【C大阪】初のJ2へと挑む玉田圭司の熱き想い

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年02月17日

「自分を必要としてくれる以上、行くべきだと思った」

J1昇格へその経験をチームに還元することを期待される玉田。本人は初のJ2にも自信を漲らせる(C) SOCCER DIGEST

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 プロ17年目、34歳にして初のJ2に挑む玉田圭司。しかし、その姿に気負いはなく、「J2は未知です(笑)。でもサッカーはサッカーだし、そんなに変わらないんじゃないかな」と、どこか飄々としている。
 
 昨季は苦しい1年だった。怪我の影響もあり17試合に出場し2得点。「まあ結局は戦力外」と愛着のあった名古屋を離れ、新天地に選んだのはC大阪だった。
 
 その理由には「自分を必要としてくれるところがある以上、そこに行くべきだと思った」と話す。さらに今季から強化部長に就任した大熊清氏の存在も大きかったという。「大熊さんとは直接話をして、僕になにを求めているのかはっきり伝えてくれた」
 
 そんな玉田は新チームですでに存在感を発揮している。「気を遣ってくれている」という若手たちとは積極的にコミュニケーションを図り、今季ともに加入した橋本、茂庭ら経験豊富な選手たちと練習中から声を出してチームを活気づける。「新しく入った選手にはそれが求められている。練習のなかから雰囲気作りは大事になる」と力強く話す。
 
 至上命題となるJ1昇格に関しては「目標があるっていうのは選手としてやりがいがある」と笑顔を見せる。そして、狙うは昇格だけでなく「J1でも上に行けるチーム作り」だ。
 
 チームとともに再出発を図る今季。「強い決意を持ってここに来た」と話すその目からは熱い闘志が感じられる。初のJ2、そして、その先に待つJ1へ――、経験豊富なストライカーはどの舞台でもまだまだ輝ける自信を持っている。
 
――◆――◆――
 
 このエピソードを踏まえた、玉田選手のインタビュー「強い決意を持ちここに来た」は、現在発売中の『サッカーダイジェスト・2月26日号』に掲載中です。
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