前半で2点差を追いつき、延長後半でついに勝ち越し。
[ACL決勝T1回戦]浦和 3-2 済州/5月31日/埼玉
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5月31日、各地でラウンド16のセカンドレグを開催。埼玉スタジアムでは浦和レッズが済州ユナイテッドと対戦し、浦和が3-2で勝利した。浦和が準々決勝進出を決めている。
試合は、敵地でのファーストレグを0-2で落としていた浦和が立ち上がりから猛攻を仕掛ける。開始早々の興梠慎三のポスト直撃のシュートを皮切りに、次々とチャンスを創出した。
そして18分、浦和はセットプレーのチャンスから柏木陽介のクロスに興梠が打点の高いヘッドで合わせる。シュートは右ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれた。浦和が1点を返し、2戦合計1-2とする。
浦和はさらに攻勢の手を緩めず、29分に関根貴大、31分に李忠成のシュートがポストを直撃。そして33分、浦和はバイタルエリア中央を興梠、李の連係で突破し、最後は李が角度のない位置からGKの左脇を抜くシュートを叩き込み同点とする。これで2戦合計2-2となり、試合を振り出しに戻した。前半は2-2で終了した。
後半に入っても浦和は済州ゴールに迫るが、相手の身体を張った守備になかなか勝ち越しゴールが生まれない。すると、済州もマルセロを起点に鋭いカウンターで応戦。試合は一進一退の様相となる。
浦和は70分に李に代えて青木拓矢、76分に駒井善成に代えて高木俊幸を投入。
81分、済州はチョ・ヨンヒョンがこの日二枚目のイエローカードを受け退場となる。浦和が数的優位に立つ。
後半アディショナルタイム、浦和は右サイドからの関根のクロスに興梠がスルー。流れたボールを高木がフリーでシュートを放つが、クロスバーを大きく越えてしまった。
さらにラストプレーでは、槙野智章がヘディングシュートでゴールを狙ったが、相手GKの好守に阻まれた。この直後に後半終了を告げるホイッスルが鳴り、試合は延長戦にもつれ込むこととなった。
延長前半5分、左サイドを破った高木のクロスから青木がシュートを放つが、またしても相手GKの好セーブに阻まれる。
延長前半10分、浦和は関根に代えてズラタンを投入。済州も194センチの長身を誇るメンディを投入する。
浦和がパスを回して守備の隙を窺おうとするのに対し、一人少ない済州はメンディへのロングボールで打開の糸口を見出そうとする。延長前半はともに得点なく終了した。
延長後半の立ち上がり、浦和はセットプレーのピンチを凌ぐと、左サイドの高木のクロスから波状攻撃。しかし、済州の分厚い守備の前にシュートを打てない。同5分、右からのクロスにズラタンがオーバーヘッドで合わせるが、枠をとらえ切れなかった。
同7分、済州は右サイドのショートコーナーから最後はメンディがフリーで決定的なヘディングシュート。しかし、メンディのシュートは枠を外れ、浦和は事なきを得た。
その直後の9分、浦和はパス回しから左サイドへ展開。高木のクロスを森脇良太が右足で押し込み、ついに勝ち越しに成功する。浦和が2戦合計3-2とする。
試合は終盤、両軍入り乱れての乱闘騒ぎもあったが、浦和はその後の済州の反撃を凌ぎ、そのままタイムアップ。浦和が9年ぶりのACLベスト8進出を決めた。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5月31日、各地でラウンド16のセカンドレグを開催。埼玉スタジアムでは浦和レッズが済州ユナイテッドと対戦し、浦和が3-2で勝利した。浦和が準々決勝進出を決めている。
試合は、敵地でのファーストレグを0-2で落としていた浦和が立ち上がりから猛攻を仕掛ける。開始早々の興梠慎三のポスト直撃のシュートを皮切りに、次々とチャンスを創出した。
そして18分、浦和はセットプレーのチャンスから柏木陽介のクロスに興梠が打点の高いヘッドで合わせる。シュートは右ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれた。浦和が1点を返し、2戦合計1-2とする。
浦和はさらに攻勢の手を緩めず、29分に関根貴大、31分に李忠成のシュートがポストを直撃。そして33分、浦和はバイタルエリア中央を興梠、李の連係で突破し、最後は李が角度のない位置からGKの左脇を抜くシュートを叩き込み同点とする。これで2戦合計2-2となり、試合を振り出しに戻した。前半は2-2で終了した。
後半に入っても浦和は済州ゴールに迫るが、相手の身体を張った守備になかなか勝ち越しゴールが生まれない。すると、済州もマルセロを起点に鋭いカウンターで応戦。試合は一進一退の様相となる。
浦和は70分に李に代えて青木拓矢、76分に駒井善成に代えて高木俊幸を投入。
81分、済州はチョ・ヨンヒョンがこの日二枚目のイエローカードを受け退場となる。浦和が数的優位に立つ。
後半アディショナルタイム、浦和は右サイドからの関根のクロスに興梠がスルー。流れたボールを高木がフリーでシュートを放つが、クロスバーを大きく越えてしまった。
さらにラストプレーでは、槙野智章がヘディングシュートでゴールを狙ったが、相手GKの好守に阻まれた。この直後に後半終了を告げるホイッスルが鳴り、試合は延長戦にもつれ込むこととなった。
延長前半5分、左サイドを破った高木のクロスから青木がシュートを放つが、またしても相手GKの好セーブに阻まれる。
延長前半10分、浦和は関根に代えてズラタンを投入。済州も194センチの長身を誇るメンディを投入する。
浦和がパスを回して守備の隙を窺おうとするのに対し、一人少ない済州はメンディへのロングボールで打開の糸口を見出そうとする。延長前半はともに得点なく終了した。
延長後半の立ち上がり、浦和はセットプレーのピンチを凌ぐと、左サイドの高木のクロスから波状攻撃。しかし、済州の分厚い守備の前にシュートを打てない。同5分、右からのクロスにズラタンがオーバーヘッドで合わせるが、枠をとらえ切れなかった。
同7分、済州は右サイドのショートコーナーから最後はメンディがフリーで決定的なヘディングシュート。しかし、メンディのシュートは枠を外れ、浦和は事なきを得た。
その直後の9分、浦和はパス回しから左サイドへ展開。高木のクロスを森脇良太が右足で押し込み、ついに勝ち越しに成功する。浦和が2戦合計3-2とする。
試合は終盤、両軍入り乱れての乱闘騒ぎもあったが、浦和はその後の済州の反撃を凌ぎ、そのままタイムアップ。浦和が9年ぶりのACLベスト8進出を決めた。