ウイング、サイドバック…。サイドの人選はどうなるか
「目的は2試合に勝つこと」、「試合をしていない選手をトライしたい」。いずれもヴァイッド・ハリルホジッチ監督の言葉だが、果たしてどちらに比重を置いているのか。前者なら現時点でのベストメンバーで挑むだろうし、後者ならあっと驚くメンバー構成になるかもしれない。正直、マリ戦の予想スタメンは極めて難しい。
コンディション重視なら、ハリルホジッチ監督が前日会見でそのプレーぶりを称賛していた中島翔哉(左ウイング)と大島僚太(ボランチ)はスタメン候補か。また杉本健勇が万全の状態ではなさそうなCFは、大迫勇也で決まりだろう。
さすがにキャプテンの長谷部誠も外れることはないし、「森重はすぐに使わない」というハリルホジッチ監督の言葉を鵜呑みにするなら、CBも槙野智章と昌子源のコンビで堅い。
GKは期待の中村航輔がどこまで川島永嗣に迫れるかだが、勝利を優先するなら、実戦経験豊富な川島が本命となるはずだ。またトップ下はそれぞれ在籍クラブで柴崎岳(ヘタフェ)以上にゴールやアシストを決めている森岡亮太(アンデルレヒト)が最右翼だろう。
コンディション重視なら、ハリルホジッチ監督が前日会見でそのプレーぶりを称賛していた中島翔哉(左ウイング)と大島僚太(ボランチ)はスタメン候補か。また杉本健勇が万全の状態ではなさそうなCFは、大迫勇也で決まりだろう。
さすがにキャプテンの長谷部誠も外れることはないし、「森重はすぐに使わない」というハリルホジッチ監督の言葉を鵜呑みにするなら、CBも槙野智章と昌子源のコンビで堅い。
GKは期待の中村航輔がどこまで川島永嗣に迫れるかだが、勝利を優先するなら、実戦経験豊富な川島が本命となるはずだ。またトップ下はそれぞれ在籍クラブで柴崎岳(ヘタフェ)以上にゴールやアシストを決めている森岡亮太(アンデルレヒト)が最右翼だろう。
難しいのはサイドの人選──ウイングとサイドバックだ。左ウイング候補の原口元気はデュッセルドルフで良い働きをしており、本人も「昨年11月よりも良いコンディション」と言っている。この左ウイングはデュッセルドルフで好調の宇佐美貴史も候補のひとりで、いわゆる激戦区だ。
久保裕也が絶好調と言い切れない右ウイングも本田圭佑が先発するかもしれないし、ハリルホジッチ曰く「遠藤も酒井高徳も(フィジカルに)問題を抱えている」右SBに至っては長友佑都をコンバートする可能性すらある。その場合、左SBは車屋紳太郎が務めるはずだ。
ワールドカップ本大会を数か月後に控え、先発メンバーがなかなか見えてこない現状は如何なものか、とも思う。原口元気は「10人も20人もメンバーが変わっているわけではないし、ベースの部分は理解している」と言うが、仮にワールドカップに出場しないマリに敗れる事態になれば、チームは混乱状態に陥る恐れはある。このままハリルホジッチ監督のサッカーでいいのか、と。
無用な混乱を避ける意味でも、マリ戦での勝利は必須だろう。
久保裕也が絶好調と言い切れない右ウイングも本田圭佑が先発するかもしれないし、ハリルホジッチ曰く「遠藤も酒井高徳も(フィジカルに)問題を抱えている」右SBに至っては長友佑都をコンバートする可能性すらある。その場合、左SBは車屋紳太郎が務めるはずだ。
ワールドカップ本大会を数か月後に控え、先発メンバーがなかなか見えてこない現状は如何なものか、とも思う。原口元気は「10人も20人もメンバーが変わっているわけではないし、ベースの部分は理解している」と言うが、仮にワールドカップに出場しないマリに敗れる事態になれば、チームは混乱状態に陥る恐れはある。このままハリルホジッチ監督のサッカーでいいのか、と。
無用な混乱を避ける意味でも、マリ戦での勝利は必須だろう。