後半はチャンスを量産するもののゴールが遠く追加点を奪えず。
アジアカップ第2戦は1月16日にブリスベンで行なわれ、日本はイラクに1-0で勝って2連勝とし、グループステージ首位突破へ大きく前進した。
【PHOTOギャラリー】日本 1-0 イラク
日本は、第1戦のパレスチナ戦と同様の布陣。GKは川島、DFは右から酒井高、吉田、森重、長友、中盤はアンカーに長谷部が入り、インサイドハーフは右に遠藤、左に香川、3トップは右から本田、岡崎、乾と並んだ。
試合は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。イラクは1トップのマフムードを中心に、鋭い攻めを見せる。15分には右CKからイブラヒムが高い打点のヘッドで日本ゴールを急襲。ファウルになったものの、日本はヒヤリとさせられる場面だった。
このピンチの直後の17分、日本に決定的なチャンスが訪れる。前線でボールを奪った長友が、左サイドから中央の本田へ高精度のクロス。本田は走り込みながら頭で合わせたが、シュートは惜しくもポストを叩いた。
しかし、23分に再び巡ってきたチャンスを日本は確実にモノにする。遠藤からのスルーパスに抜け出した乾が中央に折り返すと、走り込んだ香川が右足で狙う。これは相手GKのセーブに遭ったものの、こぼれ球を拾った本田がペナルティーエリア内で相手に倒されPKを獲得。これを本田自らが蹴ってゴール右に決め、日本が先制に成功した。
さらに日本は33分、右サイドを本田、酒井高の連係で崩す。抜け出した酒井高がクロスを送り、岡崎がヘディングシュートを放つも、これは相手GKの正面を突いた。
終盤には、日本の最終ラインがイラクMFのカラフに裏を取られピンチを招いたが、折り返しのボールに長谷部がしっかりと身体を張って食い止め、事なきを得た。結局、前半は1-0のまま終了し、日本リードで折り返した。
後半立ち上がり、日本はビッグチャンスを迎える。47分、左サイドから中央にポジションを移していた本田にボールが渡ると、狙ったスルーパスは通らなかったものの、そのこぼれ球を拾って、右足を一閃。強烈なミドルがイラクゴールを襲ったが、これはバーを直撃した。
その後は、イラクが縦への圧力を強め反撃。両サイドからの鋭いアタックに、日本はファウルを頻発し、やや押され気味の展開に。日本は63分、乾に代えて清武を、続いて遠藤に代えて今野を投入し、巻き返しを図る。
すると直後の65分、カウンターから香川、清武の連係で決定的なチャンスを創り出す。左サイドを抜け出した清武が精度の高いグラウンダーのクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ本田ががら空きのゴールに右足で合わせる。しかし、シュートはまたしてもポストに阻まれてしまった。
72分には、ペナルティーエリア内に侵入した香川が右足で強烈なシュートを放ったが、GKの正面を突きゴールならず。さらに75分にはイラクの守備を左右に揺さぶって、清武がフィニッシュを放つもヒットせず。日本はリズムを掴んだ時間帯でなかなか追加点を奪えない。
終盤に入っても日本は完全にボールを支配し、43分に岡崎がヘッドで狙うなど決定機を創るもののゴールが遠い。逆にアディショナルタイムには、ゴール前でイラクにFKを与えたものの、なんとか凌ぎきった。結局、このままスコアは動かず、日本が1-0でイラクを下した。
同日行なわれたヨルダン対パレスチナ戦は、5-1でヨルダンが勝利。日本は、最終戦で引き分け以上で首位突破が決定するが、負ければ3チームで並び得失点差での勝負となる可能性もある。最終戦も気が抜けない戦いとなる。
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日本は、第1戦のパレスチナ戦と同様の布陣。GKは川島、DFは右から酒井高、吉田、森重、長友、中盤はアンカーに長谷部が入り、インサイドハーフは右に遠藤、左に香川、3トップは右から本田、岡崎、乾と並んだ。
試合は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。イラクは1トップのマフムードを中心に、鋭い攻めを見せる。15分には右CKからイブラヒムが高い打点のヘッドで日本ゴールを急襲。ファウルになったものの、日本はヒヤリとさせられる場面だった。
このピンチの直後の17分、日本に決定的なチャンスが訪れる。前線でボールを奪った長友が、左サイドから中央の本田へ高精度のクロス。本田は走り込みながら頭で合わせたが、シュートは惜しくもポストを叩いた。
しかし、23分に再び巡ってきたチャンスを日本は確実にモノにする。遠藤からのスルーパスに抜け出した乾が中央に折り返すと、走り込んだ香川が右足で狙う。これは相手GKのセーブに遭ったものの、こぼれ球を拾った本田がペナルティーエリア内で相手に倒されPKを獲得。これを本田自らが蹴ってゴール右に決め、日本が先制に成功した。
さらに日本は33分、右サイドを本田、酒井高の連係で崩す。抜け出した酒井高がクロスを送り、岡崎がヘディングシュートを放つも、これは相手GKの正面を突いた。
終盤には、日本の最終ラインがイラクMFのカラフに裏を取られピンチを招いたが、折り返しのボールに長谷部がしっかりと身体を張って食い止め、事なきを得た。結局、前半は1-0のまま終了し、日本リードで折り返した。
後半立ち上がり、日本はビッグチャンスを迎える。47分、左サイドから中央にポジションを移していた本田にボールが渡ると、狙ったスルーパスは通らなかったものの、そのこぼれ球を拾って、右足を一閃。強烈なミドルがイラクゴールを襲ったが、これはバーを直撃した。
その後は、イラクが縦への圧力を強め反撃。両サイドからの鋭いアタックに、日本はファウルを頻発し、やや押され気味の展開に。日本は63分、乾に代えて清武を、続いて遠藤に代えて今野を投入し、巻き返しを図る。
すると直後の65分、カウンターから香川、清武の連係で決定的なチャンスを創り出す。左サイドを抜け出した清武が精度の高いグラウンダーのクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ本田ががら空きのゴールに右足で合わせる。しかし、シュートはまたしてもポストに阻まれてしまった。
72分には、ペナルティーエリア内に侵入した香川が右足で強烈なシュートを放ったが、GKの正面を突きゴールならず。さらに75分にはイラクの守備を左右に揺さぶって、清武がフィニッシュを放つもヒットせず。日本はリズムを掴んだ時間帯でなかなか追加点を奪えない。
終盤に入っても日本は完全にボールを支配し、43分に岡崎がヘッドで狙うなど決定機を創るもののゴールが遠い。逆にアディショナルタイムには、ゴール前でイラクにFKを与えたものの、なんとか凌ぎきった。結局、このままスコアは動かず、日本が1-0でイラクを下した。
同日行なわれたヨルダン対パレスチナ戦は、5-1でヨルダンが勝利。日本は、最終戦で引き分け以上で首位突破が決定するが、負ければ3チームで並び得失点差での勝負となる可能性もある。最終戦も気が抜けない戦いとなる。