降格組の現実はやはり厳しい。軒並み3000人以上のマイナスに。
J1リーグは6月27日までに16節を終了(ACL参加クラブは15試合消化)。シーズンが折り返しを迎えようとしているなか、J1所属の18クラブを対象に「1試合平均観客動員数」をチェック。2016年シーズンから今季前半戦にかけて、各クラブの入場者数の増減をランキング化した。
今回は、前回調査(2016年シーズン終了時)では外していた昨季J2所属クラブ(今回は北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、セレッソ大阪が該当)も対象としている。どうしても、昇格による盛り上がりや、J2との「キャスティング」「パフォーマンスの質」の違いなど、集客面で大いに向上する余地があるため、有利な要素は多分にあるが、興味深い結果となっている。
まずは昇格組と降格組のランキングを紹介したい。昇格組では、C大阪が+9,913人と断トツの数字を叩き出し、清水も+3,451人、札幌も+2,413人とJ1昇格効果の恩恵に浴している。
一方で、J2降格組は厳しい現実に晒されている。J1と同様、折り返しを目前にした20節終了現在で、湘南ベルマーレ、名古屋グランパス、アビスパ福岡の3チームともに軒並み3000人のマイナス。名古屋は昨季、1試合平均入場者数で優勝した2010年(19,979人)に次ぐ数字を記録したが、やはりJ2では集客に苦戦しているようだ。
【昇格組】
◆北海道コンサドーレ札幌
1試合平均入場者数の増減:+2,413人
16年終了時(J2):14,559人/17年前半戦:16,972人
◆清水エスパルス
1試合平均入場者数の増減:+3,451人
16年終了時(J2):11,274人/17年前半戦:14,725人
◆セレッソ大阪
1試合平均入場者数の増減:+9,913人
16年終了時(J2):12,509人/17年前半戦:22,422人
【降格組】
◆湘南ベルマーレ
1試合平均入場者数の増減:-3,026人
16年終了時(J1):11,530人/17年前半戦:8,504人
◆名古屋グランパス
1試合平均入場者数の増減:-3,031人
16年終了時(J1):17,729人/17年前半戦:14,698人
◆アビスパ福岡
1試合平均入場者数の増減:-3,850人
16年終了時(J1):12,857人/17年前半戦:9,007人
今回は、前回調査(2016年シーズン終了時)では外していた昨季J2所属クラブ(今回は北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、セレッソ大阪が該当)も対象としている。どうしても、昇格による盛り上がりや、J2との「キャスティング」「パフォーマンスの質」の違いなど、集客面で大いに向上する余地があるため、有利な要素は多分にあるが、興味深い結果となっている。
まずは昇格組と降格組のランキングを紹介したい。昇格組では、C大阪が+9,913人と断トツの数字を叩き出し、清水も+3,451人、札幌も+2,413人とJ1昇格効果の恩恵に浴している。
一方で、J2降格組は厳しい現実に晒されている。J1と同様、折り返しを目前にした20節終了現在で、湘南ベルマーレ、名古屋グランパス、アビスパ福岡の3チームともに軒並み3000人のマイナス。名古屋は昨季、1試合平均入場者数で優勝した2010年(19,979人)に次ぐ数字を記録したが、やはりJ2では集客に苦戦しているようだ。
【昇格組】
◆北海道コンサドーレ札幌
1試合平均入場者数の増減:+2,413人
16年終了時(J2):14,559人/17年前半戦:16,972人
◆清水エスパルス
1試合平均入場者数の増減:+3,451人
16年終了時(J2):11,274人/17年前半戦:14,725人
◆セレッソ大阪
1試合平均入場者数の増減:+9,913人
16年終了時(J2):12,509人/17年前半戦:22,422人
【降格組】
◆湘南ベルマーレ
1試合平均入場者数の増減:-3,026人
16年終了時(J1):11,530人/17年前半戦:8,504人
◆名古屋グランパス
1試合平均入場者数の増減:-3,031人
16年終了時(J1):17,729人/17年前半戦:14,698人
◆アビスパ福岡
1試合平均入場者数の増減:-3,850人
16年終了時(J1):12,857人/17年前半戦:9,007人