「大きな分岐点はヨコヤマの投入」
女子アジアカップ決勝でオーストラリアを1-0で下し、初めて大会連覇を果たした「なでしこジャパン」。米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports』アジア版は「日本が衝撃の1-0で連覇を達成」との見出しを打ち、劣勢を挽回しての快勝劇に賛辞を贈った。
同メディアが最大の勝因に挙げたのは、なでしこたちの鉄壁ディフェンスだ。
「マチルダス(オーストラリア女子代表の愛称)は終始ゲームを支配し、常に銃口を突きつけて日本を追い詰めていた。それでもPKを阻止したキーパーのアヤカ・ヤマシタ(山下杏也加)を筆頭に超一流のディフェンスに遭い、得点は奪えないままいたずらに時間だけが過ぎていった。とりわけ後半は頭からワンサイドゲームに近い内容だったが……。試合の大きな分岐点を迎えるのだ」
ターニングポイントとしたのは、62分の日本の選手交代。横山久美の投入だ。
「結果的にヨコヤマが決勝点を奪うのだから、大きな転換点となったのは間違いない。84分、ペナルティーエリア左角でボールを受けたヨコヤマはオーストラリアの2選手を翻弄し、アンストッパブルな一撃をゴールネットに突き刺したのである。なんという日本の勝負強さか。マスタークラスの守備を誇る彼女たちにとっては、この1点で十分だったようだ」
幾多の試練を乗り越えて、通算2度目のアジアカップ優勝を飾った日本。終わってみれば5試合(3勝2分け)を戦って9得点・2失点という、圧巻の数値を残した。
同メディアが最大の勝因に挙げたのは、なでしこたちの鉄壁ディフェンスだ。
「マチルダス(オーストラリア女子代表の愛称)は終始ゲームを支配し、常に銃口を突きつけて日本を追い詰めていた。それでもPKを阻止したキーパーのアヤカ・ヤマシタ(山下杏也加)を筆頭に超一流のディフェンスに遭い、得点は奪えないままいたずらに時間だけが過ぎていった。とりわけ後半は頭からワンサイドゲームに近い内容だったが……。試合の大きな分岐点を迎えるのだ」
ターニングポイントとしたのは、62分の日本の選手交代。横山久美の投入だ。
「結果的にヨコヤマが決勝点を奪うのだから、大きな転換点となったのは間違いない。84分、ペナルティーエリア左角でボールを受けたヨコヤマはオーストラリアの2選手を翻弄し、アンストッパブルな一撃をゴールネットに突き刺したのである。なんという日本の勝負強さか。マスタークラスの守備を誇る彼女たちにとっては、この1点で十分だったようだ」
幾多の試練を乗り越えて、通算2度目のアジアカップ優勝を飾った日本。終わってみれば5試合(3勝2分け)を戦って9得点・2失点という、圧巻の数値を残した。