ほとんどの主力を慰留。オフの満足度は総じて高い。
2004年以来の2ステージ制で開催される2015シーズンのJ1が、いよいよ3月7・8
日に開幕する。果たして、開幕戦に臨む各チームの仕上がりはいかなるものか。
ここでは、森下新体制となった鳥栖をクローズアップ。オフからの動向を踏まえ、今シーズンを展望する。
――◆――◆――
サガン鳥栖
昨季リーグ成績:5位(J1) 勝点60 19勝3分12敗 41得点・33失点
Q1
オフの採点。 補強を含めたここまでの準備は100点満点で何点?
85点
大黒柱の豊田をはじめ、キム・ミヌ、林、安田らに移籍の噂がつきまとったが、そのなかで流出したのは神戸に移籍した安田のみ。少ない予算ながらほとんどの主力を慰留したフロントの手腕は、高く評価されるべきだろう。
安田の後釜として清水から吉田を獲得するなど事後処理も迅速で、オフの満足度は総じて高い。減点要素を挙げるなら、主軸を脅かすほどのバックアッパーを今季も獲得できなかったことか。
Q2
昨季から大きく変わった点は?
新たに森下監督が指揮を執るが、自ら「良いところは残す」と語るとおり、堅守速攻を軸とした基本的な戦術は変わらない。メンバーの入れ替わりもほぼなく、昨季までのチームカラーは踏襲されるはずだ。
そのなかでも、豊田の走力を活かした裏への抜け出し、より激しい前線の守備からのショートカウンターが目立ち、昨季以上にアグレッシブなサッカーへと変貌する予感も漂わせている。
Q3
チームの最大の強みと懸念材料は?
CFに豊田、両サイドにキム・ミヌと水沼が並ぶ前線に目が行きがちだが、やはり鳥栖は堅守のチーム。昨季も失点は33で6位(得点は40で12位)と、実は“守高攻低”とも言える。今季も守護神の林、ディフェンスリーダーの菊地らには大きな期待が懸かる。
懸念材料は、豊田と林という攻守の両輪に夏の海外挑戦の可能性が残ること。もし彼らが抜けた場合は、チームの根本を揺るがす事態に。
日に開幕する。果たして、開幕戦に臨む各チームの仕上がりはいかなるものか。
ここでは、森下新体制となった鳥栖をクローズアップ。オフからの動向を踏まえ、今シーズンを展望する。
――◆――◆――
サガン鳥栖
昨季リーグ成績:5位(J1) 勝点60 19勝3分12敗 41得点・33失点
Q1
オフの採点。 補強を含めたここまでの準備は100点満点で何点?
85点
大黒柱の豊田をはじめ、キム・ミヌ、林、安田らに移籍の噂がつきまとったが、そのなかで流出したのは神戸に移籍した安田のみ。少ない予算ながらほとんどの主力を慰留したフロントの手腕は、高く評価されるべきだろう。
安田の後釜として清水から吉田を獲得するなど事後処理も迅速で、オフの満足度は総じて高い。減点要素を挙げるなら、主軸を脅かすほどのバックアッパーを今季も獲得できなかったことか。
Q2
昨季から大きく変わった点は?
新たに森下監督が指揮を執るが、自ら「良いところは残す」と語るとおり、堅守速攻を軸とした基本的な戦術は変わらない。メンバーの入れ替わりもほぼなく、昨季までのチームカラーは踏襲されるはずだ。
そのなかでも、豊田の走力を活かした裏への抜け出し、より激しい前線の守備からのショートカウンターが目立ち、昨季以上にアグレッシブなサッカーへと変貌する予感も漂わせている。
Q3
チームの最大の強みと懸念材料は?
CFに豊田、両サイドにキム・ミヌと水沼が並ぶ前線に目が行きがちだが、やはり鳥栖は堅守のチーム。昨季も失点は33で6位(得点は40で12位)と、実は“守高攻低”とも言える。今季も守護神の林、ディフェンスリーダーの菊地らには大きな期待が懸かる。
懸念材料は、豊田と林という攻守の両輪に夏の海外挑戦の可能性が残ること。もし彼らが抜けた場合は、チームの根本を揺るがす事態に。