オビナの2戦連続弾も結果には結びつけられず。
【試合内容】
7分に左サイドを突破した柏がそのままシュートをねじ込み、アウェーの広島が「理想的な展開」(森保監督)でリードを奪う。その後はオビナのPKで同点に追いつかれるも、前半終了間際に森﨑浩のFKで勝ち越し。後半も主導権を握るなか、75分過ぎからは相手のカウンターにさらされてピンチを迎えるも、守護神・林を中心に守り切ってみせた。
一方の松本は、相手との実力差を考え「堅守からの速攻」を徹底した戦術で対抗。途中出場の前田の活躍もあり、最後は厚みのあるカウンターを繰り出しゴールに迫ったが、フィニッシュの精度が足りず、悔しい結果に終わった。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・2節
【J1採点&寸評】全9カードの評価をチェック!
【チーム採点・寸評】
松本 5.5
劣勢の時間帯が長かったが、終盤は狙いどおりのカウンターから何度もチャンスを作った。相手も認めるハードワークなど、チームカラーは出し切ったが……。
広島 6.5
前半で奪ったリードを守り切り、開幕2連勝を達成。シュート21本で2得点と決定力では物足りなかったが、中盤の構成力やチャンスの構築では貫禄を見せつけた。
【松本|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 5.5
39分の青山の際どいミドルを防ぐなど、何度かファインセーブを披露。キックの精度も高かったが、前半に痛恨の2失点。森﨑浩のFKには動けなかった。
DF
4 飯田真輝 5.5
相手に揺さぶられるシーンが目についたものの、エリア内では懸命なディフェンスで粘りを見せた。終盤は前線に上がってパワープレーを仕掛けたが、ゴールならず。
13 後藤圭太 5.5
佐藤のワンタッチプレーには手を焼いたが、持ち味であるエアバトルの強さを発揮して、クロス対応は盤石だった。81分のヘディングシュートは決めたかった。
30 酒井隆介 5.5
長い距離を走り、精力的なカバーリングで奮闘した。ただ、ビルドアップでは効果的なプレーを見せられず、攻撃面では物足りなさがあった。
MF
3 田中隼磨 5.5
対峙する柏には苦戦。思うように攻撃参加ができなかったが、前に出て行った時は高い確率でビッグチャンスを演出。68分には惜しいシュートで林を慌てさせた。
6 岩沼俊介 5.5
鋭い動き出しで相手のファウルを誘い、PKを奪取。とはいえ、それ以外ではほぼディフェンス重視のプレーで、クロスを上げる回数も少なかった。
5 岩間雄大 5
守備時にはふたり以上を見るシチュエーションが多く、ボール奪取に手こずった印象。イージーミスも散見されて、本来の実力とは程遠い出来だった。
11 喜山康平 5.5
盛んに周りに指示を出しつつ、テンポ良くボールを捌く一方、身体を張ってピンチを防ぐなど攻守両面で存在感を発揮。しかし、決定的な仕事はできなかった。
8 岩上祐三 5.5
序盤からフルスロットルでピッチを幅広く動き回る。強烈なミドルやCKから直接ゴールを狙うなど、頻繁に決定機に顔を見せはしたが、あと一歩が足りなかった印象。
14 池元友樹 5
高いキープ力と精力的なハイプレスでチームに貢献も、相手に怖さを与えるまでには至らなかった。ミドルゾーンではまずまずも、バイタルエリアでの仕掛けを増やしたい。
FW
9 オビナ 6
PKを冷静に決めて2戦連続弾。特に後半はカウンターの起点として機能し、チームメイトの攻撃参加を促した。サイドチェンジなど攻撃面で頼りになる働きぶりだった。
交代出場
22 前田直輝 6
気持ちのこもったプレーで終盤の猛攻をリード。85分には混戦から決定的なシュートも、枠を捉え切れず。ただ、スタメン奪取に向けて好アピールとなる活躍ぶりだった。
20 石原崇兆 ―
本領を発揮するには出場時間が短すぎたが、自慢のドリブルで突破を試みるなど、積極性は示した。守備でも最後まで食らいついて相手の速攻を阻止してみせた。
監督
反町康治 5.5
専守防衛も焦れることなく、鋭いカウンターに活路を見出して、75分過ぎからは狙いどおり相手を十分に慌てさせた。交代策もハマったが、勝利には導けなかった。
7分に左サイドを突破した柏がそのままシュートをねじ込み、アウェーの広島が「理想的な展開」(森保監督)でリードを奪う。その後はオビナのPKで同点に追いつかれるも、前半終了間際に森﨑浩のFKで勝ち越し。後半も主導権を握るなか、75分過ぎからは相手のカウンターにさらされてピンチを迎えるも、守護神・林を中心に守り切ってみせた。
一方の松本は、相手との実力差を考え「堅守からの速攻」を徹底した戦術で対抗。途中出場の前田の活躍もあり、最後は厚みのあるカウンターを繰り出しゴールに迫ったが、フィニッシュの精度が足りず、悔しい結果に終わった。
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【チーム採点・寸評】
松本 5.5
劣勢の時間帯が長かったが、終盤は狙いどおりのカウンターから何度もチャンスを作った。相手も認めるハードワークなど、チームカラーは出し切ったが……。
広島 6.5
前半で奪ったリードを守り切り、開幕2連勝を達成。シュート21本で2得点と決定力では物足りなかったが、中盤の構成力やチャンスの構築では貫禄を見せつけた。
【松本|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 5.5
39分の青山の際どいミドルを防ぐなど、何度かファインセーブを披露。キックの精度も高かったが、前半に痛恨の2失点。森﨑浩のFKには動けなかった。
DF
4 飯田真輝 5.5
相手に揺さぶられるシーンが目についたものの、エリア内では懸命なディフェンスで粘りを見せた。終盤は前線に上がってパワープレーを仕掛けたが、ゴールならず。
13 後藤圭太 5.5
佐藤のワンタッチプレーには手を焼いたが、持ち味であるエアバトルの強さを発揮して、クロス対応は盤石だった。81分のヘディングシュートは決めたかった。
30 酒井隆介 5.5
長い距離を走り、精力的なカバーリングで奮闘した。ただ、ビルドアップでは効果的なプレーを見せられず、攻撃面では物足りなさがあった。
MF
3 田中隼磨 5.5
対峙する柏には苦戦。思うように攻撃参加ができなかったが、前に出て行った時は高い確率でビッグチャンスを演出。68分には惜しいシュートで林を慌てさせた。
6 岩沼俊介 5.5
鋭い動き出しで相手のファウルを誘い、PKを奪取。とはいえ、それ以外ではほぼディフェンス重視のプレーで、クロスを上げる回数も少なかった。
5 岩間雄大 5
守備時にはふたり以上を見るシチュエーションが多く、ボール奪取に手こずった印象。イージーミスも散見されて、本来の実力とは程遠い出来だった。
11 喜山康平 5.5
盛んに周りに指示を出しつつ、テンポ良くボールを捌く一方、身体を張ってピンチを防ぐなど攻守両面で存在感を発揮。しかし、決定的な仕事はできなかった。
8 岩上祐三 5.5
序盤からフルスロットルでピッチを幅広く動き回る。強烈なミドルやCKから直接ゴールを狙うなど、頻繁に決定機に顔を見せはしたが、あと一歩が足りなかった印象。
14 池元友樹 5
高いキープ力と精力的なハイプレスでチームに貢献も、相手に怖さを与えるまでには至らなかった。ミドルゾーンではまずまずも、バイタルエリアでの仕掛けを増やしたい。
FW
9 オビナ 6
PKを冷静に決めて2戦連続弾。特に後半はカウンターの起点として機能し、チームメイトの攻撃参加を促した。サイドチェンジなど攻撃面で頼りになる働きぶりだった。
交代出場
22 前田直輝 6
気持ちのこもったプレーで終盤の猛攻をリード。85分には混戦から決定的なシュートも、枠を捉え切れず。ただ、スタメン奪取に向けて好アピールとなる活躍ぶりだった。
20 石原崇兆 ―
本領を発揮するには出場時間が短すぎたが、自慢のドリブルで突破を試みるなど、積極性は示した。守備でも最後まで食らいついて相手の速攻を阻止してみせた。
監督
反町康治 5.5
専守防衛も焦れることなく、鋭いカウンターに活路を見出して、75分過ぎからは狙いどおり相手を十分に慌てさせた。交代策もハマったが、勝利には導けなかった。