「スポーツマンシップに反する」と物議
現地時間7月2日に行なわれた女子ワールドカップ準決勝は、ディフェンディングチャンピオンのアメリカがイングランドを2-1と下し、オランダとスウェーデンの勝者と対戦する7日に行なわれる決勝に駒を進めた。
“スパイ騒動”も話題となった一戦は、先制しながらも追いつかれたアメリカが、31分にアレックス・モーガンのゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。
試合後、決勝弾を決めた直後にモーガンが見せたゴールセレブレーションが、思わぬ議論を呼んでいる。英紙『Guardian』などが報じている。
得点後、右手で紅茶を飲むようなパフォーマンスを見せたモーガン。その意図は不明で、本人は「(ミーガン・ラピノーが)いろいろなセレブレーションをしても何も聞かれないのに、私の時はみんな知りたがるのね」と述べている。
この日がモーガンの30回目の誕生日だったことも関係しているかもしれない。ただ、イギリスが「紅茶の国」なのは周知のとおりで、相手への挑発とも捉えられる。
“スパイ騒動”も話題となった一戦は、先制しながらも追いつかれたアメリカが、31分にアレックス・モーガンのゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切った。
試合後、決勝弾を決めた直後にモーガンが見せたゴールセレブレーションが、思わぬ議論を呼んでいる。英紙『Guardian』などが報じている。
得点後、右手で紅茶を飲むようなパフォーマンスを見せたモーガン。その意図は不明で、本人は「(ミーガン・ラピノーが)いろいろなセレブレーションをしても何も聞かれないのに、私の時はみんな知りたがるのね」と述べている。
この日がモーガンの30回目の誕生日だったことも関係しているかもしれない。ただ、イギリスが「紅茶の国」なのは周知のとおりで、相手への挑発とも捉えられる。
いずれにしろジェスチャーに不快感を覚えたイギリス人がいるのは当然だろう。実際、ピアーズ・モーガン記者は、「紅茶の飲み方じゃない」、「我々が勝ったら選手たちにはビッグマックとポテトのLを食べるマネをしてほしい」とつぶやいた。
アメリカでも、マーサ・マッカラム記者が、「(アメリカに)勝ってほしいけど、これはスポーツマンシップに反すると思う。無礼じゃないかしら」とツイート。モーガン記者はこれに「宣戦布告みたいなもの」と反応している。
試合の中継を担っていた『beIN SPORTS』の番組に出演した元イングランド代表のリアネ・サンダーソンは、「モーガンには自由に喜ぶ権利がある」としたうえで、「不快だ」と批判した。
優勝候補の呼び名にふさわしく、3大会連続となる決勝進出を果たしたアメリカだが、大会初戦でタイを13-0と粉砕した時も、大勢が決まった中でゴールを喜び続けたことが物議を醸すなど、王者に見合う振る舞いを求める声もあるようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
アメリカでも、マーサ・マッカラム記者が、「(アメリカに)勝ってほしいけど、これはスポーツマンシップに反すると思う。無礼じゃないかしら」とツイート。モーガン記者はこれに「宣戦布告みたいなもの」と反応している。
試合の中継を担っていた『beIN SPORTS』の番組に出演した元イングランド代表のリアネ・サンダーソンは、「モーガンには自由に喜ぶ権利がある」としたうえで、「不快だ」と批判した。
優勝候補の呼び名にふさわしく、3大会連続となる決勝進出を果たしたアメリカだが、大会初戦でタイを13-0と粉砕した時も、大勢が決まった中でゴールを喜び続けたことが物議を醸すなど、王者に見合う振る舞いを求める声もあるようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部