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【コッパ・イタリア決勝|採点&寸評】投入から2分後に決勝弾のモラタが最高点! 本田は攻守で効果的

カテゴリ:ワールド

片野道郎

2016年05月22日

試合後、カラブリアの目から涙がこぼれた。

ロマニョーリ(左)はマンジュキッチ(右)やディバラをうまく封じ、カバーリングも的確だった。写真:Alberto LINGRIA

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コッパ・イタリア決勝(ミラン対ユベントス)の結果&フォーメーション。

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【ミラン|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
クオリティーの差を運動量と気力で埋める。本田とボナベントゥーラがトップ下とウイングの中間あたりの位置でうまくボールを引き出して、とくに前半は互角以上の戦いを演じた。しかし、最後の15mではアイデアとクオリティーを欠いてゴールを奪えず、最後はモラタの一発に沈む。内容的には勝っていてもおかしくなかった。
 
監督 クリスティアン・ブロッキ 6
就任後の6試合で使った4-3-1-2を捨て、4-3-3を選択。これが功を奏したうえ、選手からモチベーションをしっかり引き出した。交代カードは結果を出せなかったが、タイミングは妥当だった。
 
【ミラン|選手採点&寸評】
[GK]
99 ジャンルイジ・ドンナルンマ 6
決勝ゴールの場面はモラタを褒めるしかない。103分にはポグバのミドルを横っ飛びでセーブするなど、しっかりと役目は果たした。ただ、ビルドアップで何度か危うさを見せた。
 
[DF]
2 マッティア・デ・シリオ 6
タイミングの良い攻め上がりを見せ、2本の枠内シュートを放つなど積極性が際立つ。ボナベントゥーラのサポートもあり、リヒトシュタイナーにも仕事をさせなかった。
 
13 アレッシオ・ロマニョーリ 6.5
頑強なマーキングでマンジュキッチとディバラに大きな仕事をさせず、的確な読みでカバーリングもソツなくこなした。ビルドアップも正確だった。
 
17 クリスティアン・サパタ 5.5
お得意のありえないパスミスが一度あり、失点シーンではボールウォッチャーになってモラタを見失った。守備陣ではもっとも出来が悪かった。
 
96 ダビデ・カラブリア 6
クロス精度にはややバラつきがあったものの、鋭いオーバーラップで攻撃に幅をもたらす。失点の場面で戻り切れずモラタをフリーにしたのを悔やんでか、試合後には目から涙がこぼれた。

※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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