浦和 6.5
福岡の守備網を苦にせず、興梠の活躍などで快勝。最終局面でのプレー精度に課題も、ほぼ自分たちのペースで試合を進めていた。
福岡 5
浦和のダイレクトプレーについていけず、押し込まれる展開に。43分にウェリントンのヘッドが決まっていれば流れは変わった可能性も。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・3節 浦和 2-0 福岡
【浦和|採点・寸評】
GK1 西川周作 6
若干キックミスがありながらも、無難にまとめた。GKがクローズアップされるような場面はなく、どちらかと言えば平和な90分間に。
DF
5 槙野智章 6
ウェリントンとの重量級対決はなかなか迫力があった。最後まで集中を切らさず、零封したのだから決して悪くないパフォーマンスだ。
6 遠藤 航 6
クリアが敵に引っ掛かるなどやや硬さもあった。それでも大きなミスはなく、リベロとして及第点のパフォーマンスを披露した。
46 森脇良太 6
先制点のきっかけとなったサイドチェンジは素晴らしかった。亀川に少し手を焼くも、致命傷には至らず。まずまずの出来だろう。
MF
7 梅崎 司 6
中盤でバランスを取りながら攻撃にアクセントをつけるなど地味ながら効いていた。柏木交代後はセットプレーのキッカーとしても存在感。
9 武藤雄樹 5.5(84分OUT)
49分に至近距離からのヘッドを阻止されると、73分には綺麗に蹴り込むもオフサイドの判定。残念ながら、武藤の日ではなかった。
10 柏木陽介 5.5(64分OUT)
前目のポジションを取りつつも、動きをセーブしている感もあった。この日はバランサーとしてパスを散らしていた。
20 李 忠成 5.5(64分OUT)
阿部のスルーパスから作り出された47分の絶好機を外したのは勿体なかった。前半にもいくつかチャンスはあっただけに無得点は無念。
22 阿部勇樹 6.5
武藤は反応しきれなかったが、42分のスルーパスは芸術品。さらに47分の李への縦パスもハイレベルだった。陰のMVPと言えるだろう。
24 関根貴大 6
17分にダイレクトパスで興梠の先制弾をアシスト。サイドに開いてボールを呼び込もうとする動きを欠かさずやっていたのは見逃せない。
FW
30 興梠慎三 7
抜群の動き出しからお洒落に流し込む完璧な先制ゴール。51分にも勝利をグッと引き寄せる追加点を決めるなど“興梠ショー”だった。
交代出場
MF
16 青木拓矢 5.5(64分IN)
71分にエリア内から打ったシュートは相手に当てず、枠に飛ばしたかった。守備の局面では阿部と連係してスペースを埋めていた。
FW
21 ズラタン 6(64分IN)
福岡のセットプレーでは“貴重なDF”に。ゴールはなかったとはいえ、前線からのチェイシングなどチームに尽くす姿勢は窺えた。
MF
18 駒井善成 -(84分IN)
武藤に代わりシャドーの一角に。後半アディショナルタイムのドリブルからのシュートを沈めていれば……。ゴールが欲しかった。
監督
ペトロヴィッチ 6.5
立ち上がりから主導権を握るサッカーで福岡を押し込んだ。決定機逸があったとはいえ、嫌な時間帯もなく内容だけで判断すれば完勝。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。