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【J1展望】1stステージ・5節|名古屋-広島|守備に課題を残す名古屋は、広島の攻撃陣を抑えられるか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年04月11日

名古屋――「結果」を追求するうえで、守備の出来が問われる。 広島――ナビスコカップで2得点した浅野の奮起に期待。

怪我人/名古屋=田口、野田、青木、L・ドミンゲス 広島=川﨑、吉野
出場停止/名古屋=なし 広島=なし

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J1リーグ stステージ・5節
名古屋グランパス  サンフレッチェ広島
4月12日(日)/14:00/豊田スタジアム
 
名古屋グランパス
リーグ成績(4節終了時):18位 勝点2 0勝2分2敗 5得点・8失点
 
【最新チーム事情】
●ナビスコカップ・山形戦の後半、トップ下に入った矢田が出色の出来を見せる。
●ノヴァコヴィッチが山形戦で開幕戦以来のゴールを奪う。
●トレーニングではシンプルなサイド攻撃の徹底を確認。
 
【担当記者の視点】
 リーグ戦で勝利がなく、4月8日に行なわれたナビスコカップ・山形戦(△3-3)では終了間際に追いつかれ勝ち星を逃すなどムードは決して良くはない。なにより気がかりなのは、公式戦7試合で14失点を喫する守備面だ。
 
 特にセットプレーでの失点癖は改善されず、8日の山形戦でもCKとFKから2失点。「決してルーズではないが、失点しないことを意識し過ぎるあまりマークにズレが生じている」(西野監督)のは看過できず、修正が急務となる。
 
 奇しくも、昨季同じ時期に豊田スタジアムで行なわれた広島戦(●2-5)は、守備が崩壊し大敗しているが、集中を欠くようだと悪夢を繰り返しかねない。現在の立ち位置(最下位)を考えれば、まずなにより欲しいのは「結果」。それを追求するうえで、守備の出来がひとつのポイントになるだろう。

【J1展望】1stステージ・5節|全9カードの予想布陣、最新情報
 
サンフレッチェ広島
リーグ成績(4節終了時):6位 勝点7 2勝1分1敗 4得点・2失点
 
【最新チーム事情】
●佐藤や森﨑兄弟などベテラン組はカップ戦を完全休養。
●足の故障が癒えた山岸が練習に合流。
●ナビスコカップ・湘南戦(△2-2)で浅野が2得点。
 
 前節の神戸戦(●0-1)は終了間際の失点で手痛い敗戦を喫したが、逆にナビスコカップの湘南戦では土壇場で引き分けに持ち込む粘りを見せた。ムードは悪くなく、湘南戦では佐藤や森﨑兄弟ら主力のベテラン組を完全休養に充てられたのも大きい。
 
 ほぼベストの布陣で臨めそうな名古屋戦では、いかに勝負どころで決定力を発揮できるかが問われる。シュート数は鹿島についでリーグ2位とゴールへの意識は高い反面、シュート決定率(6.5パーセント)を見るとワースト3位に沈んでいる。チャンスの数は多く、枠内シュートが少ないわけでもない。それでも決められないところに悩みはある。
 
 その起爆剤として期待したいのが、ナビスコカップで今季公式戦初得点を含む2ゴールを奪った浅野だ。抜群のスピードと切れ味を持ち、守備ブロックを破壊できるリオ五輪世代のアタッカーが奮起できるか。
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