• トップ
  • ニュース一覧
  • 酒井宏樹も驚愕、同僚MFがハマる“アニメ文化”。「あの主人公の刺しゅうがスパイクに…」

酒井宏樹も驚愕、同僚MFがハマる“アニメ文化”。「あの主人公の刺しゅうがスパイクに…」

カテゴリ:海外日本人

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年08月11日

「日本人の僕からすると、『それにプリントしちゃう?』という感覚」

マルセイユのチームメイトのエピソードを語る酒井。写真:田中研治

画像を見る

 日本代表でも活躍する酒井宏樹が昨季、フランスのマルセイユでレギュラーの座を掴むうえで、なにより重視したのは「チームメイトとのコミュニケーション」だった。
 
「ハノーファーにいた頃よりも積極的に取り組んだおかげで、すんなり溶け込めました。年上の選手が多いからか、特に黒人選手には可愛がってもらえて。いろいろアドバイスしてくれます」
 
 同じDFのロド・ファンニ(元フランス代表)について「ロッカーが近くて、僕のことをひたすらイジります(笑)」と話す酒井だが、特定の誰かと仲がすごく良いというわけではなかった。要するに、「みんな」とコミュニケーションを取っていたのだ。
 
 そうした環境下で、チームメイトによく聞かれるのが「日本の文化、アニメとか」だった。
 
「例えば(フランス代表MFの)レミ・カベラは『テニスの王子様』の大ファンで、スパイクに主人公の名前(越前リョーマ)を刺しゅうしたりしています。『ルイ・ヴィトン』のバックに『ドラゴンボール』の何かをプリントしている選手もいますが、ちょっと勿体ないですよね(笑)。日本人の僕からすると、『それにプリントしちゃう?』という感覚です」
 
 ただ、日本人の感覚を押し付けるようなことはもちろんしない。酒井はむしろ、フランスの文化に馴染もうとしている。
 
「加入当初から『フランスを好きになろう』というスタンスでやっていたので、特に問題はなかったです。僕は外国人枠ですから、自分の世界に閉じこもったままだと孤立してしまう。だから、フランス語を真剣に学ぶことで彼らを理解しようとしたし、そうすると、向こうもフレンドリーに接してくれるようになる。要は、郷に入れば郷に従え、です」
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
「あの選手のあの感覚は謎」。酒井宏樹が驚愕した“リーグ1在籍の名手”とは?
「ちょっとランクが違う」。酒井宏樹が実感する“本田圭佑の凄み”
大迫勇也も驚いたハリルの“あの采配”。「日本人の監督にそうした発想はない」
ひと言で「別格」。大迫勇也がブンデスリーガでもっとも衝撃を受けた選手とは?
【知られざるエピソード】大迫のキャリアを動かした“内田篤人のひと言”

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 完全保存版!
    11月9日発売
    ルヴァンカップ制覇!!
    名古屋グランパス
    クラブ一丸で成し遂げた
    万感の王座への帰還
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト スペシャル企画
    11月21日発売
    未知の発見も!
    世界100か国
    「天才」&「怪物」図鑑
    今後5~10年の主役たちを網羅
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ