チャルハノールの「魔法のFK」は欧州最強! ミランの攻撃をどう変える?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年07月04日

過去4年ではチャルハノールとミラン全体のFKゴール数が同じ。

チャルハノールは新天地ミランで、どんなFKを見せるのか。要注目だ。画像はミランの公式インスタグラムより

画像を見る

 2017-18シーズンのミランには、「プレースキック」という新たな得点パターンが増えるかもしれない。
 
 現地時間7月3日、ミランはレバークーゼンからハカン・チャルハノールを獲得。年俸250万ユーロ(3億円)の4年契約で、移籍金は2000万ユーロ(約24億円)+ボーナス400万ユーロ(約4億8000万円)と報じられている。
 
 この23歳のトルコ代表MFの最大の武器が、プレースキックだ。カーブ、ブレ球、ストレートと球種を自在に蹴り分け、距離も確度も問わない「魔法のFK」の使い手として知られる。ミランの公式サイトも「ジュニーニョ・ペルナンブカーノやデイビッド・ベッカムに憧れる偉大なフリーキッカー。予測不可能なボールを蹴り、敵のGKを驚かせる」と、サッカー史上でも屈指のFKの名手の名前を出し、その特長を紹介している。
 
 データサイトの『OPTA』によると、13-14シーズンから16-17シーズンの過去4年間の国内リーグで、チャルハノールが決めた直接FKは11本。欧州5大リーグでは、10本のリオネル・メッシ(バルセロナ)とミラレム・ピャニッチ(ユベントス)を凌ぐ最多の数字だ。
 
 一方、ミランが過去4シーズンで決めた直接FKは全体で11本。その間は13-14シーズンに4得点したマリオ・バロテッリ(現ニース)をはじめ、ジャコモ・ボナベントゥーラ、そして本田圭佑(現無所属)などがキッカーを担ってきたが、チャルハノールひとりと同数なのだ。ちなみに過去3シーズンに限定すると、チャルハノールは7本、ミラン全体は6本となる。
 
 強力なプレースキッカーの存在は、直接FKでの得点力が上がるだけでなく、間接FKやCKでのチャンスも広がり、さらに相手DFがペナルティーエリア近くの危険な位置でのファウルを躊躇するという相乗効果をも生む。
 
 すでに6名の新戦力を獲得するなど復権に向けて鼻息荒い新シーズンのミランだが、チャルハノールの“魔法のFK”は大きな見どころのひとつと言える。
 
【関連記事】
本田圭佑がガラタサライ移籍か!「早ければ今週中に合意に至る」との現地報道も
「結局はライオラの勝利」との声も…ミランとドンナルンマが契約延長で合意!
トッティのヴェルディ加入は消滅か…ローマ新監督が「ほぼ確実にディレクターに」と発言
清武、酒井宏の元同僚がドイツをコンフェデ優勝に導く!W杯ではゲッツェの代役に?
【欅坂46】上村莉菜×影山優佳 夢のサッカー対談(#1)「柏、広島との出会いや観戦方法は?」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 完全保存版!
    11月9日発売
    ルヴァンカップ制覇!!
    名古屋グランパス
    クラブ一丸で成し遂げた
    万感の王座への帰還
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 超名門を一大特集!
    12月5日発売
    監督交代でどう変わる!?
    MANCHESTER UNITED
    赤い悪魔の新章がスタート!
    恒例の2025年カレンダーも
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ