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「なにより組織力が高かった」水原三星の元韓国代表MFが鹿島を称賛!しかし、セカンドレグは…

カテゴリ:Jリーグ

ピッチコミュニケーションズ

2018年10月06日

選手たちの足取りは重かったが、主将を呼び止めると…

元韓国代表のヨム・ギフンは、「ビデオを観て分析した」と鹿島対策があったことも明かした。写真:徳原隆元

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 10月3日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝。Kリーグ唯一の準決勝進出を果たした水原三星ブルーウィングスは、アウェーで鹿島アントラーズと対戦し、2-3で敗れた。
 
 現在Kリーグ5位の水原は、最近まで5試合連続で白星なしの状況が続くなど、リーグ戦でなかなか結果を出せていない。そんななかで臨んだACL準々決勝では、Kリーグで1位を独走中の全北現代と対戦し、2試合トータル3-3、PK戦の末に7年ぶりの準決勝進出。その勢いのままに必勝の覚悟で臨んだ鹿島戦でも開始早々に2点をリードしたが、最後は逆転勝利を許してしまった。それだけに、ガックリと肩を落としたのは言うまでもない。
 
 試合後、ミックスゾーンに姿を現した水原選手たちの足取りも重かった。その多くが無言でバスに乗り込むなか、主将のヨム・ギフンを呼び止めると、元韓国代表のレフティは足を止めてこう切り出した。
 
「2-0でリードしながら逆転されてしまい、残念です。アウェーで行なわれた試合で私たちもいいパフォーマンスを見せられましたが、結果的に勝利できず悔しい試合でした」
 
 水原のパフォーマンスは悪くなかったという話だが、対戦した鹿島の印象はどうだったのか。水原のイ・ビョングン監督代行は試合後の記者会見で、「ビデオを観て鹿島を分析し、エースの鈴木(優磨)とセルジーニョを抑えることに集中して試合に臨みました。前半はその部分がうまくいきましたが、後半は体力が落ちて相手にスペースを与えてしまい、試合の主導権を奪われてしまった」と振り返っていたが、想定通りに試合を進められなかったというのは、ヨム・ギフンが感じたところでもあるという。
 
「両チームの準備に差があったと思います。私たちもベストを尽くしましたが、この試合に向けて鹿島のほうがしっかりと準備をしてきたことが結果に現れたのではないでしょうか」
 
 準備の差だけではない。ヨム・ギフンは、鹿島の組織力の高さも感じたという。
 
「鹿島はJリーグでも連勝を続けていますが、実際に対戦してみて、良いチームだと思いました。なにより、鹿島は組織力が高かった。組織的なプレーで鹿島を上回ることができませんでした」
 
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