浦和対策で5バックを敷いたものの、選手たちの特長を消してしまう結果に……。
【柏|採点・寸評】
GK
21 菅野孝憲 6
24、25分と興梠の決定的なシュートを連続してストップ。 18本の“シュートの雨”を冷静なセービングで防いでいたものの、高木の一撃はわずかに及ばなかった。
DF
4 鈴木大輔 6
裏のスペースを狙って来る浦和に対し、ラインを統率してオフサイドトラップを仕掛けた。くさびもコースを読み、身体を上手く入れて撥ね返した。
6 山中亮輔 5
2歳年下の関根と対峙。相手の鋭いドリブルや抜け出しに揺さぶられ、攻めてもあっさりボールを奪われてカウンターを食らうなどリズムを乱した。
13 エドゥアルド 5.5
SBとCBやCB同士の間のスペースを突いてくる浦和のコンビプレーに手を焼く。横パスに飛び出して致命的なピンチを招いた63分の場面は、GK菅野の好セーブに救われた。
27 キム・チャンス 5.5
武藤と激しい肉弾戦を展開。宇賀神を含めた2枚での攻撃に押されながら耐えた一方で、前半アディショナルタイムにエデルソンのクロスに合わせたヘッドは枠を外し、翌12日の30歳の誕生日を自ら祝えず。
MF
7 大谷秀和 5.5
公式戦5試合ぶりの復帰。自陣に侵入してくる相手に振り切られる場面も散見され、動きにキレを欠いた印象は否めない。
8 茨田陽生 5
最終ラインをフォローし、興梠をケアしながらセカンドボールを素早く回収。守備では役割を果たしていたが、肝心の攻撃では思うように前にボールを当てられず、58分に膝を痛めて自ら交代を申し出た。
15 武富孝介 5.5
ほとんど前を向けなかった前半から一転、後半は中盤でボールを受けて前線へ供給。この男のエンジンがかかるのがもう少し早ければ展開は違ったか。
FW
9 工藤壮人 5
ボールを受けてもサイドに追いやられ、なかなかボックス内で勝負できず。75分、こぼれ球に素早く反応してようやく掴んだ決定機もシュートはポストに嫌われた。
11 エデルソン 5
1タッチプレー、サイドチェンジ、プレスと攻守で周囲とイメージにズレがあり、ほとんど機能せず。試合途中にスライドしたCFでも目立った仕事ができずに、54分に無念の交代を命じられた。
30 クリスティアーノ 5.5
浦和の厳しいマークに四苦八苦。地面に打ち付けられて顔をゆがめる場面が何度もあり、個の力を完全に封じられてしまった。
交代出場
MF
26 太田徹郎 5.5
右ウイングに入り、攻撃の起点としてはある程度機能。ただ、アグレッシブさに欠けた印象で、ボールロスト→カウンターの嫌な流れが目に付いた。
DF
3 近藤直也 5.5
茨田の負傷で緊急出場。5バックの中央に入って浦和のCFと駆け引きを繰り返したものの、失点の場面は高木への寄せが甘くなってしまった。
MF
25 小林祐介 -
中盤でイニシアチブを握ろうとする相手の攻撃を遮断。運動量を活かしてピッチを奔走したが、出場直後にチームは失点を喫した。
監督
吉田達磨 5
5バックを敷く現実的な戦いを選択。相手の半分以下のシュートしか打てず、決定的な場面も2回しかなかったことを考えれば、納得のいく内容ではない。ACLの準々決勝・第2戦に向けて勢いを付けられなかった。
取材・文:塚越 始、小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 菅野孝憲 6
24、25分と興梠の決定的なシュートを連続してストップ。 18本の“シュートの雨”を冷静なセービングで防いでいたものの、高木の一撃はわずかに及ばなかった。
DF
4 鈴木大輔 6
裏のスペースを狙って来る浦和に対し、ラインを統率してオフサイドトラップを仕掛けた。くさびもコースを読み、身体を上手く入れて撥ね返した。
6 山中亮輔 5
2歳年下の関根と対峙。相手の鋭いドリブルや抜け出しに揺さぶられ、攻めてもあっさりボールを奪われてカウンターを食らうなどリズムを乱した。
13 エドゥアルド 5.5
SBとCBやCB同士の間のスペースを突いてくる浦和のコンビプレーに手を焼く。横パスに飛び出して致命的なピンチを招いた63分の場面は、GK菅野の好セーブに救われた。
27 キム・チャンス 5.5
武藤と激しい肉弾戦を展開。宇賀神を含めた2枚での攻撃に押されながら耐えた一方で、前半アディショナルタイムにエデルソンのクロスに合わせたヘッドは枠を外し、翌12日の30歳の誕生日を自ら祝えず。
MF
7 大谷秀和 5.5
公式戦5試合ぶりの復帰。自陣に侵入してくる相手に振り切られる場面も散見され、動きにキレを欠いた印象は否めない。
8 茨田陽生 5
最終ラインをフォローし、興梠をケアしながらセカンドボールを素早く回収。守備では役割を果たしていたが、肝心の攻撃では思うように前にボールを当てられず、58分に膝を痛めて自ら交代を申し出た。
15 武富孝介 5.5
ほとんど前を向けなかった前半から一転、後半は中盤でボールを受けて前線へ供給。この男のエンジンがかかるのがもう少し早ければ展開は違ったか。
FW
9 工藤壮人 5
ボールを受けてもサイドに追いやられ、なかなかボックス内で勝負できず。75分、こぼれ球に素早く反応してようやく掴んだ決定機もシュートはポストに嫌われた。
11 エデルソン 5
1タッチプレー、サイドチェンジ、プレスと攻守で周囲とイメージにズレがあり、ほとんど機能せず。試合途中にスライドしたCFでも目立った仕事ができずに、54分に無念の交代を命じられた。
30 クリスティアーノ 5.5
浦和の厳しいマークに四苦八苦。地面に打ち付けられて顔をゆがめる場面が何度もあり、個の力を完全に封じられてしまった。
交代出場
MF
26 太田徹郎 5.5
右ウイングに入り、攻撃の起点としてはある程度機能。ただ、アグレッシブさに欠けた印象で、ボールロスト→カウンターの嫌な流れが目に付いた。
DF
3 近藤直也 5.5
茨田の負傷で緊急出場。5バックの中央に入って浦和のCFと駆け引きを繰り返したものの、失点の場面は高木への寄せが甘くなってしまった。
MF
25 小林祐介 -
中盤でイニシアチブを握ろうとする相手の攻撃を遮断。運動量を活かしてピッチを奔走したが、出場直後にチームは失点を喫した。
監督
吉田達磨 5
5バックを敷く現実的な戦いを選択。相手の半分以下のシュートしか打てず、決定的な場面も2回しかなかったことを考えれば、納得のいく内容ではない。ACLの準々決勝・第2戦に向けて勢いを付けられなかった。
取材・文:塚越 始、小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。