刑務所内での動画がリークされた元イングランド代表MFのジョンソン。
反省の色はまったくないようだ――。2015年に未成年と性行為に及んだとして逮捕され、懲役6年を言い渡された元イングランド代表MFのアダム・ジョンソン被告の発言が英国内で波紋を呼んでいる。英紙『デイリー・メール』など複数のメディアが伝えている。
ジョンソン被告はサンダーランドに所属していた2015年3月に自身のファンである15歳の少女と知り合い、SNS上でのやり取りを経て、自家用車の中で性行為に及んだとして逮捕。昨年3月に自ら罪を認めて懲役6年の実刑判決が言い渡された。
判決が決まった直後にサンダーランドからも解雇を通知されたジョンソン被告は現在、収監されているムーア刑務所のフィットネスセンターで雑務係を務めているが、週給は11ポンド(約1540円)に満たないという。
大金を稼いできた元プロフットボーラーからすればまさに地獄。しかし、犯した罪を考えれば至極まっとうな刑を受けていると言えるが、本人には未だに償おうという意思はないようである。デイリー・メール紙が、囚人仲間と刑務所内のランドリーで会話している映像を入手してリークした。
映像には洗濯作業をしながら囚人仲間と会話するの姿があり、そのなかでジョンソン被告は、「レイプはしていないんだろう?」と問われ、「ここで6年間、彼女をレイプしたいと願っているさ」と、笑いながら返答している……。
さらに被告は、「ホームゲームの駐車場に毎回彼女がいた」とし、「ぴったりとしたジーンズに、ほとんど胸が出ているシャツを着ていたな。それでサインをせがまれてさ。それからSNSで繋がったんだ」と自らの胸を触りながら、欲情したような振る舞いを見せてもいる。
マンチェスター・Cやサンダーランドなどプレミアリーグクラブを渡り歩いたジョンソン被告は現在29歳。刑期を終えるころには34歳となるが、リークされた動画では現役復帰の可能性についても言及している。
「海外ならチャンスがあるはずだ。イングランドに2度目の可能性はない。お節介な連中が『彼はあれをやったんだから、プレーはできない』なんて言うだろうからね」
同様の報道をした英紙『サン』は、この映像を見たという英国の児童虐待防止協会『NSPCC』の広報が、「子どもとの性行為問題に対する反省の欠如は悲惨。完全に被害者を軽蔑している」とコメントしたことを掲載している。
さらに、同国で性的暴力の被害者を守る活動をしている『Voice4Victims』のキャリー・ワックスマンさんはサン紙の取材に対して、「相手を非難するようなコメントにはゾッとします。被害者の精神的障害を引き起こす可能性もある」と糾弾している。
なお、今回の一件を受けてジョンソンの父親であるデーブ氏は、「彼はすでに怪我を負っている。これ以上は傷つけられない。この映像は違法であり、我々は弁護団に相談するつもりだ」とメディアに対して対抗姿勢を示している。
刑を言い渡される際に当時の裁判官から「あなたのプロフットボーラーとしての未来は疑わしい」と告げられていたジョンソン被告。今回の報道によってその言葉通り、キャリア再生の道は断たれたと見るのが妥当だろう。
ジョンソン被告はサンダーランドに所属していた2015年3月に自身のファンである15歳の少女と知り合い、SNS上でのやり取りを経て、自家用車の中で性行為に及んだとして逮捕。昨年3月に自ら罪を認めて懲役6年の実刑判決が言い渡された。
判決が決まった直後にサンダーランドからも解雇を通知されたジョンソン被告は現在、収監されているムーア刑務所のフィットネスセンターで雑務係を務めているが、週給は11ポンド(約1540円)に満たないという。
大金を稼いできた元プロフットボーラーからすればまさに地獄。しかし、犯した罪を考えれば至極まっとうな刑を受けていると言えるが、本人には未だに償おうという意思はないようである。デイリー・メール紙が、囚人仲間と刑務所内のランドリーで会話している映像を入手してリークした。
映像には洗濯作業をしながら囚人仲間と会話するの姿があり、そのなかでジョンソン被告は、「レイプはしていないんだろう?」と問われ、「ここで6年間、彼女をレイプしたいと願っているさ」と、笑いながら返答している……。
さらに被告は、「ホームゲームの駐車場に毎回彼女がいた」とし、「ぴったりとしたジーンズに、ほとんど胸が出ているシャツを着ていたな。それでサインをせがまれてさ。それからSNSで繋がったんだ」と自らの胸を触りながら、欲情したような振る舞いを見せてもいる。
マンチェスター・Cやサンダーランドなどプレミアリーグクラブを渡り歩いたジョンソン被告は現在29歳。刑期を終えるころには34歳となるが、リークされた動画では現役復帰の可能性についても言及している。
「海外ならチャンスがあるはずだ。イングランドに2度目の可能性はない。お節介な連中が『彼はあれをやったんだから、プレーはできない』なんて言うだろうからね」
同様の報道をした英紙『サン』は、この映像を見たという英国の児童虐待防止協会『NSPCC』の広報が、「子どもとの性行為問題に対する反省の欠如は悲惨。完全に被害者を軽蔑している」とコメントしたことを掲載している。
さらに、同国で性的暴力の被害者を守る活動をしている『Voice4Victims』のキャリー・ワックスマンさんはサン紙の取材に対して、「相手を非難するようなコメントにはゾッとします。被害者の精神的障害を引き起こす可能性もある」と糾弾している。
なお、今回の一件を受けてジョンソンの父親であるデーブ氏は、「彼はすでに怪我を負っている。これ以上は傷つけられない。この映像は違法であり、我々は弁護団に相談するつもりだ」とメディアに対して対抗姿勢を示している。
刑を言い渡される際に当時の裁判官から「あなたのプロフットボーラーとしての未来は疑わしい」と告げられていたジョンソン被告。今回の報道によってその言葉通り、キャリア再生の道は断たれたと見るのが妥当だろう。