大半が低調な出来だったFC東京のなかで、平山の存在感が際立つ。

【警告】甲府=黒木(32分)、稲垣(72分) FC東京=駒野(10分)、森重(37分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】平山相太(FC東京)

甲府に先制され苦しい展開となったFC東京は、今季リーグ戦初先発の平山(9番)が同点ゴールを奪取。3連敗は免れた。写真:J.LEAGUE PHOTOS
【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 5.5
前半の失点に責任を押し付けるのは酷だろう。ただ、味方へのパスミスでピンチを招きかけたのはいただけない。
DF
2 徳永悠平 5.5
積極的に高い位置を取りクロスを供給するも、チャンスにはつながらず。前半は何度かミスパスも見られた。
3 森重真人 5
クリスティアーノに簡単に背後を突かれるなど、本来のパフォーマンスから程遠い出来。ポジショニングはやや中途半端だった。
5 丸山祐市 5.5
前半は、マークする相手を捕まえきれずピンチを招く場面も。後半は幾分持ち直したが、総じて安定感に欠いた印象は否めない。
50 駒野友一 5.5
何度か背後を突かれた前半は、松橋へのラフプレーで警告を受けた。セットプレーで同点ゴールをアシストしたのが唯一の見せ場だった。
MF
7 米本拓司 5.5
素早く相手に身体を寄せ、鋭いボール奪取を見せたのは序盤のみ。以降は、ダイナミックなプレーが陰を潜める。
10 梶山陽平 5.5
中盤の底でボールを散らすだけで、効果的な働きはなかった。前半は不用意なパスミスも散見される。
17 河野広貴 5.5(OUT 72分)
何度かチャンスはあったが、どれも仕留めきれなかった。クロスバー嫌われた開始早々のシュートが決まっていれば、チームの流れも良くなっていただろう。
44 阿部拓馬 5
ボールを呼び込む動作はすれど、甲府の徹底したマークを剥がせずシュート0本に。凱旋試合でまったく躍動感を示せなかった。
FW
9 平山相太 6.5(OUT 85分)
高さとキープ力を活かし、甲府守備陣に脅威を与え続ける。前半は沈黙していたが、ボールが集まり出した後半に本領発揮し、FKから同点ゴールを奪う。
16 ネイサン・バーンズ 5.5(OUT 62分)
相手の執拗なマークに苛立ちを見せる場面が多く、冷静さを欠いた印象。フリーで放った後半早々のシュートも大きく枠を外した。
交代出場
FW
11 ムリキ 5.5(IN 62分)
キープ力と高質なテクニックに「違い」を感じさせ、危険な香りを漂わせる。ただ、中盤に下がってボールを受ける頻度が多く、次第に存在感が薄れた。
FW
48 水沼宏太 5.5(IN 72分)
サイドからの積極的な仕掛けで打開を図る。ムリキとのコンビネーションに可能性も感じさせたが、あと一歩を欠いた。
FW
20 前田遼一 ―(IN 85分)
ボールに触る機会は限られ、終盤は前線で孤立気味に。途中出場した効果はあまり感じられなかった。
監督
城福 浩 5.5
平山の起用は結果的に当たったが、内容が不安定だった印象は拭えない。スタイルの確立にはまだ時間がかかりそうだ。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
47 秋元陽太 5.5
前半の失点に責任を押し付けるのは酷だろう。ただ、味方へのパスミスでピンチを招きかけたのはいただけない。
DF
2 徳永悠平 5.5
積極的に高い位置を取りクロスを供給するも、チャンスにはつながらず。前半は何度かミスパスも見られた。
3 森重真人 5
クリスティアーノに簡単に背後を突かれるなど、本来のパフォーマンスから程遠い出来。ポジショニングはやや中途半端だった。
5 丸山祐市 5.5
前半は、マークする相手を捕まえきれずピンチを招く場面も。後半は幾分持ち直したが、総じて安定感に欠いた印象は否めない。
50 駒野友一 5.5
何度か背後を突かれた前半は、松橋へのラフプレーで警告を受けた。セットプレーで同点ゴールをアシストしたのが唯一の見せ場だった。
MF
7 米本拓司 5.5
素早く相手に身体を寄せ、鋭いボール奪取を見せたのは序盤のみ。以降は、ダイナミックなプレーが陰を潜める。
10 梶山陽平 5.5
中盤の底でボールを散らすだけで、効果的な働きはなかった。前半は不用意なパスミスも散見される。
17 河野広貴 5.5(OUT 72分)
何度かチャンスはあったが、どれも仕留めきれなかった。クロスバー嫌われた開始早々のシュートが決まっていれば、チームの流れも良くなっていただろう。
44 阿部拓馬 5
ボールを呼び込む動作はすれど、甲府の徹底したマークを剥がせずシュート0本に。凱旋試合でまったく躍動感を示せなかった。
FW
9 平山相太 6.5(OUT 85分)
高さとキープ力を活かし、甲府守備陣に脅威を与え続ける。前半は沈黙していたが、ボールが集まり出した後半に本領発揮し、FKから同点ゴールを奪う。
16 ネイサン・バーンズ 5.5(OUT 62分)
相手の執拗なマークに苛立ちを見せる場面が多く、冷静さを欠いた印象。フリーで放った後半早々のシュートも大きく枠を外した。
交代出場
FW
11 ムリキ 5.5(IN 62分)
キープ力と高質なテクニックに「違い」を感じさせ、危険な香りを漂わせる。ただ、中盤に下がってボールを受ける頻度が多く、次第に存在感が薄れた。
FW
48 水沼宏太 5.5(IN 72分)
サイドからの積極的な仕掛けで打開を図る。ムリキとのコンビネーションに可能性も感じさせたが、あと一歩を欠いた。
FW
20 前田遼一 ―(IN 85分)
ボールに触る機会は限られ、終盤は前線で孤立気味に。途中出場した効果はあまり感じられなかった。
監督
城福 浩 5.5
平山の起用は結果的に当たったが、内容が不安定だった印象は拭えない。スタイルの確立にはまだ時間がかかりそうだ。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。