大宮ユースがふたつのAT弾で悲願の初優勝に王手!
7月30日、第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準決勝が味の素フィールド西が丘で行なわれた。
第1試合は2種年代最高峰のプレミアリーグに所属するチーム同士の対戦。顔を合わせたのは、2002年以来の頂点を目指す清水ユースと、九州勢初の優勝を狙う福岡U-18だ。
試合は立ち上がりから拮抗した展開となり、後半に入ってもスコアレスのまま。延長戦も頭をよぎるなかで、ついに均衡を破ったのは清水だった。
最終盤の後半38分だった。山崎稜介(2年)が頭で福岡ゴールをこじ開け、値千金の先制ゴールを決めたのだ。欲しかった1点をようやく奪った清水は、残り時間をきっちりと守って1-0で勝利。3年ぶりの決勝へと駒を進めた。
第2試合はプレミアリーグの広島ユースと、4強に駒を進めたチームの中で唯一プリンスリーグに身を置く大宮ユースが対峙。ゲームは第1試合とは打って変わり、序盤からスコアが動く。
5分に大宮の髙田颯也(2年)がネットを揺らすと、広島も負けじと23分に山﨑大地(3年)が同点弾。さらに広島は後半11分、桂陸人(3年)がゲームをひっくり返す一撃をねじ込んだ。
2-1と広島の1点リードで試合はアディショナルタイムに突入。このまま逃げ切るかと思われたが、最後の最後に劇的な展開が用意されていた。終了間際の90+4分、CKの流れから、大宮のGK村田耀(3年)が、左足で起死回生の同点ゴールを奪ったのだ。
守護神の一発で試合を振り出しに戻した大宮は、その後の延長でも土壇場で歓喜の瞬間を迎える。延長後半アディショナルタイム、五百藏悠(3年)が決勝点を叩き込み、一進一退の攻防に終止符を打った。絶体絶命のピンチを乗り越えた大宮は、4年ぶりのファイナルに駒を進めている。
夏の王者決定戦も残すところあと1試合。清水と大宮が顔を合わせる決勝は、8月1日の17時から味の素フィールド西が丘で行なわれる。
第1試合は2種年代最高峰のプレミアリーグに所属するチーム同士の対戦。顔を合わせたのは、2002年以来の頂点を目指す清水ユースと、九州勢初の優勝を狙う福岡U-18だ。
試合は立ち上がりから拮抗した展開となり、後半に入ってもスコアレスのまま。延長戦も頭をよぎるなかで、ついに均衡を破ったのは清水だった。
最終盤の後半38分だった。山崎稜介(2年)が頭で福岡ゴールをこじ開け、値千金の先制ゴールを決めたのだ。欲しかった1点をようやく奪った清水は、残り時間をきっちりと守って1-0で勝利。3年ぶりの決勝へと駒を進めた。
第2試合はプレミアリーグの広島ユースと、4強に駒を進めたチームの中で唯一プリンスリーグに身を置く大宮ユースが対峙。ゲームは第1試合とは打って変わり、序盤からスコアが動く。
5分に大宮の髙田颯也(2年)がネットを揺らすと、広島も負けじと23分に山﨑大地(3年)が同点弾。さらに広島は後半11分、桂陸人(3年)がゲームをひっくり返す一撃をねじ込んだ。
2-1と広島の1点リードで試合はアディショナルタイムに突入。このまま逃げ切るかと思われたが、最後の最後に劇的な展開が用意されていた。終了間際の90+4分、CKの流れから、大宮のGK村田耀(3年)が、左足で起死回生の同点ゴールを奪ったのだ。
守護神の一発で試合を振り出しに戻した大宮は、その後の延長でも土壇場で歓喜の瞬間を迎える。延長後半アディショナルタイム、五百藏悠(3年)が決勝点を叩き込み、一進一退の攻防に終止符を打った。絶体絶命のピンチを乗り越えた大宮は、4年ぶりのファイナルに駒を進めている。
夏の王者決定戦も残すところあと1試合。清水と大宮が顔を合わせる決勝は、8月1日の17時から味の素フィールド西が丘で行なわれる。