監督交代が奏功した新潟が、残留に向けて大きな勝点3。山崎の恩返し弾が決勝点に

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月01日

片渕新監督の初陣で勝利!残留へ向けて大きく前進。

山崎が古巣・磐田相手に恩返し弾。渾身のヘッドを叩き込んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1第2ステージ14節]磐田1-2新潟/10月1日(土)/ヤマハスタジアム
 
 J1第2ステージ14節の磐田対新潟が10月1日、ヤマハスタジアムで行なわれ、2-1で新潟が競り勝った。
 
 先制したのはアウェーの新潟だ。9月27日に吉田前監督を事実上解任し、内部昇格で片渕コーチを新監督に据えた新潟は、「新潟らしいアグレッシブさ」の復活を目指す新指揮官の意図どおりに、攻撃の圧力を強めていく。

 そして21分、ペナルティエリアに侵入した加藤が、森下に倒されてPKを獲得。これをL・シルバが冷静に沈めて先制に成功した。
 
 一方の磐田は38分、上田のFKをジェイが頭で合わせて同点弾を流し込んだ。
 
 後半は新潟が優勢に進め、R・シルバや途中出場の鈴木のスピードを活かして何度かチャンスを作る。そして迎えた終了間際の89分、待望の2点目が生まれた。
 
 小林からの縦パスを受けた鈴木が、ドリブルで縦に突破してクロスを供給。これを中央でフリーになった山崎がヘッドでねじ込んだ。
 
 山崎は古巣の磐田に恩返し弾。結局これが決勝点になり、2-1で新潟が勝点3を得た。

 殊勲の山崎は「残留に向けては勝てたことが大きい。やっぱり(前監督の吉田)達磨さんも最後までやりたかったと思いますし、そういう人たちの思いも背負ってやっていこうということだった。それにジュビロという特別な相手に自分が点を取れて勝てたのは自分にとっても大きな勝ちだった」。

 さらに次節以降に向けて、「ただ、まだなにも決まっていない。他のチームは分からないが、自分たちは勝つことで残留を決められる立場なので、まだ3試合残っているのでそこに向けて死ぬ気でやっていきたい」と気を引き締めた。

 連敗を4で止めた新潟は、勝点30で暫定ながら年間14位に浮上。敗れた磐田は年間13位のままだが、新潟に勝点2差まで詰め寄られた。
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