清水が公式戦6連敗。相手2トップの個人技に屈する。
【試合内容】
守備から入った清水は、カウンターから何度かチャンスを作る。しかし長沢、大前らが決め切れずにいると、G大阪が誇る2トップの餌食となる。まずは宇佐美に見事なボールコントロールから先制点を決められ、後半開始早々にはパトリックにワンタッチゴールを沈められた。
その後、清水はP・ウタカを起用してG大阪ゴールへ迫ると、56分にそのP・ウタカ、64分には大前にもゴールが生まれ、一時は同点に追いつく。前線で起点ができたことで明らかにパス回しのリズムが良くなり、流れを手中にしたホームチームは、逆転の可能性を十分に漂わせていた。
それでも80分、宇佐美の一撃に葬り去られる。二川からのパスを受けた宇佐美は、DFを背負いながら上手く反転。ニアに鋭く蹴り込まれたシュートは無情にもゴールに突き刺さった。
公式戦6連敗を喫した清水。守備の立て直し、決定力不足の解消など、課題は山積している。
【J1採点&寸評】1stステージ・5節 全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・5節
【チーム採点・寸評】
清水 5.5
カウンター狙いの前半に我慢しきれず。後半は相手が引いたせいもあってリズムを掴んだだけに、悔やまれる敗戦。
G大阪 6
全体的にミスが目立ち、内容は決して良くなかった。2トップの個の力で勝ち切った印象は否めず、やや低めに評価。
【清水|採点・寸評】
GK
1 櫛引政敏 5
直接的な責任はないとはいえ、3失点はいただけない。不用意なミスキックを頻発する悪癖も顔を覗かせた。
DF
13 犬飼智也 5.5
右SBでスタメン起用されたが、相手ゴール前で交錯して早々に交代。痛めた右膝の状態が気掛かりだ。
2 三浦弦太 5
パトリック相手に空中戦で競り勝つ場面もあったのは評価できる。宇佐美のテクニックには終始苦戦した。
3 平岡康裕 5
相手2トップの圧力に押され、高いラインを保てず。もう一歩、身体を寄せるべきシーンが目立った。
38 福村貴幸 5
前半はタイミング良く攻撃に参加するも、スタミナの切れた終盤はクロスの精度が低下。背後を狙われピンチも招いた。
MF
7 本田拓也 5
最終ラインを助けるべく守備に奮闘したが、マイボールでのミスが少なくなかった。奪ってからの展開にこだわりたい。
16 六平光成 5.5
前半はおとなしかった半面、スペースの生まれた後半はテンポ良くパスを回す。もっと前を向いてプレーすべき存在。
11 村田和哉 5
守備に追われ、難しい試合展開に。持ち前のスピードは最大級に警戒され、カウンター時も輝けなかった。
39 白崎凌兵 5
特に守備での軽いプレーが目立つ。攻撃でもアイデアを発揮したとは言い難い内容で、ひとりよがりな印象が残った。
10 大前元紀 5.5
中央でパスを受けようと何度も動き直し、ドリブルでもキレを見せる。フィニッシュの精度とスピードを上げたい。
FW
9 長沢 駿 5
中央からのカウンター狙いではなかなか長所を出し難い。目立ったのは、相手のセットプレー時の守備くらいか。
交代出場
22 枝村匠馬 6
ほとんど“ぶっつけ本番”の右SBでも及第点の出来。果敢な攻め上がりからのクロスで、1アシストを記録。
18 ピーター・ウタカ 6.5
巧みな足技と当たり負けしない体幹を武器に、前線で起点となる。来日初ゴールも奪い、“次”に期待が懸かる。
19 ミッチェル・デューク ―
P・ウタカとのコンビネーションは不発。縦への推進力も発揮されず、逆転への起爆剤とはならなかった。
監督
大榎克己 5.5
犬飼の負傷でプランが狂うも、P・ウタカの投入が当たって同点に追いつく。あと1枚カードがあれば……。
守備から入った清水は、カウンターから何度かチャンスを作る。しかし長沢、大前らが決め切れずにいると、G大阪が誇る2トップの餌食となる。まずは宇佐美に見事なボールコントロールから先制点を決められ、後半開始早々にはパトリックにワンタッチゴールを沈められた。
その後、清水はP・ウタカを起用してG大阪ゴールへ迫ると、56分にそのP・ウタカ、64分には大前にもゴールが生まれ、一時は同点に追いつく。前線で起点ができたことで明らかにパス回しのリズムが良くなり、流れを手中にしたホームチームは、逆転の可能性を十分に漂わせていた。
それでも80分、宇佐美の一撃に葬り去られる。二川からのパスを受けた宇佐美は、DFを背負いながら上手く反転。ニアに鋭く蹴り込まれたシュートは無情にもゴールに突き刺さった。
公式戦6連敗を喫した清水。守備の立て直し、決定力不足の解消など、課題は山積している。
【J1採点&寸評】1stステージ・5節 全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・5節
【チーム採点・寸評】
清水 5.5
カウンター狙いの前半に我慢しきれず。後半は相手が引いたせいもあってリズムを掴んだだけに、悔やまれる敗戦。
G大阪 6
全体的にミスが目立ち、内容は決して良くなかった。2トップの個の力で勝ち切った印象は否めず、やや低めに評価。
【清水|採点・寸評】
GK
1 櫛引政敏 5
直接的な責任はないとはいえ、3失点はいただけない。不用意なミスキックを頻発する悪癖も顔を覗かせた。
DF
13 犬飼智也 5.5
右SBでスタメン起用されたが、相手ゴール前で交錯して早々に交代。痛めた右膝の状態が気掛かりだ。
2 三浦弦太 5
パトリック相手に空中戦で競り勝つ場面もあったのは評価できる。宇佐美のテクニックには終始苦戦した。
3 平岡康裕 5
相手2トップの圧力に押され、高いラインを保てず。もう一歩、身体を寄せるべきシーンが目立った。
38 福村貴幸 5
前半はタイミング良く攻撃に参加するも、スタミナの切れた終盤はクロスの精度が低下。背後を狙われピンチも招いた。
MF
7 本田拓也 5
最終ラインを助けるべく守備に奮闘したが、マイボールでのミスが少なくなかった。奪ってからの展開にこだわりたい。
16 六平光成 5.5
前半はおとなしかった半面、スペースの生まれた後半はテンポ良くパスを回す。もっと前を向いてプレーすべき存在。
11 村田和哉 5
守備に追われ、難しい試合展開に。持ち前のスピードは最大級に警戒され、カウンター時も輝けなかった。
39 白崎凌兵 5
特に守備での軽いプレーが目立つ。攻撃でもアイデアを発揮したとは言い難い内容で、ひとりよがりな印象が残った。
10 大前元紀 5.5
中央でパスを受けようと何度も動き直し、ドリブルでもキレを見せる。フィニッシュの精度とスピードを上げたい。
FW
9 長沢 駿 5
中央からのカウンター狙いではなかなか長所を出し難い。目立ったのは、相手のセットプレー時の守備くらいか。
交代出場
22 枝村匠馬 6
ほとんど“ぶっつけ本番”の右SBでも及第点の出来。果敢な攻め上がりからのクロスで、1アシストを記録。
18 ピーター・ウタカ 6.5
巧みな足技と当たり負けしない体幹を武器に、前線で起点となる。来日初ゴールも奪い、“次”に期待が懸かる。
19 ミッチェル・デューク ―
P・ウタカとのコンビネーションは不発。縦への推進力も発揮されず、逆転への起爆剤とはならなかった。
監督
大榎克己 5.5
犬飼の負傷でプランが狂うも、P・ウタカの投入が当たって同点に追いつく。あと1枚カードがあれば……。