サッカー界きっての悪童は何を思ってライバルをこき下ろしたのか?
今シーズンのリーグ・アンで10得点を挙げているニースに所属するFWマリオ・バロテッリが、27点を決めて同リーグの得点ランクで首位に立つエディンソン・カバーニをゴール数で上回るのは難しいだろう。
だが、イタリアの悪童は、カバーニが「怪物」ではないと断じている。そして、カバーニが所属し、ニースがタイトルを競っているパリ・サンジェルマンのサッカーのことも、あまり評価していないようだ。
リーグ・アンは第29節を終え、勝点68のモナコが首位に立ち、勝点3差で2位パリSG、同5差で3位ニースが追っている。1試合未消化の4位リヨンはニースに勝点13差とかなり遠ざかっており、タイトルの行方は事実上三つ巴の争いになったと言えるだろう。
そんなライバルたちに、バロテッリはフランス・ラジオ局『RMC』のインタビューで辛辣なコメントを突きつけたのだ。
4連覇中の絶対王者であるパリSGについては、「優れた選手たちがいるのは事実だが、彼らはチームとしてプレーしていない」と言い放っている。
「パリSGが良くないと言っているんじゃない。彼らは俺らやモナコと一緒に上位にいる。でも、ズラタン(イブラヒモビッチ)がいたときからそうだった。彼らはチームとしてプレーしていない。どこが相手でも勝てるが、どこが相手でも負けることもあるんだ」
また、首位に立つモナコについても、バロテッリは「とても強い選手たちがたくさんいる。でも俺は、彼らが怪物だと思わない」と厳しい一言。例えば10番のベルナルド・シウバが、「非常に強い選手」だと認めながら、「俺にとって怪物は(ラダメル)ファルカオと(アンヘル)ディ・マリアだ」と続けた。
さらに、バロテッリは得点王候補のカバーニについても、ゴール数で差をつけられていることを認めつつ、「彼は強い選手だ。だけど、怪物じゃない」と切り捨てている。
今さらのようにバロテッリがライバルたちをこき下ろしたのは、ニースへの想いがあってのことかもしれない。イタリアのみならずサッカー界きっての悪童は、「本当にここではうまくやっている」、「すごく幸せ」と述べ、過去2シーズンに渡ってスランプに喘いでいた自身を受け入れてくれたニースへの満足感を表した。
バロテッリとニースとの契約は今シーズン末までで、満了後の去就は未定だが、バロテッリはニースが欧州の強豪になることを望んでいるとし、「その場合は生涯契約を結ぶ」と明かしている。
だが、イタリアの悪童は、カバーニが「怪物」ではないと断じている。そして、カバーニが所属し、ニースがタイトルを競っているパリ・サンジェルマンのサッカーのことも、あまり評価していないようだ。
リーグ・アンは第29節を終え、勝点68のモナコが首位に立ち、勝点3差で2位パリSG、同5差で3位ニースが追っている。1試合未消化の4位リヨンはニースに勝点13差とかなり遠ざかっており、タイトルの行方は事実上三つ巴の争いになったと言えるだろう。
そんなライバルたちに、バロテッリはフランス・ラジオ局『RMC』のインタビューで辛辣なコメントを突きつけたのだ。
4連覇中の絶対王者であるパリSGについては、「優れた選手たちがいるのは事実だが、彼らはチームとしてプレーしていない」と言い放っている。
「パリSGが良くないと言っているんじゃない。彼らは俺らやモナコと一緒に上位にいる。でも、ズラタン(イブラヒモビッチ)がいたときからそうだった。彼らはチームとしてプレーしていない。どこが相手でも勝てるが、どこが相手でも負けることもあるんだ」
また、首位に立つモナコについても、バロテッリは「とても強い選手たちがたくさんいる。でも俺は、彼らが怪物だと思わない」と厳しい一言。例えば10番のベルナルド・シウバが、「非常に強い選手」だと認めながら、「俺にとって怪物は(ラダメル)ファルカオと(アンヘル)ディ・マリアだ」と続けた。
さらに、バロテッリは得点王候補のカバーニについても、ゴール数で差をつけられていることを認めつつ、「彼は強い選手だ。だけど、怪物じゃない」と切り捨てている。
今さらのようにバロテッリがライバルたちをこき下ろしたのは、ニースへの想いがあってのことかもしれない。イタリアのみならずサッカー界きっての悪童は、「本当にここではうまくやっている」、「すごく幸せ」と述べ、過去2シーズンに渡ってスランプに喘いでいた自身を受け入れてくれたニースへの満足感を表した。
バロテッリとニースとの契約は今シーズン末までで、満了後の去就は未定だが、バロテッリはニースが欧州の強豪になることを望んでいるとし、「その場合は生涯契約を結ぶ」と明かしている。