• トップ
  • ニュース一覧
  • 「日本の呪いは続く」「勇ましいサムライ」伊メディアが惜敗の西野ジャパンを批評【ロシアW杯】

「日本の呪いは続く」「勇ましいサムライ」伊メディアが惜敗の西野ジャパンを批評【ロシアW杯】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月03日

「生贄のように言われながら…」

最後の最後で敗れ去った日本代表。しかし、全力を尽くしたそのパフォーマンスに伊メディアも賛辞を贈っている。 (C) Getty Images

画像を見る

 日本代表は7月2日のロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、ベルギーを相手に2点を先行しながら、2-3と逆転負けを喫した。

「三度目の正直」ではなく、「二度あることは三度ある」となってしまった日本。西野朗監督の下で、当初の予想を覆す活躍を見せたが、2002年、2010年に続き、3度目の挑戦でもベスト16の壁を越えられなかった。

 これを受け、「日本の呪いは続く」と報じたのが、イタリア『Sky Sport』だ。「日本がまたハラキリ。8年おきに16強敗退」と銘打たれた記事内で、「日本の夢はまたラウンド・オブ16で終わった」と、これまで決勝トーナメントに進んだ3大会での歩みを振り返った。

『Sky Sport』は、2002年大会は日本がホスト国だったこともあり、グループリーグを突破した時に「最も怖いチームの一つ」だったと表現。中田英寿や柳沢敦といったイタリアでプレーした選手たちがいたことにも触れている。
 

 その8年後の2010年大会については、オランダ、デンマーク、カメルーンとの「難しいグループ」を突破するのは不可能に思われたが、「タケシ・オカダの手腕によって日本は快挙を成し遂げた」と綴った。だが、その一方でパラグアイとの決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗退し、「8年前に母国で見た悪夢が、再び16強敗退で蘇った」と紹介した。

 だが、その悪夢を上回る災難となったのが、後半アディショナルタイムのラストプレーでカウンターから失点し、夢を絶たれた今大会だ。

『Sky Sport』は、「おそらく過去2回よりもつらい形での敗退だった」とし、「ベスト8進出はタブー」と、日本が分厚い壁に苦しんでいると指摘している。

 一方で、『Sky Sport』は、記事の最後で、「いずれにしても、まるで生贄のように言われていながら、最も勇ましいサムライのように胸を張ってピッチを去ったこの日本に敬意を表す」と、サムライブルーに賛辞も寄せた。

「西野監督の代表チームは、いかにアジアのサッカーが継続的に成長しているかを再び示した」

 各国メディアから称賛を浴びる成長を見せた日本。はたして、4年後には、悲願の8強進出を果たすことができるのだろうか。
 
【関連記事】
「戦士の気概を示した!」「心から同情する…」ベルギーに惜敗の日本代表を英メディアが称賛
「自己過信が招いた結末」「カガワは模範」仏メディアが日本代表のW杯を総括!【ロシアW杯】
ネイマールはなぜ“過剰演技”を繰り返すのか? 英メディアがデータとともに分析【ロシアW杯】
「私なら首根っこを掴んで怒鳴ってる」名将カペッロ、逆転弾を呼び込んだ本田圭佑のCKに苦言!
【松木安太郎】2点リードという未知の世界に、日本代表は冷静さを失った

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 超名門を大特集!
    3月10日発売
    伝統クラブが迎えた変革の時
    新生・鹿島アントラーズ
    徹底解剖
    優勝請負人招聘で復権へ
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 移籍市場が本格稼働!
    4月3日発売
    2025 SUMMER TRANSFER
    夏の強化戦略
    メガ14クラブの事情通が
    重要案件を整理&詳報!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ