広島――塩谷の代役がキーマンに。山形――ディエゴ、山﨑、川西のトライアングルが復活なるか。
J1リーグ 1stステージ・16節
サンフレッチェ広島 – モンテディオ山形
6月20日(土)/16:00/エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
リーグ成績(15節終了時):2位 勝点30 9勝3分3敗 22得点・13失点
【最新チーム事情】
●負傷した塩谷の代役は、宮原もしくは佐々木か。
●王手をかけたJ1・J2通算200得点へ、佐藤寿人は「次で決める」。
●大邱FCとのプレシーズンマッチを快勝した若手の台頭が加速。
●15節終了時の勝点は2013年優勝時と同じ30ポイント。
【担当記者の視点】
第1ステージ優勝に手は届かなかったが、積み上げた勝点30は連覇を果たした2013年と同じ数字である。ただ「ここまでの結果は山形戦の勝利を約束したものではない」と森保監督は警戒を怠らない。
柏戦で負傷した塩谷は欠場濃厚で、練習では宮原と佐々木が試されていた。「ふたりとも能力が高い」と森崎和が指摘するように守備に対する不安はない。塩谷が担っていた後ろからの攻撃も、宮原はビルドアップに安定感を見せ、佐々木には「一発」がある。指揮官は、選択に最後まで時間をかけるつもりだ。
【J1展望】全9カードの最新情報をチェック!
モンテディオ山形
リーグ成績(15節終了時):16位 勝点14 3勝5分7敗 12得点・16失点
【最新チーム事情】
●前節の鹿島戦から中断期間を挟んでリフレッシュ。先週の練習中に足を痛めた比嘉が別メニュー調整だが、一方で怪我から復帰して全体練習に合流した選手も多い。
●先週は庄内地方でミニキャンプ。ソニー仙台とのトレーニングゲームでは、山田、渡辺、宇佐美、高木利といった負傷明けの選手たちが復調をアピールした。
●負傷組の合流に伴って先発メンバーは一度リセットされる形。今週は攻守の連係を再確認するための紅白戦に時間を割いた。
●メンバーの大きな変更点は、昨季のJ2終盤戦で躍動したディエゴ、山﨑、川西の「1トップ+2シャドー」の復活。山田とキム・ボムヨンのウイングバックコンビも見物だろう。
【担当記者の視点】
前線からのプレッシングが持ち味の山形は今季、パスが主体のチームと相性が良い。実際、ポゼッション重視の川崎や柏から白星を掴んでおり、その意味でつなぐ意識がある広島とは好勝負を演じる可能性がある。
守備をハメたうえでカウンターを狙う形になりそうだが、攻撃の局面でポイントになるのはキム・ボムヨンと山田の両ウイングバック。出場すれば仙台との開幕戦以来となる山田のコンディションがどこまで整っているかは、気になるところだ。彼が試合に入れないようだと、“突貫小僧”高木利の起用もありえる。
攻守において前線のトライアングルが機能するかも、勝敗を分けるポイントになりそうだ。今季の開幕当初は連動性がいまひとつだったディエゴ、川西、山﨑が、昨季の終盤戦のように抜群の連係でオフェンスにもディフェンスにも顔を出せれば勝機は膨らむだろう。
サンフレッチェ広島 – モンテディオ山形
6月20日(土)/16:00/エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
リーグ成績(15節終了時):2位 勝点30 9勝3分3敗 22得点・13失点
【最新チーム事情】
●負傷した塩谷の代役は、宮原もしくは佐々木か。
●王手をかけたJ1・J2通算200得点へ、佐藤寿人は「次で決める」。
●大邱FCとのプレシーズンマッチを快勝した若手の台頭が加速。
●15節終了時の勝点は2013年優勝時と同じ30ポイント。
【担当記者の視点】
第1ステージ優勝に手は届かなかったが、積み上げた勝点30は連覇を果たした2013年と同じ数字である。ただ「ここまでの結果は山形戦の勝利を約束したものではない」と森保監督は警戒を怠らない。
柏戦で負傷した塩谷は欠場濃厚で、練習では宮原と佐々木が試されていた。「ふたりとも能力が高い」と森崎和が指摘するように守備に対する不安はない。塩谷が担っていた後ろからの攻撃も、宮原はビルドアップに安定感を見せ、佐々木には「一発」がある。指揮官は、選択に最後まで時間をかけるつもりだ。
【J1展望】全9カードの最新情報をチェック!
モンテディオ山形
リーグ成績(15節終了時):16位 勝点14 3勝5分7敗 12得点・16失点
【最新チーム事情】
●前節の鹿島戦から中断期間を挟んでリフレッシュ。先週の練習中に足を痛めた比嘉が別メニュー調整だが、一方で怪我から復帰して全体練習に合流した選手も多い。
●先週は庄内地方でミニキャンプ。ソニー仙台とのトレーニングゲームでは、山田、渡辺、宇佐美、高木利といった負傷明けの選手たちが復調をアピールした。
●負傷組の合流に伴って先発メンバーは一度リセットされる形。今週は攻守の連係を再確認するための紅白戦に時間を割いた。
●メンバーの大きな変更点は、昨季のJ2終盤戦で躍動したディエゴ、山﨑、川西の「1トップ+2シャドー」の復活。山田とキム・ボムヨンのウイングバックコンビも見物だろう。
【担当記者の視点】
前線からのプレッシングが持ち味の山形は今季、パスが主体のチームと相性が良い。実際、ポゼッション重視の川崎や柏から白星を掴んでおり、その意味でつなぐ意識がある広島とは好勝負を演じる可能性がある。
守備をハメたうえでカウンターを狙う形になりそうだが、攻撃の局面でポイントになるのはキム・ボムヨンと山田の両ウイングバック。出場すれば仙台との開幕戦以来となる山田のコンディションがどこまで整っているかは、気になるところだ。彼が試合に入れないようだと、“突貫小僧”高木利の起用もありえる。
攻守において前線のトライアングルが機能するかも、勝敗を分けるポイントになりそうだ。今季の開幕当初は連動性がいまひとつだったディエゴ、川西、山﨑が、昨季の終盤戦のように抜群の連係でオフェンスにもディフェンスにも顔を出せれば勝機は膨らむだろう。