9つの決定機を作った鹿島。しかし、追加点を奪えず。
【試合内容】
「四冠」を目標に掲げる鹿島が、ホーム開幕戦で昇格組の湘南に敗れた。
開始8分に最初の決定機を作ったホームチームは、13分に金崎の移籍後初ゴールで幸先良く先制する。しかし、以降はポストに嫌われる不運もあり、決定機をことごとくものにできなかった。
9つもの決定機を作りながら2点目が奪えなかったのは、決定力不足が主な原因だ。途中出場のカイオも「最後のところの精度が課題」というように、湘南の守備を崩しながらも、フィニッシュの精度を欠いていた。
また、鹿島は、守備面でもゴール前での“勝負弱さ”を露呈。後半はPKを含めて3本しかシュートを許さなかったにもかかわらず、そのうちの2本を沈められた。これでACLも含めた公式戦で4連敗。“若鹿”がいきなり窮地に立たされた。
対する湘南は、守備陣が粘り強く耐え、少ないチャンスをものにして勝点3を獲得した。「結果が自信につながる」(永木)とシーズンの早い段階で1勝を挙げたことで、選手たちが自信を深めた様子だ。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・2節
【J1採点&寸評】全9試合の評価をチェック!
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
早い時間に先制しながら、追加点を奪えず。攻守両面でゴール前の勝負弱さを露呈した。
湘南 6
粘り強く戦って少ないチャンスをものにした。とはいえ、相手の決定力不足に助けられた側面も。
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6
序盤にファンブルがあったが、その後は大きなミスなし。バックパスの処理も無難だった。
DF
22 西 大伍 5.5
正確なパスとキープで起点になったが、普段ほど高い位置で仕事ができなかった印象。
4 山村和也 6
終盤はボランチに移り、高さを活かしてロングボールを撥ね返した。展開力は改善の余地あり。
14 ファン・ソッコ 5.5
素早い寄せと強靭なフィジカルで最終防衛線になっていただけに、最後にアリソンに競り負けたのが痛い。
16 山本脩斗 5.5
縦に付けるパスの精度が低く、度々インターセプトされる。クロスの精度も欠いていた。
MF
20 柴崎 岳 6
ゴールに直結するラストパスを積極的に狙った。トップ下に入った終盤は飛び出しを意識。
40 小笠原満男 5.5
サイドチェンジで攻撃の潤滑油になるも、次第に運動量が落ち、終盤は消えていた。
25 遠藤 康 6
果敢にエリア内に侵入し、何度も決定的なチャンスに顔を出した。ポストに当たる惜しいシュートも。
33 金崎夢生 6.5
高崎のクロスをフリーで流し込み先制点。競り合いや1対1など、局面での身体の強さが際立った。
8 土居聖真 5.5
立ち上がりはギャップに顔を出してボールを引き出したが、時間の経過とともに受ける位置が下がった。
FW
15 高崎寛之 5.5
身体を張って前線のターゲットになるも、肝心のゴールは……。シュート精度を高めたい。
交代出場
MF
7 カイオ 6
サイドで起点になりつつ、ドリブルで守備を切り崩した。しかし、クロスは中央に合わず。
DF
5 青木 剛 6
ファン・ソッコと組み、CBでプレー。相手のクリアボールをしっかりと拾い、攻撃につなげた。
MF
10 本山雅志 -
攻撃に絡もうという意識は窺えたが、周囲との連動性を欠いて効果的な配球ができなかった。
監督
トニーニョ・セレーゾ 5
攻撃の札を切ってゼロトップを採用するも機能せず。CFを外した交代策に疑問が残る。
「四冠」を目標に掲げる鹿島が、ホーム開幕戦で昇格組の湘南に敗れた。
開始8分に最初の決定機を作ったホームチームは、13分に金崎の移籍後初ゴールで幸先良く先制する。しかし、以降はポストに嫌われる不運もあり、決定機をことごとくものにできなかった。
9つもの決定機を作りながら2点目が奪えなかったのは、決定力不足が主な原因だ。途中出場のカイオも「最後のところの精度が課題」というように、湘南の守備を崩しながらも、フィニッシュの精度を欠いていた。
また、鹿島は、守備面でもゴール前での“勝負弱さ”を露呈。後半はPKを含めて3本しかシュートを許さなかったにもかかわらず、そのうちの2本を沈められた。これでACLも含めた公式戦で4連敗。“若鹿”がいきなり窮地に立たされた。
対する湘南は、守備陣が粘り強く耐え、少ないチャンスをものにして勝点3を獲得した。「結果が自信につながる」(永木)とシーズンの早い段階で1勝を挙げたことで、選手たちが自信を深めた様子だ。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・2節
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【チーム採点・寸評】
鹿島 5
早い時間に先制しながら、追加点を奪えず。攻守両面でゴール前の勝負弱さを露呈した。
湘南 6
粘り強く戦って少ないチャンスをものにした。とはいえ、相手の決定力不足に助けられた側面も。
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6
序盤にファンブルがあったが、その後は大きなミスなし。バックパスの処理も無難だった。
DF
22 西 大伍 5.5
正確なパスとキープで起点になったが、普段ほど高い位置で仕事ができなかった印象。
4 山村和也 6
終盤はボランチに移り、高さを活かしてロングボールを撥ね返した。展開力は改善の余地あり。
14 ファン・ソッコ 5.5
素早い寄せと強靭なフィジカルで最終防衛線になっていただけに、最後にアリソンに競り負けたのが痛い。
16 山本脩斗 5.5
縦に付けるパスの精度が低く、度々インターセプトされる。クロスの精度も欠いていた。
MF
20 柴崎 岳 6
ゴールに直結するラストパスを積極的に狙った。トップ下に入った終盤は飛び出しを意識。
40 小笠原満男 5.5
サイドチェンジで攻撃の潤滑油になるも、次第に運動量が落ち、終盤は消えていた。
25 遠藤 康 6
果敢にエリア内に侵入し、何度も決定的なチャンスに顔を出した。ポストに当たる惜しいシュートも。
33 金崎夢生 6.5
高崎のクロスをフリーで流し込み先制点。競り合いや1対1など、局面での身体の強さが際立った。
8 土居聖真 5.5
立ち上がりはギャップに顔を出してボールを引き出したが、時間の経過とともに受ける位置が下がった。
FW
15 高崎寛之 5.5
身体を張って前線のターゲットになるも、肝心のゴールは……。シュート精度を高めたい。
交代出場
MF
7 カイオ 6
サイドで起点になりつつ、ドリブルで守備を切り崩した。しかし、クロスは中央に合わず。
DF
5 青木 剛 6
ファン・ソッコと組み、CBでプレー。相手のクリアボールをしっかりと拾い、攻撃につなげた。
MF
10 本山雅志 -
攻撃に絡もうという意識は窺えたが、周囲との連動性を欠いて効果的な配球ができなかった。
監督
トニーニョ・セレーゾ 5
攻撃の札を切ってゼロトップを採用するも機能せず。CFを外した交代策に疑問が残る。