湘南――機動力で先手必勝を狙う。浦和――青木、橋本、平川が先発か。
3月7・8日、いよいよJ1リーグの2015シーズンが開幕。サッカーダイジェストWebでは1シーズンを通じ、毎節各カードの最新チーム情報をお届けする。
ここでお伝えする開幕カードは、湘南 vs 浦和。J2を圧倒的な強さで制して2年ぶりにJ1に復帰した湘南と、すでにシーズンに突入しているが公式戦3連敗中と苦しむ浦和の対戦だ。
【J1】1stステージ1節展望|全9カードの予想布陣&各チームの最新動向
――◆――◆――
J1リーグ・1節
湘南ベルマーレ –浦和レッズ
3月7日(土)/19:00/Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ
リーグ成績(2014年/J2):1位 勝点101 31勝8分3敗 86得点・25失点
狙うは先手必勝だ。
立ち上がりから機動力を前面に押し出し、おそらくACLのブリスベン戦から再び先発メンバーを変えてくる浦和の出足を突きたい。先制できれば、湘南の武器である縦への高速アタックはより効果を発揮するはず。逆に先手を取られて、調子に乗らせることだけは避けたい。
先発予想は、前線の3人がまったく読めない。カッコ内の山田、岡田のスタメン起用も十分あり得る。
曺監督はベンチを含めた18人で戦うイメージを持っている。様々な試合展開を想定して、メンバーを選ぶはずだ。そのプランによって、18人の陣容も変わってくるだろう。
新エース候補のB・セザルは非常に器用で、ゴール前のパンチ力に加え、周囲の選手を上手く使ってアシスト役にも回れるなど、プレーの幅が広い。まだ合流から1か月しか経っておらず、連係面で若干の不安は残すものの、果たして先発で使うのか、切り札としてベンチに置くのか、そのあたりの起用法も注目だ。
KEY PLAYER:山田直輝(MF)
開幕に照準を合わせしっかりコンディションを上げてきた。様々なところに顔を出し、気の利いたプレーを見せる。先発する可能性もあるが、勝負どころで流れを変える役割を担うかもしれない。
浦和レッズ
リーグ成績(2014年):2位 勝点62 18勝8分8敗 52得点・32失点
Jリーグ開幕を前に、浦和はすでに公式戦3連敗と苦しい状況に立たされている。平日にもACLの試合が組まれた4連戦の最後が、運動量を武器にし、野心に満ち溢れた湘南戦である。しかも中2日という日程は厳しい。
とはいえ、「リーグ開幕戦」という響きは気持ちを切り替える助けになるはず。
ACLのブリスベン戦で、終盤の約35分間を10人で戦った疲労度は相当だ。
特に中盤で広大なスペースを埋めた鈴木、両WBはターンオーバーが想定される。青木、橋本、平川の起用が有力視される。
一方、前線は負傷明けとはいえ絶大な存在感を誇る興梠に頼る可能性が高く、柏木と(シャドーなのか、ボランチなのか)新戦力をどう組み込むかもポイントに。永田と岡本を負傷で欠く最終ラインは、手を加えないか。
前線から激しく追う湘南ペースに巻き込まれず、ピッチを広く使って揺さぶりたい。
KEY PLAYER:阿部勇樹(MF)
ターンオーバーを続けるなかで、唯一無二と言える存在。昨季まで浦和に所属した山田とのマッチアップも見どころに。
ここでお伝えする開幕カードは、湘南 vs 浦和。J2を圧倒的な強さで制して2年ぶりにJ1に復帰した湘南と、すでにシーズンに突入しているが公式戦3連敗中と苦しむ浦和の対戦だ。
【J1】1stステージ1節展望|全9カードの予想布陣&各チームの最新動向
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J1リーグ・1節
湘南ベルマーレ –浦和レッズ
3月7日(土)/19:00/Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ
リーグ成績(2014年/J2):1位 勝点101 31勝8分3敗 86得点・25失点
狙うは先手必勝だ。
立ち上がりから機動力を前面に押し出し、おそらくACLのブリスベン戦から再び先発メンバーを変えてくる浦和の出足を突きたい。先制できれば、湘南の武器である縦への高速アタックはより効果を発揮するはず。逆に先手を取られて、調子に乗らせることだけは避けたい。
先発予想は、前線の3人がまったく読めない。カッコ内の山田、岡田のスタメン起用も十分あり得る。
曺監督はベンチを含めた18人で戦うイメージを持っている。様々な試合展開を想定して、メンバーを選ぶはずだ。そのプランによって、18人の陣容も変わってくるだろう。
新エース候補のB・セザルは非常に器用で、ゴール前のパンチ力に加え、周囲の選手を上手く使ってアシスト役にも回れるなど、プレーの幅が広い。まだ合流から1か月しか経っておらず、連係面で若干の不安は残すものの、果たして先発で使うのか、切り札としてベンチに置くのか、そのあたりの起用法も注目だ。
KEY PLAYER:山田直輝(MF)
開幕に照準を合わせしっかりコンディションを上げてきた。様々なところに顔を出し、気の利いたプレーを見せる。先発する可能性もあるが、勝負どころで流れを変える役割を担うかもしれない。
浦和レッズ
リーグ成績(2014年):2位 勝点62 18勝8分8敗 52得点・32失点
Jリーグ開幕を前に、浦和はすでに公式戦3連敗と苦しい状況に立たされている。平日にもACLの試合が組まれた4連戦の最後が、運動量を武器にし、野心に満ち溢れた湘南戦である。しかも中2日という日程は厳しい。
とはいえ、「リーグ開幕戦」という響きは気持ちを切り替える助けになるはず。
ACLのブリスベン戦で、終盤の約35分間を10人で戦った疲労度は相当だ。
特に中盤で広大なスペースを埋めた鈴木、両WBはターンオーバーが想定される。青木、橋本、平川の起用が有力視される。
一方、前線は負傷明けとはいえ絶大な存在感を誇る興梠に頼る可能性が高く、柏木と(シャドーなのか、ボランチなのか)新戦力をどう組み込むかもポイントに。永田と岡本を負傷で欠く最終ラインは、手を加えないか。
前線から激しく追う湘南ペースに巻き込まれず、ピッチを広く使って揺さぶりたい。
KEY PLAYER:阿部勇樹(MF)
ターンオーバーを続けるなかで、唯一無二と言える存在。昨季まで浦和に所属した山田とのマッチアップも見どころに。