「一番しんどいと思っていた」相手に、「狙い通りのサッカー」で勝利。
WEST首位のG大阪ユースにとって、8戦負けなしで上位戦線に絡んできた京都U-18は、「重要視する後期序盤の6連戦の中で、一番しんどいと思っていた」(梅津博徳監督)相手だ。接戦が予想されるなか、G大阪は守護神の林瑞輝が「狙い通りのサッカーができたいい試合だった」と振り返る上々の内容で京都を下し、連勝を4に伸ばした。
「精神的な部分も含めて、相手の迫力に押されてしまった」と京都の川勝康博監督が語ったように、立ち上がりから気迫のこもったプレーを見せたG大阪が京都を圧倒。前線からの激しい守備でボールを奪うと、岩本和希、高木彰人の両サイドMFを起点にチャンスを作った。
19分にはFW平尾壮のポストプレーを基点に左サイドへ展開し、SBの初瀬亮が相手CBとGKの間にスルーパスを通す。先にGKに触られたものの、飛び出した岩本に当たったボールがネットを揺らし、G大阪が先制する。42分、今度は右サイドを駆け上がったDF吉村弦からのマイナスのパスを高木が落ち着いて決めて、G大阪が2点リードで前半を折り返した。
後半は反撃に打って出た京都の攻勢に押され、63分にMF大西勇輝のグラウンダーのクロスをFW沼大希に押し込まれ1点を返されたが、G大阪は交代カードで修正を施しながら、逃げ切りに成功。次節、勝点で並ぶC大阪U-18との首位攻防戦に向けて、弾みのつく一戦となった。
取材・文:森田将義(フリーライター)
「精神的な部分も含めて、相手の迫力に押されてしまった」と京都の川勝康博監督が語ったように、立ち上がりから気迫のこもったプレーを見せたG大阪が京都を圧倒。前線からの激しい守備でボールを奪うと、岩本和希、高木彰人の両サイドMFを起点にチャンスを作った。
19分にはFW平尾壮のポストプレーを基点に左サイドへ展開し、SBの初瀬亮が相手CBとGKの間にスルーパスを通す。先にGKに触られたものの、飛び出した岩本に当たったボールがネットを揺らし、G大阪が先制する。42分、今度は右サイドを駆け上がったDF吉村弦からのマイナスのパスを高木が落ち着いて決めて、G大阪が2点リードで前半を折り返した。
後半は反撃に打って出た京都の攻勢に押され、63分にMF大西勇輝のグラウンダーのクロスをFW沼大希に押し込まれ1点を返されたが、G大阪は交代カードで修正を施しながら、逃げ切りに成功。次節、勝点で並ぶC大阪U-18との首位攻防戦に向けて、弾みのつく一戦となった。
取材・文:森田将義(フリーライター)
U-18プレミアリーグ/14節の結果
[WEST]
G大阪ユース(31) 2-1 京都U-18(23)
東山(6) 1-2 名古屋U18(28)
広島ユース(23) 5-0 富山一(9)
京都橘(2) 0-1 C大阪U-18(31)
東福岡(19) 1-2 神戸U-18(29)
[EAST]
市立船橋(19) 1-1 流経大柏(18)
清水ユース(25) 0-3 鹿島ユース(23)
青森山田(19) 0-0 札幌U-18(19)
東京Vユース(10) 1-2 JFAアカデミー福島(15)
三菱養和SCユース(15) 1-2 柏U-18(29)
[WEST]
G大阪ユース(31) 2-1 京都U-18(23)
東山(6) 1-2 名古屋U18(28)
広島ユース(23) 5-0 富山一(9)
京都橘(2) 0-1 C大阪U-18(31)
東福岡(19) 1-2 神戸U-18(29)
[EAST]
市立船橋(19) 1-1 流経大柏(18)
清水ユース(25) 0-3 鹿島ユース(23)
青森山田(19) 0-0 札幌U-18(19)
東京Vユース(10) 1-2 JFAアカデミー福島(15)
三菱養和SCユース(15) 1-2 柏U-18(29)