岡崎の同点ゴールも、後半に地力の差を見せつけられる。
グループリーグ突破へ勝利が最低条件の日本は、最終戦でコロンビアと対戦。17分にPKで先制された日本は、前半ロスタイムに岡崎のヘディングシュートで同点とするなど、アグレッシブな戦いぶりを見せたが、後半は決定力を欠き失速。終盤は、コロンビアのクオリティーの高い個人技とカウンターの前に撃沈される結果となった。
【写真で振り返る】コロンビア戦
日本は、この試合で初出場となる青山敏弘をボランチで起用。さらに1トップにはギリシャ戦に続きスタメン起用された大久保嘉人が入った。2列目には右から岡崎慎司、本田圭佑、スタメンに復帰した香川真司が並び、最終ラインは前戦と同様に右から内田篤人、吉田麻也、今野泰幸、長友佑都。最後尾に守護神の川島永嗣が構える布陣でスタートした。
立ち上がりは、コロンビアの攻勢を受けたものの、すかさずゴールへ向かうプレーでファイティングポーズをとった日本。1トップの大久保が再三、最終ラインの裏へ抜け出す動きを見せれば、両サイドの香川、岡崎もドリブルで仕掛けていく。9分には後方からのフィードに抜け出した大久保が、枠を捉え切れずもシュートを放ち、リズムの良い攻撃を見せる。
しかし17分、カウンターを食らった日本は、今野がペナルティーエリア内でラモスを倒してPKを与えてしまう。これをクアドラードに決められ、コロンビアに先制点を許す展開となる。
それでも日本は、リードを許した後も攻撃的な姿勢を打ち出し、徐々に引き気味となったコロンビアを押し込んでいく。とりわけ、左サイドの香川、長友に大久保が絡んだコンビネーションは効果的で、惜しいシュートも放つなど、チャンスを生み出す。
そして前半ロスタイム、日本は守備のバランスを崩したコロンビアに対し、カウンターを発動。右サイドでパスを受けた本田がクロスを上げると、岡崎がDFの前に頭をねじ込んでヘディングシュート。これが、GKオスピナの手を弾き、同点ゴールとなり、そのまま前半終了のホイッスルが鳴らされた。
後半に入ると、コロンビアはキンテーロに代えて、J・ロドリゲスを投入。この欧州で売出し中の若手アタッカーが、卓越した個人技で日本にたびたび脅威をもたらす。
勝ち越しのゴールが欲しい日本も、相手キーマンに注意を払いつつ、ゴールを目指すが、先手を奪ったのはコロンビア。55分、警戒していたJ・ロドリゲスの突破から、最後はJ・マルティネスが日本ゴールに突き刺す。勝利が必要な日本は、再び2点を目指す苦しい展開に。
日本はなおも攻撃の手を緩めず、20分には右サイドを岡崎とのコンビネーションで抜け出した内田が、中央に走り込んできた大久保へ絶好のクロス。しかし、シュートは惜しくもバーの上を通過した。
ペナルティーエリア内で果敢な仕掛けとシュートを見せる日本はしかし、ゴールを奪い切れないまま時間が経過していく。すると、82分には再びJ・ロドリゲスのラストパスからJ・マルティネスが抜け出し、冷静なコントロールショットを決められ3-1。さらに、ロスタイムにはカウンターからまたもJ・ロドリゲスが抜け出し、日本にとどめを刺す4点目。最後は大差がつく形となって試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
攻撃的なサッカーの集大成として、グループリーグ突破へ最後の望みを賭けた一戦だったが、コロンビアに地力の差をまざまざと見せつけられ、日本の夢は木端微塵に打ち砕かれる結果となってしまった。
【写真で振り返る】ギリシャ戦
【写真で振り返る】コートジボワール戦
【写真で振り返る】コロンビア戦
日本は、この試合で初出場となる青山敏弘をボランチで起用。さらに1トップにはギリシャ戦に続きスタメン起用された大久保嘉人が入った。2列目には右から岡崎慎司、本田圭佑、スタメンに復帰した香川真司が並び、最終ラインは前戦と同様に右から内田篤人、吉田麻也、今野泰幸、長友佑都。最後尾に守護神の川島永嗣が構える布陣でスタートした。
立ち上がりは、コロンビアの攻勢を受けたものの、すかさずゴールへ向かうプレーでファイティングポーズをとった日本。1トップの大久保が再三、最終ラインの裏へ抜け出す動きを見せれば、両サイドの香川、岡崎もドリブルで仕掛けていく。9分には後方からのフィードに抜け出した大久保が、枠を捉え切れずもシュートを放ち、リズムの良い攻撃を見せる。
しかし17分、カウンターを食らった日本は、今野がペナルティーエリア内でラモスを倒してPKを与えてしまう。これをクアドラードに決められ、コロンビアに先制点を許す展開となる。
それでも日本は、リードを許した後も攻撃的な姿勢を打ち出し、徐々に引き気味となったコロンビアを押し込んでいく。とりわけ、左サイドの香川、長友に大久保が絡んだコンビネーションは効果的で、惜しいシュートも放つなど、チャンスを生み出す。
そして前半ロスタイム、日本は守備のバランスを崩したコロンビアに対し、カウンターを発動。右サイドでパスを受けた本田がクロスを上げると、岡崎がDFの前に頭をねじ込んでヘディングシュート。これが、GKオスピナの手を弾き、同点ゴールとなり、そのまま前半終了のホイッスルが鳴らされた。
後半に入ると、コロンビアはキンテーロに代えて、J・ロドリゲスを投入。この欧州で売出し中の若手アタッカーが、卓越した個人技で日本にたびたび脅威をもたらす。
勝ち越しのゴールが欲しい日本も、相手キーマンに注意を払いつつ、ゴールを目指すが、先手を奪ったのはコロンビア。55分、警戒していたJ・ロドリゲスの突破から、最後はJ・マルティネスが日本ゴールに突き刺す。勝利が必要な日本は、再び2点を目指す苦しい展開に。
日本はなおも攻撃の手を緩めず、20分には右サイドを岡崎とのコンビネーションで抜け出した内田が、中央に走り込んできた大久保へ絶好のクロス。しかし、シュートは惜しくもバーの上を通過した。
ペナルティーエリア内で果敢な仕掛けとシュートを見せる日本はしかし、ゴールを奪い切れないまま時間が経過していく。すると、82分には再びJ・ロドリゲスのラストパスからJ・マルティネスが抜け出し、冷静なコントロールショットを決められ3-1。さらに、ロスタイムにはカウンターからまたもJ・ロドリゲスが抜け出し、日本にとどめを刺す4点目。最後は大差がつく形となって試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
攻撃的なサッカーの集大成として、グループリーグ突破へ最後の望みを賭けた一戦だったが、コロンビアに地力の差をまざまざと見せつけられ、日本の夢は木端微塵に打ち砕かれる結果となってしまった。
【写真で振り返る】ギリシャ戦
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