「俺たちがクロップを愛する理由だ」その熱唱っぷりにリバプール・ファンも絶賛!
現地時間5月26日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でリバプールは、王者レアル・マドリーに1-3で敗戦。13年ぶりとなる欧州戴冠を成し遂げることはできなかった。
試合序盤からペースを握ったリバプールだったが、30分にエースのモハメド・サラーが負傷交代でピッチを去ると、徐々に歯車が狂い出し、後半は完全にマドリーに力負け……。目の前でCL3連覇という前人未到の偉業を成し遂げられたのだった。
試合終了直後、熱血漢のドイツ人指揮官ユルゲン・クロップも、「選手たちはできる限りのことをやってくれたが、最高の結果にはならなかった。とてもがっかりしている」と肩を落とした。
しかし、精神的に堪える敗戦から一夜が明けた27日早朝。失意の底にいたはずのクロップの姿はもうなかった。
試合序盤からペースを握ったリバプールだったが、30分にエースのモハメド・サラーが負傷交代でピッチを去ると、徐々に歯車が狂い出し、後半は完全にマドリーに力負け……。目の前でCL3連覇という前人未到の偉業を成し遂げられたのだった。
試合終了直後、熱血漢のドイツ人指揮官ユルゲン・クロップも、「選手たちはできる限りのことをやってくれたが、最高の結果にはならなかった。とてもがっかりしている」と肩を落とした。
しかし、精神的に堪える敗戦から一夜が明けた27日早朝。失意の底にいたはずのクロップの姿はもうなかった。
なんと、早朝6時にリバプールへの帰路につく準備を進めるなか、クロップはアシスタントコーチのピーター・クラビエツとともに、ドイツのロックバンド『Die Toten Hosen』のリードシンガーであるカンピーノを中心としたリバプール・ファンと次のようなチャントを笑顔で大合唱していたのだ。
「俺たちはヨーロピアン・カップを見た。マドリーの奴らは運が良かっただけだぜ。俺たちはかっこいいままだ。そして誇りをリバプールに持って帰ろうぜ」
その模様をファンの一人でもあるオリバー・ボンドさんが撮影し、ツイッター上で公開。すると、瞬く間に拡散され、とりわけリバプール・ファンから多くの賛辞の声が寄せられた。
「こんな監督、この地球上じゃ他にいないぜ」
「勝利が全てではないことをファンは理解している。俺たちは巨大なファミリーだ」
「クロップは男の中の男」
「リバプールは世界最高の監督に守られている」
「これこそ俺たちがクロップを愛する理由だ」
惜しくも敗軍の将となってしまったクロップだが、いつまでも負けを引きずらずに明るく振る舞ったその姿勢は、まさにグッドルーザーと言えるはずだ。