「レッズの一員としての責任感が一層重くなった。一つひとつのプレーにこだわりを持ちたい」
王座奪還を狙う浦和レッドダイヤモンズレディース(浦和L)は、日テレ・ベレーザとの開幕戦で、左SBのスタメンに18歳のルーキー・北川ひかるを起用した。昨季特別指定選手として12試合に出場したとはいえ、北川にとっては正式に浦和Lの一員となって初の公式戦。少なからず緊張はあったというが、それでも「自分のできることを最大限にやろう」と集中力を高めてゲームに臨んだ。
北川は序盤から高いポジションを取りながら、対面の選手に対して鋭く寄せて簡単にボールを持たせず、球際にも恐れずに飛び込んでいく。攻撃では強気な仕掛けでサイドを抉り、ゴール前にクロスを供給。55分には左サイドを独走後、クロスではなくカットインして自らシュートを放つ積極性も見せた。そのプレーぶりは、両チームのスタメンで最年少とは思えないほど、堂々たるものだった。
「同じ年代の多いベレーザが相手で、絶対に負けたくなかった。縦にスペースがあったし、恐がらず前向きにプレーできたと思います。(55分の場面は)昨季あまり積極的にシュートを打たなかったので、一回打っておこうかなと。今日は一本だけでしたけど、攻撃の姿勢をもっと強く持って、得点に絡めるようにしたいですね」
北川の“負けず嫌い”は、80分のあるシーンにも表われている。セカンドボールに飛び込んだ際、相手選手との接触で左膝を強打し、担架でピッチサイドに運び出された。しばらく立てないほどの痛みがあったが、「交代したくない」(北川)気持ちが勝り、ゲームに戻る意志を示す。「やれるなら(ピッチに)入れ!!」という吉田靖監督の檄に呼応するようにポジションに戻り、ベレーザの猛攻に遭った終了間際にはスライディングでピンチを防いで見せたのだ。
「監督に急かされた感じもありましたけど(笑)、あの声があったからこそ(最後まで)できました。サイドを割らせないプレーは自分なりにできたし、スライディングも恐がらずに行けた。昨季よりもガッツ溢れるプレーは出せたと思います。レッズの一員としての責任感が一層重くなって、一つひとつのプレーにこだわりを持ってやっていきたいなと」
北川は序盤から高いポジションを取りながら、対面の選手に対して鋭く寄せて簡単にボールを持たせず、球際にも恐れずに飛び込んでいく。攻撃では強気な仕掛けでサイドを抉り、ゴール前にクロスを供給。55分には左サイドを独走後、クロスではなくカットインして自らシュートを放つ積極性も見せた。そのプレーぶりは、両チームのスタメンで最年少とは思えないほど、堂々たるものだった。
「同じ年代の多いベレーザが相手で、絶対に負けたくなかった。縦にスペースがあったし、恐がらず前向きにプレーできたと思います。(55分の場面は)昨季あまり積極的にシュートを打たなかったので、一回打っておこうかなと。今日は一本だけでしたけど、攻撃の姿勢をもっと強く持って、得点に絡めるようにしたいですね」
北川の“負けず嫌い”は、80分のあるシーンにも表われている。セカンドボールに飛び込んだ際、相手選手との接触で左膝を強打し、担架でピッチサイドに運び出された。しばらく立てないほどの痛みがあったが、「交代したくない」(北川)気持ちが勝り、ゲームに戻る意志を示す。「やれるなら(ピッチに)入れ!!」という吉田靖監督の檄に呼応するようにポジションに戻り、ベレーザの猛攻に遭った終了間際にはスライディングでピンチを防いで見せたのだ。
「監督に急かされた感じもありましたけど(笑)、あの声があったからこそ(最後まで)できました。サイドを割らせないプレーは自分なりにできたし、スライディングも恐がらずに行けた。昨季よりもガッツ溢れるプレーは出せたと思います。レッズの一員としての責任感が一層重くなって、一つひとつのプレーにこだわりを持ってやっていきたいなと」