決勝の相手はスペインに決定。狙うは3カテゴリーの完全制覇!
フランスで開催されているU-20女子ワールドカップで、“ヤングなでしこ”ことU-20日本女子代表が快進撃だ。8月20日に行なわれた準決勝・イングランド戦を2-0でモノにし、同大会初のファイナル進出を決めたのである。
日本は鋭いサイドアタックを軸としたアグレッシブなスタイルを貫き、終始イングランドを圧倒。22分に遠藤純のパスで抜け出した植木理子が先制ミドルをねじ込むと、その5分後には宮澤ひなたのシュートのこぼれ球を遠藤が詰めてリードを広げた。その後も右の宮澤、左の遠藤の両翼をフル活用しながら敵陣に踏み込み、敵に反撃の糸口を与えない。2012年、16年大会に続く準決勝の舞台で、「3度目の正直」を実現させたのだ。
開催国フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』は、驚きをもって日本の戦いぶりを伝えている。
「フトシ・イケダ(池田太監督)の少女たちは、立ち上がり2分の大ピンチを凌ぐと一気にスイッチが入り、印象的なパフォーマンスを連続させた。才気に溢れたエンドウを中心にイングランド・ゴールを攻め立てたのだ。それは実に驚異的なアタックで、スピーディーかつテクニカル。前半にウエキとエンドウのゴールで2点のリードを奪っても攻撃の手を緩めず、ナガノ(長野風花)のパス、ミヤザワの突破など個を輝かせた。危なげない試合運びで初の決勝行き切符を掴んだのだ」
日本は鋭いサイドアタックを軸としたアグレッシブなスタイルを貫き、終始イングランドを圧倒。22分に遠藤純のパスで抜け出した植木理子が先制ミドルをねじ込むと、その5分後には宮澤ひなたのシュートのこぼれ球を遠藤が詰めてリードを広げた。その後も右の宮澤、左の遠藤の両翼をフル活用しながら敵陣に踏み込み、敵に反撃の糸口を与えない。2012年、16年大会に続く準決勝の舞台で、「3度目の正直」を実現させたのだ。
開催国フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』は、驚きをもって日本の戦いぶりを伝えている。
「フトシ・イケダ(池田太監督)の少女たちは、立ち上がり2分の大ピンチを凌ぐと一気にスイッチが入り、印象的なパフォーマンスを連続させた。才気に溢れたエンドウを中心にイングランド・ゴールを攻め立てたのだ。それは実に驚異的なアタックで、スピーディーかつテクニカル。前半にウエキとエンドウのゴールで2点のリードを奪っても攻撃の手を緩めず、ナガノ(長野風花)のパス、ミヤザワの突破など個を輝かせた。危なげない試合運びで初の決勝行き切符を掴んだのだ」
準決勝の第2試合は地元フランスとスペインが対峙し、後者が1-0で凱歌を上げた。日本とスペインは今大会のグループリーグ第2戦で対戦しており、その際は日本が0-1で敗れている。雪辱を果たしたいところだ。両国のどちらが勝っても初優勝となる。
そして日本女子サッカーは、前人未到の偉業にも挑む。
FIFA主催の女子世界大会は、女子ワールドカップ、U-20女子ワールドカップ、U-17女子ワールドカップの3つ。このうち日本は、女子ワールドカップを2011年に、U-17ワールドカップを2014年に制している。これまで3つすべてで優勝した国はひとつもない。すなわち今回のU-20で頂点に立てば初の完全制覇を達成し、名実ともに“女子サッカー大国”の栄誉を手にするのだ。
大注目のファイナルは日本時間の8月24日、26時30分キックオフ。歴史的瞬間を見逃す手はない!
そして日本女子サッカーは、前人未到の偉業にも挑む。
FIFA主催の女子世界大会は、女子ワールドカップ、U-20女子ワールドカップ、U-17女子ワールドカップの3つ。このうち日本は、女子ワールドカップを2011年に、U-17ワールドカップを2014年に制している。これまで3つすべてで優勝した国はひとつもない。すなわち今回のU-20で頂点に立てば初の完全制覇を達成し、名実ともに“女子サッカー大国”の栄誉を手にするのだ。
大注目のファイナルは日本時間の8月24日、26時30分キックオフ。歴史的瞬間を見逃す手はない!