最大のポイントの補強は完了?
現地8月31日、トルコのベジクタシュは、セリエAのトリノに所属するセルビア代表FWアデム・リャイッチを獲得したことを発表した。詳細については記されていないものの、現地メディア『Fanatik』によれば、買い取りオプション付きのレンタル移籍になるという。
現在26歳のリャイッチは、セルビアの名門パルチザンで声価を高め、これまでにフィオレンティーナ、ローマ、インテルといったセリエAの強豪クラブを渡り歩いてきた。2016年7月に移籍したトリノでは、公式戦65試合に出場して18ゴール・24アシストを記録し、主力として活躍している。
しかし、今年1月にイタリア人監督のワルテル・マッザーリが就任して以降は、ベンチを温めることが多くなり、今シーズンもここまでセリエAでは2試合連続でベンチスタート。出場機会を得られる新天地を模索していることが、しきりに報じられていた。
現在26歳のリャイッチは、セルビアの名門パルチザンで声価を高め、これまでにフィオレンティーナ、ローマ、インテルといったセリエAの強豪クラブを渡り歩いてきた。2016年7月に移籍したトリノでは、公式戦65試合に出場して18ゴール・24アシストを記録し、主力として活躍している。
しかし、今年1月にイタリア人監督のワルテル・マッザーリが就任して以降は、ベンチを温めることが多くなり、今シーズンもここまでセリエAでは2試合連続でベンチスタート。出場機会を得られる新天地を模索していることが、しきりに報じられていた。
そんななかで加わったベジクタシュは、過去2シーズンに渡ってトップ下の絶対的存在として君臨してきたブラジル代表MFタリスカが、資金不足により保有元のベンフィカに帰還(その後、中国の広州恒大へレンタル移籍)して以来、アタッカーの補填が今夏の補強オペレーションにおける最大のターゲットとなっていた。
元ブラジル代表MFのガンソやベルギー代表MFのナセル・シャドリなど様々な選手の名前が挙げられるなか、ベジクタシュが「本命」として、具体的に交渉を進めていたのは、日本代表MFの香川真司だった。
一部メディアでは、人員整理を目論むドルトムントが買い取りオプション付きのレンタル移籍になら応じるとも報じられていた。
しかし、ウイングを主戦場にしながら、攻撃的なポジションを複数こなせるリャイッチを獲得したことで、スペインのセビージャ行きも噂される香川のベジクタシュ入りの可能性は、少なくとも今夏はなくなったと見ていいかもしれない。