名古屋――EURO予選で1得点したノヴァコヴィッチの覚醒に期待。柏――中断期で戦術確認を行ない、7戦ぶりの白星を狙う。
J1リーグ 1stステージ・16節
名古屋グランパス – 柏レイソル
6月20日(土)/16:00/豊田スタジアム
名古屋グランパス
リーグ成績(15節終了時):8位 勝点19 5勝4分6敗 17得点・16失点
【最新チーム事情】
●負傷者続出で登録メンバーがギリギリの状況。
●CBに大武が復帰。いきなりスタメンか。
●川又の負傷欠場が濃厚。EURO予選で得点したノヴァコヴィッチに期待。
●代表帰りの永井はコンディション良好。
【担当記者の視点】
前節の新潟戦でリーグ戦では4節・G大阪戦以来となる4バックを採用。1-1の引き分けに終わったが、永井の縦への推進力、矢田や小屋松の攻撃力を引き出すなど「悪くない内容」(西野監督)だった。
この流れを汲む形で、今節も4-2-3-1の採用が濃厚。闘莉王、川又ら主力を怪我で欠くなど台所事情は苦しいが、新潟戦で見せた戦いぶりを継続できれば、直近6試合でわずか2得点しか取れていない得点力にも改善の兆しが見えてくるかもしれない。
とりわけ注目したいのが、代表戦(EURO予選)で1得点し復調気配を漂わせるノヴァコヴィッチだ。ここまで1得点に止まるが、「名古屋でも得点したい」(ノヴァコヴィッチ)と意欲を示しており、スロベニア人ストライカーの覚醒に期待したい。
【J1展望】全9カードの最新情報をチェック!
柏レイソル
リーグ成績(15節終了時):15位 勝点14 3勝5分6敗 20得点・23失点
※ACLの日程のため1試合未消化
【最新チーム事情】
●試合間隔が開き、過密日程で今までできなかった戦術面の整理を図る。
●6月13日の練習試合(流通経済大戦)で主力組は30~60分プレーし、2-1で勝利。
●韓国代表でチームを離れていたキム・チャンスは17日に合流。
【担当記者の視点】
4月からほぼ週2試合ペースの過密日程を続けてきた柏は、ここまではほとんどトレーニングで戦術面の整理や修正を図れる時間がなかった。それが第1ステージに結果が伴わない要因のひとつにもなっていたが、15節から16節までの期間は、久しぶりに戦術練習ができる貴重な2週間となった。
その成果は練習中にも顕著に表われており、紅白戦では選手間のコーチングが飛び交い、一旦プレーが切れた時にも入念に確認作業をするなど、戦術面の修正に余念がない。
試合内容が決して悪いわけではなく、むしろ良い内容の試合をしながら結果だけが付いてこないことが多いため、選手間での意思疎通や戦術の微調整さえできれば、結果は付いてくると選手たちは手応えを感じているようだ。
名古屋はここ3年、公式戦で勝てていない相手だが、開幕当初にはできていた“柏のサッカー”を取り戻し、7試合ぶりの白星を挙げたい。
名古屋グランパス – 柏レイソル
6月20日(土)/16:00/豊田スタジアム
名古屋グランパス
リーグ成績(15節終了時):8位 勝点19 5勝4分6敗 17得点・16失点
【最新チーム事情】
●負傷者続出で登録メンバーがギリギリの状況。
●CBに大武が復帰。いきなりスタメンか。
●川又の負傷欠場が濃厚。EURO予選で得点したノヴァコヴィッチに期待。
●代表帰りの永井はコンディション良好。
【担当記者の視点】
前節の新潟戦でリーグ戦では4節・G大阪戦以来となる4バックを採用。1-1の引き分けに終わったが、永井の縦への推進力、矢田や小屋松の攻撃力を引き出すなど「悪くない内容」(西野監督)だった。
この流れを汲む形で、今節も4-2-3-1の採用が濃厚。闘莉王、川又ら主力を怪我で欠くなど台所事情は苦しいが、新潟戦で見せた戦いぶりを継続できれば、直近6試合でわずか2得点しか取れていない得点力にも改善の兆しが見えてくるかもしれない。
とりわけ注目したいのが、代表戦(EURO予選)で1得点し復調気配を漂わせるノヴァコヴィッチだ。ここまで1得点に止まるが、「名古屋でも得点したい」(ノヴァコヴィッチ)と意欲を示しており、スロベニア人ストライカーの覚醒に期待したい。
【J1展望】全9カードの最新情報をチェック!
柏レイソル
リーグ成績(15節終了時):15位 勝点14 3勝5分6敗 20得点・23失点
※ACLの日程のため1試合未消化
【最新チーム事情】
●試合間隔が開き、過密日程で今までできなかった戦術面の整理を図る。
●6月13日の練習試合(流通経済大戦)で主力組は30~60分プレーし、2-1で勝利。
●韓国代表でチームを離れていたキム・チャンスは17日に合流。
【担当記者の視点】
4月からほぼ週2試合ペースの過密日程を続けてきた柏は、ここまではほとんどトレーニングで戦術面の整理や修正を図れる時間がなかった。それが第1ステージに結果が伴わない要因のひとつにもなっていたが、15節から16節までの期間は、久しぶりに戦術練習ができる貴重な2週間となった。
その成果は練習中にも顕著に表われており、紅白戦では選手間のコーチングが飛び交い、一旦プレーが切れた時にも入念に確認作業をするなど、戦術面の修正に余念がない。
試合内容が決して悪いわけではなく、むしろ良い内容の試合をしながら結果だけが付いてこないことが多いため、選手間での意思疎通や戦術の微調整さえできれば、結果は付いてくると選手たちは手応えを感じているようだ。
名古屋はここ3年、公式戦で勝てていない相手だが、開幕当初にはできていた“柏のサッカー”を取り戻し、7試合ぶりの白星を挙げたい。