目指すべきアタッキングフットボールの土台は「できている」。
1月14日の新体制発表会の席上で、今季から横浜の指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルーは「私の哲学をチームに落とし込むことを楽しみにしている」と語った。
その後、同日に行なわれた監督就任会見で、その“哲学”について新監督は次のように説明した。
「今まで20年間、監督をやっていて、私のサッカーは常に攻撃的で、アタッキングフットボールをしてきた。そのスタイルは変わらない。それは試合に来ていただければ分かると思います」
もちろん、新たに率いることになるチームのことは分析済みだ。
「去年、オーストラリア代表の(ミロシュ・)デゲネクがF・マリノスにいたことで、1年間、毎試合見ることができたのは良かった。アタッキングフットボールを作るうえでの土台はある程度、できているかなと感じているので、キャンプ1日目から(戦術を)しっかりと落とし込めるようにチームを作っていきたい」
周知のとおり、横浜の監督に就く前は、オーストラリア代表を指揮していた。同代表ではポゼッションを重視するサッカーを展開していたが、新天地でも同じようなアプローチでチームを作っていくのだろうか。
「もちろん、攻撃的にするところでは、ボールを持っていないと。相手を圧倒するためには、自分のサッカー観としては、ポゼッションの大切さ、そこは変わらない」
そのポゼッションを機能させるためには、誰かひとりの選手に頼るのではなく、「グループとして、チームとして、全員が自信を持つこと」が大事であり、「そういう環境を作っていきたい」と続けた。
「他のチームから恐れられるようなチームにしたい。ファンが白熱して、誇りに思えるように、2018年が将来に語り継がれるように」と意気込むポステコグルー新監督が描くプランの全貌はまだ見えてこないが、リーグタイトルを目指すトリコロールをどんな手腕で強化するのか、今から楽しみでならない。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
その後、同日に行なわれた監督就任会見で、その“哲学”について新監督は次のように説明した。
「今まで20年間、監督をやっていて、私のサッカーは常に攻撃的で、アタッキングフットボールをしてきた。そのスタイルは変わらない。それは試合に来ていただければ分かると思います」
もちろん、新たに率いることになるチームのことは分析済みだ。
「去年、オーストラリア代表の(ミロシュ・)デゲネクがF・マリノスにいたことで、1年間、毎試合見ることができたのは良かった。アタッキングフットボールを作るうえでの土台はある程度、できているかなと感じているので、キャンプ1日目から(戦術を)しっかりと落とし込めるようにチームを作っていきたい」
周知のとおり、横浜の監督に就く前は、オーストラリア代表を指揮していた。同代表ではポゼッションを重視するサッカーを展開していたが、新天地でも同じようなアプローチでチームを作っていくのだろうか。
「もちろん、攻撃的にするところでは、ボールを持っていないと。相手を圧倒するためには、自分のサッカー観としては、ポゼッションの大切さ、そこは変わらない」
そのポゼッションを機能させるためには、誰かひとりの選手に頼るのではなく、「グループとして、チームとして、全員が自信を持つこと」が大事であり、「そういう環境を作っていきたい」と続けた。
「他のチームから恐れられるようなチームにしたい。ファンが白熱して、誇りに思えるように、2018年が将来に語り継がれるように」と意気込むポステコグルー新監督が描くプランの全貌はまだ見えてこないが、リーグタイトルを目指すトリコロールをどんな手腕で強化するのか、今から楽しみでならない。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)