アデミウソン、藤本ら移籍組の溶け込みも順調に。
毎年のことながらオフの過ごし方は選手それぞれで、それゆえこの1次キャンプでは、選手ごとにフィジカル面での差は否めないが、それぞれに明確なビジョンを描きつつ、かつ、課題と変化を自身に求めてトレーニングに向き合っている。
また、もともとのチームの『ウェルカム』な空気感もあってだろう。アデミウソンや藤本淳吾ら移籍組の溶け込みも早く、全体的な雰囲気もいい。さらにトレーニング以外のところに目を向けると、毎年、この1次キャンプでは選手たちに2人部屋が用意されているのだが、その組み合わせも興味深い。
今季は例えば、藤本淳吾と宇佐美貴史、丹羽大輝と野田裕喜、藤春廣輝と初瀬亮、というように『ベテランと若手』や『同じポジション同士』など、いろんな『初顔合わせ』が多い。そのなかで、様々なコミュニケーションが生まれたり、若手が刺激を受けたりしているのも間違いないだろう。
「ハルくん(藤春廣輝)には昨年末に練習に参加していた時もいろんな話をしてもらいましたが、このキャンプでも結構いろんな話をしてくれます。いい刺激をもらっています」(初瀬)
なお、この1次キャンプではボールを使ったフィジカルトレーニングを組み込みながら、キャンプ後半には「戦術的な要素も少しずつ入れながらチームを作っていく」と長谷川監督は語っている。
そのうえで、最終日となる24日にはF.C.那覇とのトレーニングマッチが予定されている。そこでは「最低でも一選手あたり、45分間はプレーすること」(長谷川監督)になりそう。もっとも、今年最初のトレーニングマッチゆえ、戦術的な仕上がりはまだまだこれからという状態にはあるはずだが、新加入選手を含めてどんな組み合わせ、アピールが見られるのか、楽しみにしたい。
取材・文:高村美砂(フリーライター)
また、もともとのチームの『ウェルカム』な空気感もあってだろう。アデミウソンや藤本淳吾ら移籍組の溶け込みも早く、全体的な雰囲気もいい。さらにトレーニング以外のところに目を向けると、毎年、この1次キャンプでは選手たちに2人部屋が用意されているのだが、その組み合わせも興味深い。
今季は例えば、藤本淳吾と宇佐美貴史、丹羽大輝と野田裕喜、藤春廣輝と初瀬亮、というように『ベテランと若手』や『同じポジション同士』など、いろんな『初顔合わせ』が多い。そのなかで、様々なコミュニケーションが生まれたり、若手が刺激を受けたりしているのも間違いないだろう。
「ハルくん(藤春廣輝)には昨年末に練習に参加していた時もいろんな話をしてもらいましたが、このキャンプでも結構いろんな話をしてくれます。いい刺激をもらっています」(初瀬)
なお、この1次キャンプではボールを使ったフィジカルトレーニングを組み込みながら、キャンプ後半には「戦術的な要素も少しずつ入れながらチームを作っていく」と長谷川監督は語っている。
そのうえで、最終日となる24日にはF.C.那覇とのトレーニングマッチが予定されている。そこでは「最低でも一選手あたり、45分間はプレーすること」(長谷川監督)になりそう。もっとも、今年最初のトレーニングマッチゆえ、戦術的な仕上がりはまだまだこれからという状態にはあるはずだが、新加入選手を含めてどんな組み合わせ、アピールが見られるのか、楽しみにしたい。
取材・文:高村美砂(フリーライター)