敗れたものの失ったものはなく、むしろ…
イングランド・チーム採点 6
前提として、グループGを1位通過すると、ブラジル、フランス、ポルトガルなどが待ち受けており、2位通過よりも厳しい山に入る状況だった。結果、勝ち点が並んでいる両チームに「勝たなくても良い」という力学が働き、非常に緩い試合となってしまった。結果的にはサブのメンバーを試しつつ、大きな疲労を抱えることはなく、相対的に楽な山に進むことができたので、敗戦とはいえ、悪い結果とは言い難い。
前提として、グループGを1位通過すると、ブラジル、フランス、ポルトガルなどが待ち受けており、2位通過よりも厳しい山に入る状況だった。結果、勝ち点が並んでいる両チームに「勝たなくても良い」という力学が働き、非常に緩い試合となってしまった。結果的にはサブのメンバーを試しつつ、大きな疲労を抱えることはなく、相対的に楽な山に進むことができたので、敗戦とはいえ、悪い結果とは言い難い。
イングランド・選手採点
GK
1 ジョーダン・ピックフォード 5.5
失点のシーン、ヤヌザイのシュートはやや甘いコースに入ったが、球威があったこともあって触れなかった。本人のミスではないが、悔しさが残るシーンになったかもしれない。
DF
16 フィル・ジョーンズ 6
組み立てでの貢献は望めないが、守備では大きなミスもなく90分間プレー。守備固めの時間などには、ボランチ起用なども可能な選手だけに、プレー時間を確保できたのは収穫だと言えるだろう。
5 ジョン・ストーンズ 6 (46分OUT)
大きなミスはなく、ワールドカップ全体を通じて安定した守備を披露。前半での交代は予想外の結果だ。大きな負傷ではないことを祈るばかり。
15 ガリー・ケイヒル 6
相手の攻撃に迫力がなかったこともあるが、安定した守備を披露。イングランドのCBらしく球際には厳しくいき、シュートストップしつつ、ベテランらしいカバーリングで味方をサポートした。