日常から平和を考えるきっかけに。V・ファーレン長崎が平和祈念ユニを原爆資料館に寄贈

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サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月13日

平和祈念ユニフォームとPRAYスニーカーを長崎原爆資料館に寄贈。

V・ファーレン長崎は長崎原爆資料館に平和ユニとシューズ、千羽鶴を寄贈。長崎のチームとして平和を発信している。

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キャプテンの村上佑介のほか、GK富澤雅也、DF田上大地、MF中村慶太の3選手も訪れた。

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 ヒュンメルは、昨年に続いてV・ファーレン長崎が夏限定で着用する平和祈念ユニフォームを発表。9月23日、V・ファーレン長崎のキャプテン村上佑介など4名の選手と長崎原爆資料館を訪問し、ユニフォームシャツとhummel PRAY第3弾スニーカー、サポーターらが作成した千羽鶴3万羽を寄贈した。
 
 今年の千羽鶴は昨年の10倍にもなる3万羽。V・ファーレン長崎のサポーター団体『Fellow OF VVN』の代表である西野寿伸氏が折り鶴の呼びかけをし、千羽鶴の仕上げを行なった。西野氏は「まず、風化させたくない。そのために、長崎を背負ったチームであるV・ファーレン長崎と一緒に色んな取り組みができればいいなと思っています」と語った。
 
 また、受け取った中村館長は「V・ファーレン長崎がこのように平和祈念ユニフォームを着用することで、多くの人の関心が集まると思います。今後もこうした活動を続けていってほしい」と話をした。
 
 寄贈に際し、V・ファーレン長崎のキャプテン村上は「このユニフォームを着ることは、大きなものを背負うことを意味します。V・ファーレン長崎の良さはハードワークすることなので、これからも平和を発信するためにも全国の方に見ていただけるように、J1を目指して頑張っていきたいと思います」とコメントした。
 
 V・ファーレン長崎はJ2リーグ35節を終えて13位。平和祈念ユニフォームを着用して臨んだ町田戦では勝利を挙げている。
 
 なお、今回寄贈したユニフォームなどは、長崎原爆資料館の1Fに展示されている。
 

長崎原爆資料館の1Fに展示されている、ユニフォームやスニーカー、千羽鶴。千羽鶴は高校生などたくさんの人が関わって製作された。

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