「あってはならないこと」(ネルシーニョ)。神戸はホームで4敗目。
【試合内容】
序盤からハイプレスで神戸を押し込んだ清水が、17分に試合を動かす。左サイドでパスを受けたM・デュークが豪快なミドルを突き刺し、先制に成功した。一方、神戸は劣勢の展開を強いられるが、29分にカウンターから渡邉が六平のオウンゴールを誘い、同点に追い付く。
後半は、ややオープンな展開になるが、70分に清水がゴールやや左でFKを得ると、大前がこれを直接決めて勝ち越しに成功。
神戸は最後まで同点ゴールを目指し、アディショナルタイムに絶好の位置でFKを得るも、渡邉が放ったシュートは杉山にセーブされ、直後にタイムアップ。清水は10戦ぶりの勝利を手にし、逆にホームで4敗目を喫した神戸のネルシーニョ監督は「あってはならないこと」と、肩を落とした。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・11節
【チーム採点・寸評】
神戸 4.5
「立ち上がり相手に押し込まれ動揺した」(ネルシーニョ監督)と、序盤から劣勢を強いられた。主力7人が不在で、攻め手を欠いたまま、清水に白星をプレゼントした。
清水 6
長沢の高さや、P・ウタカ、M・デュークの機動力を活かし、チャンスを創出。終了間際にはヤコヴィッチ退場というアクシデントがあったが、最後まで集中を切らさずリードを守り切った。
【神戸|採点&寸評】
GK
22 山本海人 5.5
2失点はともにシュートを褒めるべき。逆に前半終了間際には平岡のヘッド、58分にはP・ウタカとの1対1をストップするなど、多くのピンチを凌ぎ、チームを鼓舞した。
DF
4 北本久仁衛 5
長沢、P・ウタカの対応に苦戦し、ふたりの連係から二度、ビッグチャンスを作られた。周囲とコミュニケーションを取りながら最終ラインを牽引しようとしたが、清水の攻撃陣を止め切れなった。
5 岩波拓也 5
ボランチと同じ位置まで上がり、パスを供給するなど、前への意識は感じられた。しかし精度が低く、13分にはパスをカットされ、失点の原因になった。75分には悔しい途中交代。
14 増川隆洋 4.5
序盤からP・ウタカらにプレッシャーを掛けられ、上手く前線へフィードを通せなかった。負傷明けということで身体が重たそうで、前半のみでピッチを退いた。
MF
6 高橋峻希 5
24分にはカウンターから渡邉へロングパスを通し、同点ゴールを演出。ただ、対面のM・デュークの圧力に負け、何度も突破を許すなど後手を踏んだ。
16 チョン・ウヨン 5
前半は清水の激しい守備に良い形でボールを受けられず。低い位置に押し下げられ、無難な散らしに終始した。後半はやや改善したものの、いつものリズムではなかった。
17 田中英雄 5.5
持ち味の身体を張ったディフェンスで清水の進攻を食い止めた。一方、自陣ゴール前で大前にボールを奪われるなど緩慢なプレーも。後半には何度かカウンターの起点になった。
8 高橋祥平 5
左ウイングバックで先発出場。ただ、パスを受けても上手くつなげず、対面の河井に主導権を握られるなど、専門外のポジションでは良さを出せなかった。後半からは本職のストッパーに移る。
9 石津大介 5
幾度も左からのカットインを見せるも、単調なリズムのドリブルはすべて相手DFにブロックされた。渡邉とのワンツーでペナルティエリア内に侵入して迎えたチャンスも活かしきれなかった。
19 渡邉千真 5.5
高橋峻のフィードに抜け出し、速いクロスをゴール前に入れて相手のオウンゴールを誘発。劣勢時に貴重な同点ゴールをもたらした。後半途中から中盤2列目の右に移ると、存在感は希薄になった。
FW
13 小川慶治朗 5.5
スピードでヤコヴィッチを振り切るなど、チャンスには絡んだ。84分には奥井のクロスに合わせ、あと一歩のところまでゴールに迫る。1発で決め切る力が欲しかった。
交代出場
DF
25 奥井 諒 5.5
チームがリズムに乗れないなか、後半頭から出場。なかなかパスが回って来ず、仕掛けられなかったが、84分には好クロスを小川へ。決定機は作り出した。
FW
29 田代容輔 5
1トップに入るもシュートは0本。ここ数試合と同様、流れを変える役割を求められたが、結局この日も持ち味を出すことはできなかった。
MF
27 フェフージン 5.5
相手に押し込まれる展開では、ドリブルで持ち上がる得意のプレーは見せられず。中盤で必死にボールを追い、なんとか攻撃につなげようとする姿は良かったが……。
監督
ネルシーニョ 4.5
守備を重視し、左ウイングバックに高橋祥、ボランチに田中を起用。しかしこの采配が完全に裏目に出て、チームはまったくチャンスを作れず。後半頭から奥井を投入するも、効果は薄かった。
序盤からハイプレスで神戸を押し込んだ清水が、17分に試合を動かす。左サイドでパスを受けたM・デュークが豪快なミドルを突き刺し、先制に成功した。一方、神戸は劣勢の展開を強いられるが、29分にカウンターから渡邉が六平のオウンゴールを誘い、同点に追い付く。
後半は、ややオープンな展開になるが、70分に清水がゴールやや左でFKを得ると、大前がこれを直接決めて勝ち越しに成功。
神戸は最後まで同点ゴールを目指し、アディショナルタイムに絶好の位置でFKを得るも、渡邉が放ったシュートは杉山にセーブされ、直後にタイムアップ。清水は10戦ぶりの勝利を手にし、逆にホームで4敗目を喫した神戸のネルシーニョ監督は「あってはならないこと」と、肩を落とした。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・11節
【チーム採点・寸評】
神戸 4.5
「立ち上がり相手に押し込まれ動揺した」(ネルシーニョ監督)と、序盤から劣勢を強いられた。主力7人が不在で、攻め手を欠いたまま、清水に白星をプレゼントした。
清水 6
長沢の高さや、P・ウタカ、M・デュークの機動力を活かし、チャンスを創出。終了間際にはヤコヴィッチ退場というアクシデントがあったが、最後まで集中を切らさずリードを守り切った。
【神戸|採点&寸評】
GK
22 山本海人 5.5
2失点はともにシュートを褒めるべき。逆に前半終了間際には平岡のヘッド、58分にはP・ウタカとの1対1をストップするなど、多くのピンチを凌ぎ、チームを鼓舞した。
DF
4 北本久仁衛 5
長沢、P・ウタカの対応に苦戦し、ふたりの連係から二度、ビッグチャンスを作られた。周囲とコミュニケーションを取りながら最終ラインを牽引しようとしたが、清水の攻撃陣を止め切れなった。
5 岩波拓也 5
ボランチと同じ位置まで上がり、パスを供給するなど、前への意識は感じられた。しかし精度が低く、13分にはパスをカットされ、失点の原因になった。75分には悔しい途中交代。
14 増川隆洋 4.5
序盤からP・ウタカらにプレッシャーを掛けられ、上手く前線へフィードを通せなかった。負傷明けということで身体が重たそうで、前半のみでピッチを退いた。
MF
6 高橋峻希 5
24分にはカウンターから渡邉へロングパスを通し、同点ゴールを演出。ただ、対面のM・デュークの圧力に負け、何度も突破を許すなど後手を踏んだ。
16 チョン・ウヨン 5
前半は清水の激しい守備に良い形でボールを受けられず。低い位置に押し下げられ、無難な散らしに終始した。後半はやや改善したものの、いつものリズムではなかった。
17 田中英雄 5.5
持ち味の身体を張ったディフェンスで清水の進攻を食い止めた。一方、自陣ゴール前で大前にボールを奪われるなど緩慢なプレーも。後半には何度かカウンターの起点になった。
8 高橋祥平 5
左ウイングバックで先発出場。ただ、パスを受けても上手くつなげず、対面の河井に主導権を握られるなど、専門外のポジションでは良さを出せなかった。後半からは本職のストッパーに移る。
9 石津大介 5
幾度も左からのカットインを見せるも、単調なリズムのドリブルはすべて相手DFにブロックされた。渡邉とのワンツーでペナルティエリア内に侵入して迎えたチャンスも活かしきれなかった。
19 渡邉千真 5.5
高橋峻のフィードに抜け出し、速いクロスをゴール前に入れて相手のオウンゴールを誘発。劣勢時に貴重な同点ゴールをもたらした。後半途中から中盤2列目の右に移ると、存在感は希薄になった。
FW
13 小川慶治朗 5.5
スピードでヤコヴィッチを振り切るなど、チャンスには絡んだ。84分には奥井のクロスに合わせ、あと一歩のところまでゴールに迫る。1発で決め切る力が欲しかった。
交代出場
DF
25 奥井 諒 5.5
チームがリズムに乗れないなか、後半頭から出場。なかなかパスが回って来ず、仕掛けられなかったが、84分には好クロスを小川へ。決定機は作り出した。
FW
29 田代容輔 5
1トップに入るもシュートは0本。ここ数試合と同様、流れを変える役割を求められたが、結局この日も持ち味を出すことはできなかった。
MF
27 フェフージン 5.5
相手に押し込まれる展開では、ドリブルで持ち上がる得意のプレーは見せられず。中盤で必死にボールを追い、なんとか攻撃につなげようとする姿は良かったが……。
監督
ネルシーニョ 4.5
守備を重視し、左ウイングバックに高橋祥、ボランチに田中を起用。しかしこの采配が完全に裏目に出て、チームはまったくチャンスを作れず。後半頭から奥井を投入するも、効果は薄かった。