サッスオーロは再びミランの監督を窮地に追い込んだ。
3月6日のセリエA28節でサッスオーロに0-2で敗れたことで、ミランはデシマ(10回目)を達成することができなかった。
【サッスオーロ 2-0 ミラン】試合レポート
デシマ(10回目)といっても、もちろん一昨シーズンのレアル・マドリーのそれ(チャンピオンズ・リーグ10回優勝)とは違って、ミランの場合はセリエA10試合無敗のことだが……。無敗記録は9試合でストップし、同時にCL(チャンピオンズ・リーグ)予選に出場できるセリエA3位の夢も同時に砕かれてしまった。
この日のミランは本当に奈落の底に落ちていた。いや、落ちただけでなく、地面にめり込んでいたかもしれない。シーズン後半に入って立て直したプレースタイルもモチベーションも、なぜかこの試合では消え失せていた。チーム丸ごと突然“ブラックアウト”してしまったのは一体なぜなのか。あまりにも急で、なんの前兆もなかっただけに、誰にとっても説明するのは難しい。
本田圭佑もチームと共に地に落ちた。いつも通りよく走ってはいたが、ゴール前であまりに正確性を欠いた。ゴールネットを揺らしてしかるべきシュートが、少なくとも2本あったのだ。もし本田があそこでフィニッシュを成功させていれば、試合の展開は全く違うものになっていたかもしれないのだが……。
いずれにしても、サッスオーロは今シーズンがセリエA3年目とはいえ、ミランにとって“鬼門”であることは確かなようだ。彼らのホームでは今回で3連敗だし、本拠地サン・シーロでも一度敗れている。
そしてサッスオーロは毎回、ミランの監督に大きな災難をもたらす。2年前には(奇しくも本田のセリエAデビュー戦だったが)試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ(現ユベントス監督)が更迭され、昨シーズンはサン・シーロで敗れたことでフィリッポ・インザーギの立場をより苦しいものにした。そして今、現指揮官のシニシャ・ミハイロビッチも苦境に追い込んでいる。
【サッスオーロ 2-0 ミラン】試合レポート
デシマ(10回目)といっても、もちろん一昨シーズンのレアル・マドリーのそれ(チャンピオンズ・リーグ10回優勝)とは違って、ミランの場合はセリエA10試合無敗のことだが……。無敗記録は9試合でストップし、同時にCL(チャンピオンズ・リーグ)予選に出場できるセリエA3位の夢も同時に砕かれてしまった。
この日のミランは本当に奈落の底に落ちていた。いや、落ちただけでなく、地面にめり込んでいたかもしれない。シーズン後半に入って立て直したプレースタイルもモチベーションも、なぜかこの試合では消え失せていた。チーム丸ごと突然“ブラックアウト”してしまったのは一体なぜなのか。あまりにも急で、なんの前兆もなかっただけに、誰にとっても説明するのは難しい。
本田圭佑もチームと共に地に落ちた。いつも通りよく走ってはいたが、ゴール前であまりに正確性を欠いた。ゴールネットを揺らしてしかるべきシュートが、少なくとも2本あったのだ。もし本田があそこでフィニッシュを成功させていれば、試合の展開は全く違うものになっていたかもしれないのだが……。
いずれにしても、サッスオーロは今シーズンがセリエA3年目とはいえ、ミランにとって“鬼門”であることは確かなようだ。彼らのホームでは今回で3連敗だし、本拠地サン・シーロでも一度敗れている。
そしてサッスオーロは毎回、ミランの監督に大きな災難をもたらす。2年前には(奇しくも本田のセリエAデビュー戦だったが)試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ(現ユベントス監督)が更迭され、昨シーズンはサン・シーロで敗れたことでフィリッポ・インザーギの立場をより苦しいものにした。そして今、現指揮官のシニシャ・ミハイロビッチも苦境に追い込んでいる。