途中出場で日本にトドメを刺したジョーカー。
【7月1日・ロストフ・アレーナ|決勝トーナメント1回戦 ベルギー 3-2 日本】
世界中のサッカーファンを熱くたぎらせたロストフでの大熱戦に終止符を打ったのは、途中出場でピッチに立った“赤い悪魔”のジョーカーだった。
ベルギーが2点のビハインドを追いつき、延長戦も見え始めた後半アディショナルタイム4分にその瞬間は訪れた。日本のCKを奪ってから瞬時に速攻へ転じたベルギーは一気に敵陣へとボールを運び、最後は65分からピッチに立っていたナセル・シャドリがゴールへねじ込んだ。
世界中のサッカーファンを熱くたぎらせたロストフでの大熱戦に終止符を打ったのは、途中出場でピッチに立った“赤い悪魔”のジョーカーだった。
ベルギーが2点のビハインドを追いつき、延長戦も見え始めた後半アディショナルタイム4分にその瞬間は訪れた。日本のCKを奪ってから瞬時に速攻へ転じたベルギーは一気に敵陣へとボールを運び、最後は65分からピッチに立っていたナセル・シャドリがゴールへねじ込んだ。
試合後、日本にトドメを刺したシャドリは、地元メディア『RTBF』のフラッシュインタビューで、「僕はチームにダイナミズムをもたらすためにピッチへ入ったから仕事ができて良かった」と満足げな表情で語った。
「監督の交代策による変化が良かったんだと思う。僕らは23人で一つだから、誰もが『やってやりたい』と思ってる。だから先発の11人が疲れていたら、僕らベンチのメンバーが助け合う。それが今日はできた。それまで僕はチームに貢献できていなかったから、本当にこのゴールは自信になる。国民のみんなに捧げたいゴールだよ」
日本との激闘を制し、改めて底力を世界に示したベルギー。1986年のメキシコ大会以来となるベスト4入りを懸けて、ベスト8でぶつかるのは“サッカー王国”ブラジルだ。