“ビッグ3”がエントリーした一方で…。
日本サッカー協会は5月18日、ガーナ戦に向けた日本代表メンバー27名を発表した。
最終登録23名を推し量るうえで重要な位置づけとなっていた今回の登録メンバーは、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”がエントリーされる一方で、中島翔哉、堂安律、久保裕也、森岡亮太など今シーズンに欧州で評価を上げたタレントの選出は見送られた。
長く代表を牽引してきた歴戦の戦士を中心に招聘した西野朗監督の“サプライズなし”とも言えるメンバー構成に、欧州メディアも反応。なかでも久保と森岡がプレーするベルギーからは驚きの声が上がった。
ベルギー・メディア『Nieuwsblad』は、ロシア・ワールドカップの特集コーナーで、日本代表のメンバー発表に関する記事を掲載。「モリオカのワールドカップの夢は終わった」と銘打って次のように綴った。
「今回のメンバー発表を受け、日本の多くのメディアがモリオカ招集の可能性がないと報じている。彼のワールドカップ出場の夢は断たれたのだ」
その一方で、西野監督が会見で、「彼は自クラブで27日までプレーオフという本当にシビアなゲームを控えております。そこに最後、入れるか入れないかというところは今週決定する」とヘントとの兼ね合いで招集外とした久保についても、『Nieuwsblad』は触れている。
最終登録23名を推し量るうえで重要な位置づけとなっていた今回の登録メンバーは、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”がエントリーされる一方で、中島翔哉、堂安律、久保裕也、森岡亮太など今シーズンに欧州で評価を上げたタレントの選出は見送られた。
長く代表を牽引してきた歴戦の戦士を中心に招聘した西野朗監督の“サプライズなし”とも言えるメンバー構成に、欧州メディアも反応。なかでも久保と森岡がプレーするベルギーからは驚きの声が上がった。
ベルギー・メディア『Nieuwsblad』は、ロシア・ワールドカップの特集コーナーで、日本代表のメンバー発表に関する記事を掲載。「モリオカのワールドカップの夢は終わった」と銘打って次のように綴った。
「今回のメンバー発表を受け、日本の多くのメディアがモリオカ招集の可能性がないと報じている。彼のワールドカップ出場の夢は断たれたのだ」
その一方で、西野監督が会見で、「彼は自クラブで27日までプレーオフという本当にシビアなゲームを控えております。そこに最後、入れるか入れないかというところは今週決定する」とヘントとの兼ね合いで招集外とした久保についても、『Nieuwsblad』は触れている。
「クボにはまだ望みがあるようだ。日本代表の指揮官は27日までプレーオフを戦う可能性があるヘントのストライカーの追加招集を示唆している。彼はまだ絶望する必要がない」
また、未招集ながら“サプライズ枠”として注目を集めていた堂安については、オランダ・メディアが嘆き交じりに反応している。
昨夏にガンバ大阪からオランダ・エールディビジのフローニンヘンに移籍した堂安は、海外1年目ながら同リーグで29試合に出場して9ゴール・4アシストをマーク。同クラブに所属した10代選手として、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)を上回る成績を残し、クラブのシーズンMVPに表彰されるなど、大きな注目を集めていた。
オランダでも「日本の宝石だ」と称賛を集めていた未完の大器のW杯のメンバー漏れを同国のサッカー専門誌『Voetbal International』は、「ドウアンの夢は崩壊した」と報じた。
「日本代表でプレーした経験はなかったが、19歳のリツ・ドウアンはロシアW杯出場への意欲を公言していた。それはそう遠くない夢のように思われたが、叶うことはなかった」
今シーズンの欧州でコンスタントに結果を残し続けてきた3人を外し、船出を切った西野ジャパン。その選考が正しかったのかは結果で示すしかないだろう。
なお、日本代表は週明けから首都圏でトレーニングをスタートさせ、30日のガーナ戦に臨み、そして翌31日、運命の23名が発表される予定だ。