支出の最高額はやはりイングランド、2位ドイツは前年比2倍。
FIFAが2010年から導入した「トランスファー・マッチング・システム(TMS)」では、オンラインで世界中の国際移籍の情報が共有されているが、これによると、昨年、全世界の国際移籍で動いた金の総額は、47億9100万ドル(約5500億円)にのぼるという。
2015年に比べて14.3パーセント増となったこの総額だが、そのうち82.1パーセントは欧州での移籍市場で動いた金である。
国(協会)単位で見た収入ではスペインが一番多くて5億5450万ドル。以下、イタリア(4億8620万ドル)、フランス(4億5380万ドル)、ポルトガル(4億1910万ドル)、ドイツ(3億5870万ドル)と続いている。なお、日本は1850万ドルで、アジアではUAEに次ぐ2番目の数字だ。
支出の最高はイングランドの13億7千万ドル。これに次ぐのがドイツで、5億7600万ドルという数字は前年比55.9パーセント増である。3位のスペイン(5億870万ドル)と4位のイタリア(5億850万ドル)の差はわずかだった。
近年、移籍市場を賑わせているといえば、中国の“爆買い”だが、昨年は4億5130万ドルを費やし、全体の5位につけた。2015年は1億6830万ドルであり、いかに急激に伸びているかが分かるだろう。ちなみに日本は2440万ドルで、アジアでは3番目である。
国のあいだの動きで最も金が動いたのは、ドイツ→イングランドで2億3870万ドル。以下4位までは全て行き先はイングランドだった。
国籍で見ると、最も多くの選手が動いたのはブラジルで、そこで生じた移籍金の総額(5億9390万ドル)でもトップである。2位はアルゼンチンの922人だが、移籍金総額の2位にはフランス(5億2010万ドル)がつけている(アルゼンチンは3億1790万ドルで4位)。
ちなみに昨年は全世界で14591件の移籍が行なわれ、178の国・地域で12464人の選手が4379のクラブのあいだで動いたと報告されている。
※1ドル=約115円で計算
2015年に比べて14.3パーセント増となったこの総額だが、そのうち82.1パーセントは欧州での移籍市場で動いた金である。
国(協会)単位で見た収入ではスペインが一番多くて5億5450万ドル。以下、イタリア(4億8620万ドル)、フランス(4億5380万ドル)、ポルトガル(4億1910万ドル)、ドイツ(3億5870万ドル)と続いている。なお、日本は1850万ドルで、アジアではUAEに次ぐ2番目の数字だ。
支出の最高はイングランドの13億7千万ドル。これに次ぐのがドイツで、5億7600万ドルという数字は前年比55.9パーセント増である。3位のスペイン(5億870万ドル)と4位のイタリア(5億850万ドル)の差はわずかだった。
近年、移籍市場を賑わせているといえば、中国の“爆買い”だが、昨年は4億5130万ドルを費やし、全体の5位につけた。2015年は1億6830万ドルであり、いかに急激に伸びているかが分かるだろう。ちなみに日本は2440万ドルで、アジアでは3番目である。
国のあいだの動きで最も金が動いたのは、ドイツ→イングランドで2億3870万ドル。以下4位までは全て行き先はイングランドだった。
国籍で見ると、最も多くの選手が動いたのはブラジルで、そこで生じた移籍金の総額(5億9390万ドル)でもトップである。2位はアルゼンチンの922人だが、移籍金総額の2位にはフランス(5億2010万ドル)がつけている(アルゼンチンは3億1790万ドルで4位)。
ちなみに昨年は全世界で14591件の移籍が行なわれ、178の国・地域で12464人の選手が4379のクラブのあいだで動いたと報告されている。
※1ドル=約115円で計算