スペイン――指揮官交代の影響を感じさせず。
[ロシアW杯グループB]ポルトガル 3-3 スペイン/6月15日/フィシュト(ソチ)
【スペイン|採点・寸評】
チーム 5.5
監督交代の影響をほぼ感じさせず、持ち前のポゼッションサッカーで試合を支配し(パス757本はポルトガルのほぼ倍)、本来のスタイルとは異なるがジエゴ・コスタへの放り込みも機能した。しかし、C・ロナウドにしてやられて勝点は1止まり。87分まで勝っていた試合だけに、「勝点2を失った」印象のゲームとなった。
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 4.5
PKの1点目とFKの3点目はほぼノーチャンス。しかし2点目は、C・ロナウドのシュートが強烈だったのは確かだが、無回転のシュートに対してキャッチを選択し、弾かれた。「世界屈指の守護神」と謳われるGKとしてはミスに分類されるプレーだろう。
[DF]
3 ジェラール・ピケ 5
キレキレだったC・ロナウドの対応に苦戦。空中戦では互角だったものの、地上戦ではスピードに付いていけず常に後手の対応を強いられた。
4 ナチョ 6
3分にいきなりPKを献上。しかし、その後はしっかり立て直し、攻守で堅実なプレーを見せる。58分にはこぼれ球に反応して見事な右足ボレーを叩き込んだ。
15 セルヒオ・ラモス 6.5
対面のグエデスをほぼパーフェクトに抑え込み、ピケのフォローにも奔走。パス精度も絶品で、とりわけサイドチェンジのフィードが冴え渡った。
18 ジョルディ・アルバ 6
攻撃時はほとんどウイング然とした振る舞いを見せ、コンビネーションから左サイドを崩し幾度となくフィニッシュをお膳立て。B・シウバへの守備対応も及第点だった。
【スペイン|採点・寸評】
チーム 5.5
監督交代の影響をほぼ感じさせず、持ち前のポゼッションサッカーで試合を支配し(パス757本はポルトガルのほぼ倍)、本来のスタイルとは異なるがジエゴ・コスタへの放り込みも機能した。しかし、C・ロナウドにしてやられて勝点は1止まり。87分まで勝っていた試合だけに、「勝点2を失った」印象のゲームとなった。
[GK]
1 ダビド・デ・ヘア 4.5
PKの1点目とFKの3点目はほぼノーチャンス。しかし2点目は、C・ロナウドのシュートが強烈だったのは確かだが、無回転のシュートに対してキャッチを選択し、弾かれた。「世界屈指の守護神」と謳われるGKとしてはミスに分類されるプレーだろう。
[DF]
3 ジェラール・ピケ 5
キレキレだったC・ロナウドの対応に苦戦。空中戦では互角だったものの、地上戦ではスピードに付いていけず常に後手の対応を強いられた。
4 ナチョ 6
3分にいきなりPKを献上。しかし、その後はしっかり立て直し、攻守で堅実なプレーを見せる。58分にはこぼれ球に反応して見事な右足ボレーを叩き込んだ。
15 セルヒオ・ラモス 6.5
対面のグエデスをほぼパーフェクトに抑え込み、ピケのフォローにも奔走。パス精度も絶品で、とりわけサイドチェンジのフィードが冴え渡った。
18 ジョルディ・アルバ 6
攻撃時はほとんどウイング然とした振る舞いを見せ、コンビネーションから左サイドを崩し幾度となくフィニッシュをお膳立て。B・シウバへの守備対応も及第点だった。
[MF]
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
グエデスのプレスをいなしきれずパスワークが淀みがちで、17分という早い時間帯にイエローカードをもらった影響か、守備でもややアグレッシブさを欠いた。55分のヘディングによるアシストは素晴らしかったが。
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(70分OUT)
21分のスラロームドリブル、25分のスルーパス、38分のワンタッチパスなど随所で「らしさ」を見せつける。疲れが見えた70分にベンチに下がる際には、スタンドから大きな拍手が送られた。
8 コケ 6
シルバ、イニエスタ、イスコが自由にポジションを変えながら動く中で、ボールのラインより後ろでバランスワークに専念。カルバリョやモウチーニョへのプレスも効いていた。
5 セルヒオ・ブスケッツ 5.5
グエデスのプレスをいなしきれずパスワークが淀みがちで、17分という早い時間帯にイエローカードをもらった影響か、守備でもややアグレッシブさを欠いた。55分のヘディングによるアシストは素晴らしかったが。
6 アンドレス・イニエスタ 6.5(70分OUT)
21分のスラロームドリブル、25分のスルーパス、38分のワンタッチパスなど随所で「らしさ」を見せつける。疲れが見えた70分にベンチに下がる際には、スタンドから大きな拍手が送られた。
8 コケ 6
シルバ、イニエスタ、イスコが自由にポジションを変えながら動く中で、ボールのラインより後ろでバランスワークに専念。カルバリョやモウチーニョへのプレスも効いていた。