4.5(87分OUT)
中国のサイド攻撃に押し込められ、守備でスタミナを消耗。2失点目は相手にスペースを与え、簡単にシュートを打たせてしまった。球際で躊躇した場面があったのも悔やまれる。

17 田中明日菜 5
背後を狙われ、半身で相手の攻撃に対応させられるなど神経をすり減らされた。失点に関してもGKに任せずに最後まで追いたかった。力を発揮し切れなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

守備陣は総じて低調な出来。バックパスをミスした川村(7番)だけでなく、ディフェンスリーダーの熊谷(4番)も苦戦を強いられた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト寫眞部)

画像を見る

【関連記事】
【なでしこ速報】日本×中国|1-2で試合終了。五輪出場はほぼ絶望的な状況に
【なでしこ】意地の一発を決めた”女メッシ”こと横山久美。「1点じゃ足りなかった」と悔やむも、可能性を信じて「残り2戦、やるしかない」
【なでしこ】佐々木監督、試合後のサポーターに切なる訴え「女子サッカーの未来が消えたわけではない」
【サッカーダイジェストの視点】“抜け殻”だったなでしこジャパン。中国戦は必然の敗戦と言わざるを得ない
【なでしこ】キャプテン宮間を襲う重責と苦悩。彼女の“リュック”を一緒に背負える人間がいないと…
現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「今の状態が続けば、マンチェスター・U時代と同じように……」
ミラン番記者の現地発・本田圭佑「今のケイスケはチーム、監督、サポーターに“安心”を与えている」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト プレシーズン恒例企画
    1月14日発売
    2025シーズン
    J1&J2全40クラブの
    最新陣容
    新戦力の起用法&布陣は!?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 年明け特別企画
    1月16日発売
    カルチョの伝説が甦る!
    セリエA50年史
    燦然と輝くレジェンドや
    ファンタジスタがこの一冊に
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ