40歳のレジェンドGKは一体誰を選んだのか?
GKというポジションの重要性は、一昔前より確実に増している。ただ単に自軍のゴールマウスに立ちはだかり、相手のシュートを防ぐだけでなく、ビルドアップにも寄与することでチームの攻撃を組織する役目も求められている。
そんな現代サッカーにおいて、最強のGKは一体誰なのか? ファンならば誰もが一度は考えたことがあるこの疑問に答えたのは、パリ・サンジェルマンの守護神であるジャンルイジ・ブッフォンだ。
1995年にパルマでプロキャリアをスタートさせて以来、サッカー界屈指の実力派GKとして君臨してきたブッフォン。17年間プレーしたユベントスを離れ、今夏から加入したパリSGでも、公式戦6試合で三度のクリーンシートを記録。40歳ながら、その実力と存在感が健在であることを証明している。
そんな現代サッカーにおいて、最強のGKは一体誰なのか? ファンならば誰もが一度は考えたことがあるこの疑問に答えたのは、パリ・サンジェルマンの守護神であるジャンルイジ・ブッフォンだ。
1995年にパルマでプロキャリアをスタートさせて以来、サッカー界屈指の実力派GKとして君臨してきたブッフォン。17年間プレーしたユベントスを離れ、今夏から加入したパリSGでも、公式戦6試合で三度のクリーンシートを記録。40歳ながら、その実力と存在感が健在であることを証明している。
そんなサッカー史にも名を残すであろうレジェンドGKは、フランスのテレビ局「Canal+」のサッカー専門番組『Canal football club』に出演した際に、「今、君が思う最強のGKは誰? 3人挙げて欲しい」と問われ、「僕は政治家じゃないから選べないよ(笑)」と苦笑いを浮かべつつも、次のように列挙した。
「ノイアーは間違いない。あと2人はオブラクとアリソンだろうね」
いずれも水準以上のセービング能力を持ち、なおかつ現代サッカーのGKに求められるキック能力も有しているGKの名を挙げたブッフォンだが、「それ以外にも良いGKは大勢いる」と、さらに続けている。
「3人しか本当に選べないのかい? もし、そうだとしたら他の100人については忘れないといけない。他にもデ・ヘア、ナバス、クルトワは良い。それからロリスもワールドカップを手にし、それに値するだけの実力を持つGKだね。今は、優れた力を持ったGKたちが多くいる時代。3人にしか言及できないのは残念だよ」
今月9日には、フランス全国紙『L'Équipe』の取材に「人生ってものは毎日進んでいく。だから、辞めるのが6か月後なのか1年後なのか、はたまた10年後なのか。どれだってあり得る」と、50歳までの現役プランを明らかにしたブッフォンは、老いてなお意気軒昂といったところだ。台頭する後輩たちに負けないプレーぶりをまだまだ期待したい。